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北海道の交通関係
北海道の交通関係サイト終了のお知らせ
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留萌線一部廃線で代替交通と石狩沼田駅の変化
2023/04/12
2023年3月31日に留萌線石狩沼田-留萌が廃線となりました。それ自体は残念なことではありますが、その後の地域における交通網も気になるところです。
残念ながら今のところ見ることができたところは非常に少ないのではありますが、報道や公式情報から確認してみます。
留萌線として残った深川-石狩沼田
深川-石狩沼田間14.4kmだけが残りました留萌線ですが、地元との協議によりこの区間も2026年3月末での廃止が決定しています。残された3年の間の運行のためにJR北海道は石狩沼田駅の折り返し設備設置費用は全額を負担し、当然にその運行費用に関して地域からの支援はありません。JR留萌線 段階的廃止で地元自治体とJRが合意
2022年08月30日 NHK
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220830/7000050133.html
> JR北海道から段階的な廃止が提案されていた留萌線について、沿線の自治体の首長とJR北海道の社長が会談し、提案どおり石狩沼田駅と留萌駅の間を来年3月末で廃止し、残りの深川駅と石狩沼田駅の間は2026年3月末で廃止することで合意しました。
> また、深川駅と石狩沼田駅の間の鉄道の運行費用と折り返し設備の費用はJRが全額負担すること、鉄道廃止から最大で18年間分、代替交通への支援をJRが行うこと、JRから各自治体に対し、7000万円のまちづくり支援を行うことでも合意しました。
深川駅の変化
当然ではありますが、JR北海道はほぼ一夜にして留萌線の区間廃止における表示などの変更を行いました。





途中駅の変化
それでは残る区間に乗ってみましょう。旭川始発である石狩沼田行列車は今回はじめて設定されたもので、今までこの時間に普通列車の運行はされていませんでした。深川では数人が下車します。

乗り間違える人の考慮が必要かはともかく、JR北海道がローカル線の設備簡略化を進める方策は理解するものの、個人的には列車の行先を明示できないのは案内上よろしくないと思っています。
列車はマニアと思われる方が数人と地元利用の方が2人ほどを乗せて出発します。廃止直前に乗りに来る方はそれは多いのでしょうが、廃止後にも乗りに来てくれる人がいることは大切です。



252mの雨竜川橋梁を過ぎるとATSのベルと確認ボタン後のチャイムが。これは留萌までの線路があったときには設置されていなかったもので、石狩沼田駅からの滑走を防止するために新規設置されたものと思われます。沿線にはいくつかケーブルダクトなどの目新しい構造物を見かけていますので、今まで折り返しのない区間での折り返しは素人が考える以上に仕掛けが必要ということがわかります。
石狩沼田駅の変化
列車は石狩沼田駅に到着します。ワンマン音声案内でも留萌駅でそれが流れていたことと同様折り返し列車に乗車する際の座席に荷物を置かないよう案内が行われます。多くの乗客が単純に折り返すようです。まず、折り返しの列車を見送りましょう。
石狩沼田駅の列車停車位置は今回2両編成時の停車位置目標が設置されました。留萌方面では1両でも2両でも同一位置に停車していましたが、折り返し列車の深川方面の乗車位置を合わせる都合上到着列車の両数で停車位置がわかれることになります。当然に留萌方面への乗車位置案内と留萌方からの停車位置目標はもう必要がないので撤去されています。




