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北海道の交通関係
札幌市営地下鉄開業50周年記念、おなかの出っ張り解消に沿線を歩いてみる(真駒内-澄川)
2021/12/24
当サイト管理者、いよいよお腹周りが出ておりまして、健康診断的に「積極的支援」の烙印を押されるという、非常に困った事態になっています。ええ、わかっているんです。在宅勤務が続いたことで、まぁ運動していませんので。
とはいえ、春から秋にかけて自転車旅や徒歩旅は結構頑張っているのでございます。結果が伴っていないだけです。
今回「冬期の徒歩旅実践」ということもありまして、地下鉄や車での訪問は何度もあるものの、全く歩いた記憶の無い地下鉄沿線を歩いてみようという企画であります。
ちなみに1万歩歩くと約7kmとのことですので、今回は真駒内駅から営業キロで7.5km先の中島公園駅を目指すということになります。
ドニチカきっぷ
札幌市営地下鉄は土曜・休日専用の一日乗車券「ドニチカきっぷ」を発売しています。地下鉄全線を520円で1日乗り放題となり、単純な往復でも元が取れる区間が多いこともありますので、人気の切符でございます。この切符のいい面の一つが同一駅での改札出入りも自由になること。今回は駅の外部だけでなく改札内も見たいので、入場券代わりとしても使えるこの切符は非常に役に立ちます。札幌市交通局 ドニチカきっぷ
https://www.city.sapporo.jp/st/josyaken/doni-chika/donichika.html
「ドニチカキップ」は、土曜日・日曜日・祝日及び年末年始(12月29日から1月3日まで)のいずれか1日にご利用いただける地下鉄専用1日乗車券です。
・発売額
大人:520円
こども:260円
ドニチカきっぷ
以前はプラスチックカード(旧ウィズユーカードのような硬質なもの)でしたが、現在は通常の切符同様の紙製となっています。
真駒内駅
さっそくそのドニチカきっぷで真駒内駅に降り立ちました。札幌市営地下鉄は南平岸以南を高架構造で外を走りますが、シェルターに守られていますので大雪の中でも安心です。この歩き旅の前日、札幌では50cmを越える積雪となり、私も自宅の雪かきに奔走。それまでほとんど雪が降らなかった札幌に突然の大雪ということもあって道路交通やJRにも輸送障害がありましたが、地下鉄は問題なく運行されます。このシェルターがどれだけ意味があるかということです。南側は旧定山渓鉄道の線路跡地に作られた地下鉄南北線ですが、真駒内駅の位置は大幅にずれています。緑ヶ丘停留場のほうが近いかもしれません。この位置に設置されたのは札幌オリンピックの選手村であった五輪団地やバスターミナルなどの問題があったような気がします。札幌オリンピックの競技場方面なら、五輪通付近にあった旧真駒内駅のほうが近かったと思われるからです。
ホーム
まずはホームにおり立ちましたので、ホームから見学です。




改札口・券売機

南側改札口(改札内)

南側改札口(改札外)
南側の改札口は1999年に開設されたと記憶しています。特に南側バスターミナルへのアクセスが便利になっており、ホーム中央部の階段・エスカレータの混雑緩和にも繋がっています。地下鉄駅の2箇所以上の非常出口を整備する意図もあろうかと思いますが、石山・定山渓方面へのバス乗り継ぎでの歩行距離が短くなり利便が高まったと思われます。
ピアハーブ店舗は日本園芸療法士協会の店舗で、障害者の就労施設でもあります。真駒内駅には南側と北側2店舗が入っています。

駅内通路・トイレ

券売機スペース
南改札付近には券売機はなく、駅全体でもここの3台のみで乗車券購入が可能になっています。

北側改札口(改札外)
メインの改札口は北改札口となっています。こちらの改札機前にもピアハーブ店舗があります。

定期券販売所
南側のバスターミナル内に定期券販売所があります。札幌市交通局では大通駅の他8駅に定期券販売所を設けていますが、休日に営業するのは大通駅のみとなります。SAPICA定期券は券売機でも更新できるのですが、バスを含むと窓口での購入が必要となります。
バスターミナル
北側と南側2箇所のバスターミナル待合室があります。地下鉄からバスは概ね濡れずに乗り継ぎが可能です。北側バスターミナルにはセブンイレブンと花屋さん(花工房21真駒内店)が入っています。また、トイレも設置されています。当駅は駅内のセブンイレブンに珍しく24時間営業店です。

