北海道の交通関係


北海道の交通関係サイト終了のお知らせ

当サイトは終了することといたしました。本件に関しましては以下をご確認ください。
当サイトは2023年12月末で閉鎖することといたしました


札沼線・留萌線の廃線跡を少し見てきました。

2023/05/15

2020年5月に廃止された札沼線北海道医療大学-新十津川と先月2023年4月に廃止された留萌線石狩沼田-留萌の廃線跡をいくつか見てきました。

札沼線については廃止から3年が経つことで設備の撤去が進んでおり、跡地を利用する観点から特に農地に隣接する付近はもうしばらくすると線路があったことすらわからなくなるような場所も出てこようかと思います。まず、当別町からお邪魔しましょう。

札沼線・当別町区間

当別町区間は石狩金沢・本中小屋・中小屋はの駅舎の撤去が行われているくらいで昨年から大きな変更はなさそうです。
(距離は起点桑園駅からの営業キロ)

28.9km 北海道医療大学駅

 北海道医療大学駅
北海道医療大学駅
 北海道医療大学駅
北海道医療大学駅
鉄道代替の路線バスは本数を減らしつつも運行されています。もとより鉄道では連絡していたとはいえ町同士のつながりがほとんど無いことから交付金を利用してのバス運行は続くものの、実際の利用は少ないという面があります。この日見かけたのは代走のバスですが車内に人影はありませんでした。

31.1km 石狩金沢駅

35.6km 本中小屋駅

38.8km 中小屋駅

既に駅舎は撤去されていますが、ホームは駅名標の枠なども含めて現存しています。途中の線路も一部は撤去が進んでいます。
 線路跡の住宅用地
線路跡の住宅用地
 線路跡の住宅用地
線路跡の住宅用地
地元の辻野建設工業が住宅用地として線路跡も含めた周辺の宅地化を行うとしています。これは好意的に報道でも取り上げられています。

<朝の食卓>辻野浩 生まれ変われ! 線路跡地
2023年02月25日 北海道新聞
>私の建設会社は昨年、JRから石狩管内当別町内の線路跡地を取得し、一部では線路を残したまま、宅地化を目指しています。
元の形態や使用法を変え、開発し、維持してきた人の苦労や記憶、投入されたパワーを次の時代につなげていけないものか。線路の廃止が投げかける問いです。


ただ、線路に小屋を設置したような形の建物は基礎的なものがないようであまり長く使おうというようなものではなさそうではあります。

札沼線跡 線路上の小屋いかが 当別・辻野建設が土地発売 「新たなコミュニティーを」
2022年12月16日 北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/775759
> 【当別】町内の辻野建設工業は、2020年に廃線となったJR札沼線の線路跡地をJR北海道から取得し、線路を残したまま、小屋を建てる土地として販売を始めた。一般住宅用の土地も準備した。使われなくなった線路を活用し、新たなにぎわいをつくりたい考えだ。
 販売されているのは、旧石狩金沢駅から北東に約3キロの土地。同社は今年2月に旧石狩金沢―旧本中小屋間の土地約2万平方メートルと線路約1057メートルを取得した。


この建物は見かけましたが、既に私有地施設のものということで写真は無しです。なお、当別町はJRから廃線跡地の譲渡を受けないとしていますので、その後の活用が無ければ現状のままとなりそうです。立入禁止とはいえ駅名標枠などが老朽化する前に撤去することが望まれます。


札沼線・月形町区間

昨年石狩月形駅が解体され、町としても月ヶ岡駅と豊ヶ岡駅の一部以外は特に保存の予定はありません。札比内駅は今のところ駅舎が残されています。

41.6km 月ヶ岡駅

 2022年10月月ヶ岡駅跡
2022年10月月ヶ岡駅跡
 2022年10月月ヶ岡駅跡
2022年10月月ヶ岡駅跡
月ヶ岡駅の建物は自治体管理で現在もトイレなどパーキングエリア的な使い方ができるように維持されています。2022年10月から代替バスの当別方面行きは月ヶ岡駅のロータリー内に入らず、国道にバス停が設置されています。