石狩沼田駅は1994年まで交換設備を有していました。向側に2・3番ホームがあり跨線橋で結ばれていたことも記憶にあります。現在の駅舎は札沼線の区間廃止後1972年に新築されたものです。
さて、石狩沼田駅の旧駅舎と跨線橋が写る動画がありました。HTB北海道テレビのYoutubeチャンネルです。
国鉄&JR北海道の廃線路線シリーズ「札沼線~石狩沼田」
https://www.youtube.com/watch?v=Pd951NgFV-A
1994年に石狩沼田の交換設備が廃止、そして1997年に峠下まで、1998年に留萌までと分けて留萌線深川-留萌がCTC化されます。むしろ設備投資費用を抑える必要があるための石狩沼田の交換設備廃止ともいえるかもしれません。
結果、駅付近に民家が少なく利用の少ない峠下駅には1998年まで駅員を常駐させなければなりませんでした。石狩沼田駅もその管理駅として1998年まで直営の駅で交換設備がなくなった後も有人駅でありましたがこれと併せて無人化、簡易委託化されています。
それでは列車の出発を見てみます。列車発車の約1分前にスイッチを操作します。
余談ですが第6旭川留萌線踏切は北海道に唯一残った国道に残る踏切で、3年後には北海道内で国道が横断する踏切は全廃されることになります。
では、駅そのものの変化を見ていきましょう。
ホームは変わらず駅舎に接続する1本を使用しています。駅名標が残されていた向側2番ホームの駅名標は今回撤去されました。ホームの駅名標も1箇所のみで真布駅の表示がない新しいものに付け変わっています。
(2番線が使用停止になっている厚床駅など、JR北海道的には「生きている」ホームとは異なり、JR側のバリアフリー資料等でもホームは「1」となっている)
待合室内に大きな変化はありませんが、2021年に北海学園大学と沼田町、JR北海道による「石狩沼田駅リノベーション・プロジェクト」で内外をリニューアルし、窓口の位置も変更になりました。
JR北海道 北の大地の入場券 石狩沼田駅
https://www.jrhokkaido.co.jp/kitanodaichi/index.html#numata
駅舎の外観もリニューアルされています。以前との比較では随分印象が変わったことがわかります。
JRが運行する「通学バス」の変化
今回気になっていたのはJR北海道が2018年6月18日から運行を開始している「函館線接続バス」と2021年3月15日から運行されている「下校バス」の扱いについてです。これについては何度か記事にしています。留萌線通学バスと深川駅の朝時間帯の利用を見てきました(2021/04/22)
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=1040
石狩沼田駅の駅入口には2019年1月15日から「当面の間」としている通学バスの時刻が掲示されています。掲示というよりは「うち捨てられて」いるような置かれ方に、使う人が限られていることと、地元の方やリノベーションを担当した学生にもあまり興味を持って貰えないことがわかります。
2023-04-17追記
現在深川駅の掲示では「旧真布駅」「旧恵比島駅」と掲載され、恵比島までの通学バス運行が継続されているとのことです。
(この項追記)JR北海道の告知から見る留萌線バス転換後の絵
JR北海道 2023.02.17 留萌線(石狩沼田・留萌間)バス転換後の新しい交通体系について
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/230217_KO_Rumoi.pdf
新しい交通体系
後に触れますが、留萌市の乗合タクシー早朝便が2年間しか運行されないということは記載されていません。
JRに情報を提供後に変更になったのかもしれませんが、JR側も日高線と異なり時刻表提供などは行わないという面がありますので、これは自治体の「ゴネ方」の違いと言えましょうか。
いずれにしても正しい情報が無いのは困りますので、JR北海道は今からでも資料の修正を行った方が良いと思います。
沼田町営バスの変更と深川-沼田の路線バス
沼田町営バス
今回の廃線区間のうち沼田町内となる石狩沼田-真布-恵比島に関しては町営バスによる代替が行われます。既存の沼田町内-恵比島-幌新温泉への便を拡張した形での代替となります。沼田町 町営バスの運行について
https://www.town.numata.hokkaido.jp/section/kensetu/h0opp2000000448w.html
沼田町営バス時刻表 沼田町営バス路線図
沼田町乗合タクシー
また、町営バスの運行時間外は町民に関しては乗合タクシーの利用ができます。沼田町 令和5年4月1日からの乗合タクシーの運行について
https://www.town.numata.hokkaido.jp/section/kensetu/h0opp2000000kjfi.html
沼田町乗合タクシー 沼田町乗合タクシー時刻表 https://www.town.numata.hokkaido.jp/section/sangyou/jr/h0opp2000000kltd-att/h0opp2000000klwx.pdf 留萌方面へ行く場合、帰る場合
留萌方面への代替交通のご案内
ただし、乗合タクシーは基本的に沼田町内在住者のみの利用となり、町外利用者は登録・利用ができないとなります。
町外在住の一般利用者は乗合タクシーに乗車できないので、碧水(北竜町)を経由した留萌と沼田町内の往き来はできません。一般旅客は秩父別を経由したバス同士、バス-JRの乗り継ぎが必要です。
沼田町公共交通の留意点
●2つの「沼田駅」バス停沼田町営バスは今回石狩沼田駅ロータリー内に「石狩沼田駅前」バス停を新規に設置しました。既存の「沼田駅前」バス停は空知中央バス沼田駅前バス停と同一箇所になり、距離こそ離れていませんが、バス停が2箇所あることがわからないと、掲示時刻を見て混乱する可能性があろうかと思います。