北側バスターミナルのセブンイレブンは24時間営業。トイレも設置

北側バスターミナルの着車案内。あくまでもバスが到着したことを表示するだけのもの
バスターミナルの案内表示ですが、行き先や時刻を案内するものではなく、バスが着車したときにセンサーで感知し「○番乗り場にバスが到着しました」と表示と音声案内をするものです。

南側バスターミナル待合室のトイレ

南側バスターミナル待合室の着車案内

南側バスターミナル
トイレが比較的多く設置されているのは良い面です。
なおここまで駅舎やバスターミナルの壁に動物がデザインされていますが「真駒内駅ナカアート(地下鉄真駒内駅構内のアート装飾)」として地域住民や札幌市立大学の協力で行われたものです。
駅舎外観
駅舎は高架駅ですので私鉄の終着駅のような、地下鉄っぽくない外観になります。駅前にはT字路となっており、現在は歩車分離信号になっていることもあり、若干信号待ち時間が長い印象です。

真駒内駅全景

真駒内駅正面の表示

真駒内駅正面

駅前に設置されている札幌オリンピックのモニュメント
それもあって、信号無視の歩行者が多いことも問題になっています。現在再開発の予定があり、道路を閉鎖する事も考えているようです。北海道内では野幌駅が道路を廃止しバスターミナルへの導線内で道路を渡らない形にしていますが、それに続くか期待です。
留置線
南側留置線の方向に行ってみましょう。バスターミナルから南側留置線脇は歩道が無く歩行者の通行ができません。真駒内配水池側へいくことができる遊歩道が整備されていて、ここから留置線のシェルターの上を通ります。

留置線は立木の奥になります

冬期だから見える留置線のシェルター部

本線とはシェルターの構造が違います

シェルターを越える遊歩道があり、そこから先端部

遊歩道から駅方面。シェルター屋根は立入できない
駅方向を見るとシェルターの違いがよくわかります。ガラスブロックの窓が見えますが、ホームから除いた限りは外部の光が入っているようには見えませんね。
この留置線を撮影した動画がYoutubeにありましたのでリンクします。
再開発
札幌市は真駒内駅前地区の再開発を検討しており、これに関する資料も公開されています。
札幌市 真駒内駅前地区まちづくりに関するオープンハウスの開催について
https://www.city.sapporo.jp/keikaku/kougai/makomanai/openhouse.html

交通環境に関する主な地域要望

案1 駅と駅前街区を歩行空間でつなぎ人・公共交通主体のまちづくりを目指す案

案2 現状の道路網を活かしたまちづくりを目指す案











なおここまで駅舎やバスターミナルの壁に動物がデザインされていますが「真駒内駅ナカアート(地下鉄真駒内駅構内のアート装飾)」として地域住民や札幌市立大学の協力で行われたものです。
駅舎外観
駅舎は高架駅ですので私鉄の終着駅のような、地下鉄っぽくない外観になります。駅前にはT字路となっており、現在は歩車分離信号になっていることもあり、若干信号待ち時間が長い印象です。

真駒内駅全景

真駒内駅正面の表示

真駒内駅正面

駅前に設置されている札幌オリンピックのモニュメント
それもあって、信号無視の歩行者が多いことも問題になっています。現在再開発の予定があり、道路を閉鎖する事も考えているようです。北海道内では野幌駅が道路を廃止しバスターミナルへの導線内で道路を渡らない形にしていますが、それに続くか期待です。
留置線
南側留置線の方向に行ってみましょう。バスターミナルから南側留置線脇は歩道が無く歩行者の通行ができません。真駒内配水池側へいくことができる遊歩道が整備されていて、ここから留置線のシェルターの上を通ります。

留置線は立木の奥になります

冬期だから見える留置線のシェルター部

本線とはシェルターの構造が違います

シェルターを越える遊歩道があり、そこから先端部

遊歩道から駅方面。シェルター屋根は立入できない
駅方向を見るとシェルターの違いがよくわかります。ガラスブロックの窓が見えますが、ホームから除いた限りは外部の光が入っているようには見えませんね。
この留置線を撮影した動画がYoutubeにありましたのでリンクします。
再開発
札幌市は真駒内駅前地区の再開発を検討しており、これに関する資料も公開されています。
札幌市 真駒内駅前地区まちづくりに関するオープンハウスの開催について
https://www.city.sapporo.jp/keikaku/kougai/makomanai/openhouse.html