44.2km 知来乙駅

 2023年5月知来乙駅跡
2023年5月知来乙駅跡
 2023年5月知来乙駅跡
2023年5月知来乙駅跡
 2023年5月知来乙駅跡
2023年5月知来乙駅跡
昨年は駅舎は撤去されていましたがホームや踏切設備、線路が残っていた知来乙駅跡はホームも線路も撤去されています。いくばくもなく跡地自体がわからなくなるのではないでしょうか。

46.3km 石狩月形駅

 2022年10月石狩月形駅跡
2022年10月石狩月形駅跡
 2022年10月石狩月形駅跡
2022年10月石狩月形駅跡
 2022年10月石狩月形駅跡
2022年10月石狩月形駅跡
2022年8月にバス待合室としての運用も終了した石狩月形駅舎は12月までに解体が終了してホームと一部の線路だけが残っている状態です。
 2023年5月石狩月形駅跡
2023年5月石狩月形駅跡
 2023年5月石狩月形駅跡
2023年5月石狩月形駅跡
 2023年5月石狩月形駅跡
2023年5月石狩月形駅跡
なお、バス乗り場はそのまま駅跡から始発となり、現地は町管理のトイレがあるものの雨を避ける場所もありません。待合室は役場庁舎の「町民プラザ」を使用するよう掲示されています。

51.0km 豊ヶ岡駅

 2022年9月豊ヶ岡駅跡
2022年9月豊ヶ岡駅跡
 2022年9月豊ヶ岡駅跡
2022年9月豊ヶ岡駅跡
豊ヶ岡駅駅は待合室は撤去されたもののホームが現存しています。夏期は雑草に覆われ、冬期は雪を下ろすこともなくホームの老朽化は進んでいます。立入禁止とはなっていますが、ホームへ立ち入ることは事故の恐れがあります。
 2023年5月豊ヶ岡駅跡
2023年5月豊ヶ岡駅跡
 2023年5月豊ヶ岡駅跡
2023年5月豊ヶ岡駅跡
 2023年5月豊ヶ岡駅跡
2023年5月豊ヶ岡駅跡
 2023年5月豊ヶ岡駅跡
2023年5月豊ヶ岡駅跡
5月は夏草が少なく、クルマでも訪問はたやすいとは思いますが、ホームはかなり危険な状態であることは認識ください。

53.5km 札比内駅

 2023年5月札比内駅跡
2023年5月札比内駅跡
駅舎の解体を行うとしている札比内駅ですが、現状はそのままとなっています。バスとのパークアンドライド駐車場とはなっていますが待合室は開放されていません。


札沼線・浦臼町区間

町が管理し町立歯科診療所が合築となっている浦臼駅舎以外は保存の予定が無く他の各駅ほぼ解体、設備撤去が終わっています。駅間にレールが残る区間があるものの、農地隣接地などは跡地がわからなくなっていくことでしょう。

58.0km 晩生内駅

昨年は駅舎は撤去されていましたがホームや線路が残っていた晩生内駅跡はホームも線路も撤去されています。国道から見た限りですが痕跡がわからなくなるのも時間の問題でしょう。

60.9km 札的駅

 2023年5月札的駅跡
2023年5月札的駅跡
 2023年5月札的駅跡
2023年5月札的駅跡
昨年は駅舎、ホームともに残っていた札的もなにも残っておらず、ただ砂利敷きとなっています。

62.7km 浦臼駅

 2022年10月浦臼駅跡
2022年10月浦臼駅跡
 2023年5月浦臼駅跡
2023年5月浦臼駅跡
2022年10月からバスが再編され滝川への路線バスを浦臼町営バスとして運行することになり、また、奈井江・砂川への町営バスも土曜休日運行が開始されており、以前よりは格段に訪問難易度が下がった浦臼ではあります。駅待合室は今まで通りバス待合室としての利用が可能となっています。