●沼田駅前バス待合所になっている沼田町商工会の掲示
鉄道の廃止に対して、また「不安のない足を確保しなければならない」と涙のスピーチを行ったという沼田町の横山町長の気持ちとは裏腹に、お膝元の沼田駅前バス停の待合室となっている沼田町商工会内のバス時刻表掲示は古いままです。時刻自体が変わっているのですからこれでは困ります。
また、乗合タクシーに関する掲示も碧水接続の表示のない古いままです。
留萌本線(石狩沼田~留萌間)廃線で横山茂・沼田町長が涙のスピーチ
2023年04月01日 リアルエコノミー
https://hre-net.com/keizai/kotu/66599/
> セレモニー終了後に、横山町長は、本サイトに「何とかしたかったというのが、正直な気持ちだったので残念でならない。沿線住民には、鉄道がなくなることによる生活の不安がある。私たちは、生活の不安がない環境をつくらないといけない。それが使命。バス転換にするにしても、今は転換したバス事業そのものが廃止される状況。しっかりと不安のない足を確保しなければならない」と話した。
涙ぐみながらの挨拶だった理由を聞くと、「私は幌新生まれで、留萌鉄道に乗って恵比島駅で降り、小学校に通っていた。スピーチで感極まることはなくはないが、今日は特に……」
商工会にバス時刻表や乗合タクシーの掲示されていることは当然町の担当者はわかっているはずですので、早急な対処をお願いしたいところです。なお、空知中央バスの時刻表に関しては新しいものが掲示されています。
追記
5月13日現在沼田町商工会のバス時刻表表示が新しいものになっていることを確認しました。
●真布駅バス停の新設
既存の沼田町営バスのルートは真布駅を経由せず、真布駅側から町営バス利用は間を流れる幌新太刀別川を渡る橋を大きく迂回する必要がありました。
今回恵比島駅、真布駅を経由する早朝通学便2本、帰宅便1本を設定しています。駅がなくなった後に真布駅のバス停が設置されるというのは異例なことです。
深川-沼田の路線バス
さて、2026年以降深川-沼田のバス路線の中核を担うはずの路線バスですが、減便傾向が続いています。以前も紹介した2020年4月、2020年12月ダイヤから、さらに土日祝日に1本が減便しています。



では、今回は実際にこのバスに乗車してみます。20分前に列車が出て行ったこともありまして、バスを待つ人はいません。



踏切を渡り旭町、ここはボウリング場の跡地で、以前は賑わったのでしょう。ある程度沼田町内を循環する形ではありますが、町役場方面を回らないことも含めてバスとして利便が高くないのがルートとしても見えます。


1990年開業と早くからある町営温泉施設のちっぷゆう&ゆ前から温泉帰りの2名が乗車、深川市内の住宅地で降りていきましたので、全く需要がないわけでもありません。ただ、このバス停も留萌方の沿岸バス・道北バスは同じ位置に秩父別1丁目バス停がありますが、逆側はズレているなど微妙にわかりにくいです。