交通環境に関する主な地域要望

案1 駅と駅前街区を歩行空間でつなぎ人・公共交通主体のまちづくりを目指す案

案2 現状の道路網を活かしたまちづくりを目指す案









再開発
札幌市は真駒内駅前地区の再開発を検討しており、これに関する資料も公開されています。札幌市 真駒内駅前地区まちづくりに関するオープンハウスの開催について
https://www.city.sapporo.jp/keikaku/kougai/makomanai/openhouse.html
交通環境に関する主な地域要望 案1 駅と駅前街区を歩行空間でつなぎ人・公共交通主体のまちづくりを目指す案 案2 現状の道路網を活かしたまちづくりを目指す案
札幌市は駅前の平岸通を迂回させて駅前広場を拡張する「案1」を推しているのがわかりますが、地域住民はやはり車が不便になるのを嫌っているのもわかります。
真駒内駅前の再整備計画案 市、住民意見の聴取開始
2021/12/03 北海道新聞 札幌市内面
> 真駒内駅前に広がる約5ヘクタールの大まかな整備計画案と、駅前の道路を一部付け替えた場合の交通渋滞に関するシミュレーションをパネルや動画などで紹介した。市民からは「道路は拡張しないのか」「駅前に喫茶店や買い物ができる場所を増やして」などの声が上がった。
真駒内駅付近は特に朝に通勤客の送迎が多く見られ、送迎車の駐車渋滞なども見られます。それも含めて解決が難しい面がありそうです。そしてもう一つ、道路横断が多いのは地下鉄シェルターの関係で歩道をつけにくいという構造面の問題もあります。
真駒内-自衛隊前
真駒内駅から線路に沿って歩きましょう。しばらくは平岸通りが平行しています。まず駅前にあるのが五輪団地。選手村として一部が使用されていた施設は札幌市の人口拡大に合わせた住宅団地造成と一体で設計されました。選手村に使われていた建物だけでなくオリンピック終了後もこの付近には大規模な団地が建ち並ぶことになります。それから50年近く経とうとしています。


札幌市交通局駐車場募集について
https://www.city.sapporo.jp/st/chuushajyou.html
この屋根、シェルターに積雪した雪がバスを待つ乗客に当たらないように設置された屋根です。雪とはいいますが、地下鉄電車が走るシェルター内の気温が高く、また、列車の振動もありますので、シェルターに積もった雪は溶けて外気温で氷結し、そして落下します。大きな氷がバスを待つ人や歩く人に当たることを防ぐためにこの付近は歩道を設置せずやむなく歩道をつけなければならないバス停に屋根をつけているということなんですね。
札幌市交通資料館
自衛隊前駅が近づいてきました。このあたりの高架下には札幌市交通局の様々な車両が展示されている交通資料館が設置されています。元々冬季閉鎖ですし、改修中であったりコロナ渦であったりで公開されていない状態です。車両自体は高架下ですので遠目にですが見ることは可能です。


自衛隊前駅
真駒内駅から1.7kmと札幌市営地下鉄では最も長い区間になります。まずここまで歩きました。まだまだ元気です。駅舎外観





雪まつりの真駒内会場が自衛隊敷地内で行われていた2005年までは臨時改札口が設置されていました。今は面影が少しだけわかるような、そんな感じですね。駅舎の外側にふきっさらしの階段があったんですが、現在は撤去されていますので、確実にそれとわかる場所がありません。
改札口・券売機
あまり大きな駅ではないのですが、コンコースは広めです。雪まつり輸送も考慮していたと思いますし、地下鉄職員さん用の施設も入っていたためです。






ホーム
相対式のホームとなります。後付けのエレベータに苦心しているのがわかります。





自衛隊前駅で入庫する列車は平日朝に5本だけあります。自衛隊前始発の列車はありません。
自衛隊前-澄川
さて、歩きを続けましょう。この区間は橋脚の耐震工事を行っているようですね。高架下は駐車場として使用されています。










(次回に続く)
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=1102