浦臼~奈井江~砂川「浦臼砂川線」(約40分)・浦臼~滝川「浦臼滝川線」(約40分)
https://www.town.urausu.hokkaido.jp/syoukai/files/sunataki_202303.pdf

 浦臼町営バス時刻表
浦臼町営バス時刻表


浦臼町から町民が必要な公共交通は滝川と奈井江(経由岩見沢方面)、砂川がメインで、月形方面への利用方向がすくない、鉄道が町民の行きたい利便に叶っていなかったといえます。

66.1km 鶴沼駅

 2023年5月鶴沼駅跡
2023年5月鶴沼駅跡
 2023年5月鶴沼駅跡
2023年5月鶴沼駅跡
 2023年5月鶴沼駅跡
2023年5月鶴沼駅跡
線路は残っていますが、駅舎・ホームともに現存しません。駅ホーム端付近に農耕用の踏切があり、その部分のみ線路が撤去されています。

67.9km 於札内駅

 2023年5月於札内駅跡
2023年5月於札内駅跡
 2023年5月於札内駅跡
2023年5月於札内駅跡
 2023年5月於札内駅跡
2023年5月於札内駅跡
 2023年5月於札内駅跡
2023年5月於札内駅跡
こちらもすっかり駅舎(待合室)もホームも無くなった於札内。近くの勝手踏切(作場踏切)の表示なんかは残っていたりしますが、警報機のある踏切は撤去が進んでいます。浦臼町は基本的に線路設備を維持しないとしていますので、浦臼駅付近だけが残ることになりましょうか。


札沼線・新十津川町区間

新十津川も新十津川駅跡地の公園化以外は鉄道設備は残さないとしています。宅地や農地として転用されると思いますし、橋梁類の解体も進んでいますので、線路があったこともわからなくなっていくことでしょう。

69.4km 南下徳富駅

 2023年5月南下徳富駅跡
2023年5月南下徳富駅跡
正直なにもわかりません。駅の跡地の場所を地図的に明示してあるのでわかるだけで、今やワタシのクルマのカーナビにも駅表示はありませんので気にしていなければ通過してしまうでしょう。

71.5km 下徳富駅

こちらも駅舎が解体したのは昨年書いていますので、今は線路も無く駅があったことすらわからなくなってきています。

73.9km 中徳富駅

まして2006年に廃止になっている中徳富駅がわかるものはもう一切ありません。

76.5km 新十津川駅

新十津川駅跡地は公園としての整備が続いており今年度中に完成し開放されると思われます。現在のところは立入できませんので敷地外から撮影しています。なお、駅前にあった鉄道グッズ販売の「寺子屋」が公園整備の現場事務所になっています。
 2023年5月新十津川駅跡
2023年5月新十津川駅跡
 2023年5月新十津川駅跡
2023年5月新十津川駅跡
 2023年5月新十津川駅跡
2023年5月新十津川駅跡
 2023年5月新十津川駅跡
2023年5月新十津川駅跡
 2023年5月新十津川駅跡
2023年5月新十津川駅跡
 2023年5月新十津川駅跡
2023年5月新十津川駅跡
駅の敷地で分断されていた東西の町道が整備されて開通しています。

1972年に廃止になった以北の区間は痕跡が少ないながらも残っている区間もありますが、多くが農地などで分断されていることもありますので、実際の確認は難儀しそうです。



留萌線・沼田町区間

4月に鉄道で訪問した沼田町ではありますが、今回はクルマで見ていこうと思います。
(距離は起点深川駅からの営業キロ)

14.4km 石狩沼田駅

終点となった石狩沼田駅の変化は前回も記載がありますので確認いただければと思いますが、さすがに駅前の商工会議所のバス・乗合タクシーに関する表示は新しいものになっていました。
 2023年5月沼田商工会議所
2023年5月沼田商工会議所
 2023年5月沼田商工会議所
2023年5月沼田商工会議所
 2023年5月石狩沼田駅
2023年5月石狩沼田駅
ちょうど列車の時間帯でしたので車止めから。廃止から日が浅いので多くの踏切は撤去されず残っています。
 2023年5月植林道路踏切跡
2023年5月植林道路踏切跡
 2023年5月植林道路踏切跡
2023年5月植林道路踏切跡