留萌-旭川の特急便新設と既存バス・乗合タクシー
今回都合上留萌側を見ることができておらず、また、旭川にその時間に行ったにもかかわらずすっかり失念してバスを見てきておりません。時間を作って後日行こうかと思っております。・特急あさひかわ号
今回代替交通の目玉として運行を開始したのが特急あさひかわ号です。羽幌・苫前・小平・留萌を経由し、留萌からは旭川まで高速道路を使用し直行するというものです。沿岸バス 特急あさひかわ号
http://www.engan-bus.co.jp/01_expressbus/91_asahikawa_express/index.html
http://www.engan-bus.co.jp/10_pdf/20230215_asahikawa_express.pdf
特急あさひかわ号
留萌-旭川でみますと所要時間1時間25分となり、鉄道時代よりも早く旭川に到着できることになります。ただし、3年間の実証運行という縛りがありますので、利用状況によってはこの路線も廃止されてしまう危険性があります。
運行時間帯や経由地を見てわかるとおり、旭川の病院に行く必要がある留萌管内利用者がターゲットになりますので、なかなか一般的な利用者が確保できるかが難しい面でしょう。
・旭川-深川-峠下-留萌路線バス
長らく10往復が沿岸バスと道北バスにより運行されていたこの路線も2020年に8往復に、2022年10月にはついに5往復まで減便されました。鉄道代替の役目を負わされることを極端に嫌ったようなタイミングでの減便とも言えましょう。80年代の国鉄廃線と大きく異なるのは、鉄道利用者のバス移転が想定されないことでもありましょう。留萌線の留萌方の利用は留萌駅の乗降数だけで見てもコロナ渦前ですら100人を下回っている。こうなると利用者は1便あたり5人にも満たないことになります。
JR北海道 列車別乗車人員 留萌線
https://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/5senku/5_03_data.pdf
列車別乗車人員2021年 列車別乗車人員2019年
こうなるとバス側も鉄道の輸送人員が増えたところで増便できる意味を見ることができない、補助を出す自治体側もその金額を抑えようとするとなってしまう面があります。
結果5往復まで減便した路線バスがそのまま1便たりとも増えないということになります。本音は無料の深川留萌道があって、多くの人が自家用車で移動するのに何故バスを維持する必要があるの?ということです。観光などの話をしても実際直接車で来る人がほとんどなら公共交通を観光のために維持するという意識も少なくなるということです。そして設定時間を見てわかるとおり通学需要はほとんど発生しないという面があります。
そして留萌市の単独補助路線である通学用路線留萌峠下線に関してもスクールバスやデマンド路線などとの統合が検討されています。
旭川-留萌に関しては「特急あさひかわ号」と路線バスの乗車券・回数券に共通性が無く運賃も異なるという問題があります。実証運行だから収入を確定させたいという面がありましょうが、特急便の回数券で帰り一般路線利用ができない、一般路線の金券式回数券が特急便で利用できないなど、あまりにも不便と言わざるを得ません。結果的に利用者にわかりにくいと思わせてしまうことの不便さがあります。それには理由があるのは理解しますが、鉄道が無くなったんだからわかりやすく便利な公共交通に再編しましょうねという考えがない、場当たりに旭川行きの速達便があればいいという考え方になってしまった残念さがあります。
・乗合タクシー
今回設定された乗合タクシーに関する公式的な資料は留萌市の資料になりましょう留萌市 JR留萌本線廃止に伴う代替交通等について
https://www.e-rumoi.jp/seisaku/page15_00348.html
JR留萌本線廃止に伴う代替交通等について JR留萌本線廃止に伴う代替交通等について
乗合タクシーは留萌発朝2便、夜1便、深川発朝夜1便という運行になりますが、早朝1便は2年間、夜間便は3年間という期限付きの運行となります。利用に際しては定期通学利用以外は予約が必要となります。
この乗合タクシーが2年または3年の運行というのは、現時点の通学生の一般的な通学年数だけ運行すれば良いというのが留萌市としての観点であると思われます。
ただ、留萌市で子育てをする、学校への通学が必要になるというときに、留萌管内には存在しない高等教育機関を思えば、せめて旭川・深川・滝川市内の大学・短大・専門学校に通えることは設定しておいてもよいのではないか?今後学生が発生したら「困る」と留萌市が考えているように見えてしまうのは、地域の子供たちには「その町に住むな」ということでもあるわけです。
留萌-沼田・深川・札幌・旭川の概略時刻表
作成しましたので何かの参考になればどうぞ。留萌-沼田・深川・札幌・旭川の概略時刻表
https://traffic.north-tt.com/txt/20230412_01.xlsx
https://traffic.north-tt.com/txt/20230412_01.pdf
留萌-札幌 留萌-旭川 留萌-深川 留萌-沼田 沼田-深川
特に留萌から「乗合タクシー」がどういう層を設定しているのか?そして、留萌市がこの公共交通体制しか取れないという現実というのも感じます。
時刻表を見てもわかりますが、深川駅も秩父別付近もバスの接続点や鉄道との乗り継ぎが非常に行いにくくなっています。
深川市は深川駅周辺に「複合施設」を整備し、ここにバスターミナル機能を設けるとしています。
深川駅周辺複合施設 基本計画素案まとまる
2022年09月06日 北海道建設新聞
https://e-kensin.net/news/151105.html
>深川市は、深川駅周辺複合施設整備の基本計画素案をまとめた。規模は、現在の中央公民館と同じ3階、延べ2000m²と想定。概算事業費に21億3000万円を見積もった。
> 屋内に多目的スペースやカフェ、会議室・研修室、多目的ホールを設置。屋外には多目的広場を設けているほか、公共交通の拠点として待合、公共交通レーン、屋根付きの乗降場を整備する。
場所は現在ホッコンみほろ公園として公開されている敷地となります。
石狩沼田駅の「終端」
今回は石狩沼田までの訪問でありますが、いくつかの写真を撮ってきました。石狩沼田駅から留萌側の終端が設置された植林道路踏切です。





こんな路線といっては失礼ですがコンクリート枕木が設置されているなど、ある程度留萌線を維持するための努力が行われたこともわかります。
まだ鈍く光るレールは、幾ばくもなく錆に覆われていくことでしょう。寂しいことではあります。しかし、それを何度経験して、新しい住民の足を設定しても、その足はなかなか使われず、そして、実際に使う必要がある学生の意見もなかなか伝わっていかないのです。