17.8km 真布駅

 2023年5月真布駅跡
2023年5月真布駅跡
 2023年5月真布駅跡
2023年5月真布駅跡
 2023年5月真布駅跡
2023年5月真布駅跡
 2023年5月真布駅跡
2023年5月真布駅跡
仮乗降場時代から変わらぬ形を維持した真布駅は現在のところはそのままとなっています。立入禁止の措置は執られており、実際整備されない状態での木造ホームなどは危ないので早いうちに姿を消すものとは思われます。廃止後の代替交通としての町営バスバス停が新設されました。交通量が少ないとはいえ交差点内にバス停ポールが置かれるとは思いませんでした。

20.7km 恵比島駅

 2023年5月恵比島駅跡
2023年5月恵比島駅跡
 2023年5月恵比島駅跡
2023年5月恵比島駅跡
 2023年5月恵比島駅跡
2023年5月恵比島駅跡
 2023年5月恵比島駅跡
2023年5月恵比島駅跡
沼田町としては恵比島駅跡は今後もイベントなどで使うという考えのようではあります。この日は土曜日であったので駅見学の車が何台か駐車していますが、あとから来る人来る人がこんなところに停めるかね?と駅舎真ん前に駐車している車に文句を言う様子があり、管理されていない観光地ならではの様子が見えます。


留萌線・留萌市区間

恵比島トンネルの中が市町堺となりますが、ここからもう留萌市内です。留萌線は勾配を緩やかにする関係で大きく線路が迂回し2本のトンネルでこの間を繋ぎます。道路も以前は狭くカーブの多い峠道だったものが道道549号峠下沼田線の開通で直線化されています。
その旧道の踏切である沿線では最も訪問の難しい踏切であろう23.861km第9旭川留萌線踏切を訪問してみました。
 2023年5月第9旭川留萌線踏切跡
2023年5月第9旭川留萌線踏切跡
 2023年5月第9旭川留萌線踏切跡
2023年5月第9旭川留萌線踏切跡
 2023年5月第9旭川留萌線踏切跡
2023年5月第9旭川留萌線踏切跡
 2023年5月第9旭川留萌線踏切跡
2023年5月第9旭川留萌線踏切跡
 2023年5月第9旭川留萌線踏切跡
2023年5月第9旭川留萌線踏切跡
まだ春先で草木に埋もれておらず、廃止直後にJR関係者がこの踏切の冬季閉鎖の復旧と看板設置を行ったこともあり、現状は訪問は容易です。しかし、この踏切の管理のためだけに峠下側の道路が維持されている(恵比島側の道路は既に通行可能には見えない)ともいえますので、今後訪問は難しいと思います。踏切からかすかに見える峠下トンネルは網で封鎖されているように見えます。

28.3km 峠下駅

 2023年5月峠下駅跡
2023年5月峠下駅跡
 2023年5月峠下駅跡
2023年5月峠下駅跡
 2023年5月峠下駅跡
2023年5月峠下駅跡
 2023年5月峠下駅跡
2023年5月峠下駅跡
深川-留萌で唯一列車の行き違いができた峠下駅。設備の自動化で無人化していましたが、除雪職員のための詰所としての利用もされていました。当然のように設備が残ることはないと思われます。この駅は駅員が多数いた時代に駅前を庭園のように整備していた痕跡があり、春先には花で綺麗だったのではないかと思われます。

31.6km 東幌糠駅

峠下トンネルからほぼ留萌川に沿って線路は敷設されています。留萌側をいくつかの鉄橋で渡ります。
第三留萌川橋梁を渡り国道沿いにあったのが2006年廃止の東幌糠駅で痕跡はほとんどありません。新樽真布道路踏切、樽前川橋梁(川の名称はタルマップ川)、そしてバス停タルマップが付近となります。

34.5km 幌糠駅

 2023年5月幌糠駅跡
2023年5月幌糠駅跡
 2023年5月幌糠駅跡
2023年5月幌糠駅跡
 2023年5月幌糠駅跡
2023年5月幌糠駅跡
国道から農地に入るための4種踏切一つ一つに看板が設置されており、廃線一つでもたいへんでありますが、それ以上に4種踏切をどう廃止していくか?という面でも鉄道を見る必要がありましょう。第四留萌川橋梁を渡ると幌糠駅になります。
集落を貫いていた旧国道側に駅があり、現在の国道側から駅へのまともなアクセスルートがつけられなかった。結果現在も幌糠バス停は集落の入口である四線道路踏切付近に設置されています。
鉄道が無くなり、留萌道幌糠IC出口と道道550号幌糠小平停車場線を接続できるように道路の改良も行われるのではないかと予想します。

37.3km 桜庭駅

1990年廃止の桜庭駅は跡形もないので今回はパスです。藤山跨線橋の袂になります。

40.0km 藤山駅

 2023年5月藤山駅跡
2023年5月藤山駅跡
 2023年5月藤山駅跡
2023年5月藤山駅跡
 2023年5月藤山駅跡
2023年5月藤山駅跡
減築したとはいえ木造駅舎が残る藤山駅。開拓碑などもありますので、場所としては残ると思いますが、建物やホームは残らないとは思われます。国道沿いでわかりやすい場所になります。

44.2km 大和田駅

 2023年5月大和田駅跡
2023年5月大和田駅跡
 2023年5月大和田駅跡
2023年5月大和田駅跡
 2023年5月大和田駅跡
2023年5月大和田駅跡
 2023年5月大和田駅跡
2023年5月大和田駅跡
第六留萌川橋梁、第七留萌川橋梁、大和田跨線橋と川と道路と鉄道が入り組む大和田地区。ここもバイパスされた国道から駅へのまともな取り付け道路のない駅です。大和田バス停は炭山道路踏切付近で、バス停と駅は400mは歩くことになります。今後は集落の方も駅を利用しないわけで、国道からうまく取り付け道路ができると良いのですが。
駅自体はカーブの途中に窮屈に作られた島式ホームが交換駅の名残。貨物列車が数多く走っていた頃には重要な役割があったともいえましょう。

50.1km 留萌駅

 2023年5月留萌駅跡
2023年5月留萌駅跡
 2023年5月留萌駅跡
2023年5月留萌駅跡
 2023年5月留萌駅跡
2023年5月留萌駅跡
 2023年5月留萌駅跡
2023年5月留萌駅跡
廃線時点で留萌線唯一の有人駅であった留萌駅、現在は待合室部分も活用は無く目張りされています。建物自体はテナントが残っていますので使われるようですが、将来的には解体し公共施設を建設するとしています。


留萌駅の構内であった船場公園と道の駅るもい

さて、お腹もすいたので道の駅るもいに車を停めます。多くの車で混雑気味で、飲食店も賑わっています。
 船場公園案内
船場公園案内
船場公園は留萌駅の貨物ヤード、羽幌線線路などの跡地となります。

留萌駅蕎麦の移転

この道の駅内には留萌駅構内で蕎麦店を開いていたむさし家さんが入居しています。以前から道の駅の外での「チャレンジショップ」フードスペースで出店しており、今回満を持して道の駅内に入居したとのことであります。
 道の駅るもい
道の駅るもい
 道の駅るもい
道の駅るもい
 道の駅るもい
道の駅るもい
お蕎麦の他、「駅弁」として「にしん親子弁当」も販売していました。9時-16時火曜定休とのことです。

JR留萌駅名物「立喰そば」 市内道の駅で復活 メニューそのまま、100年の歴史続く
北海道新聞 2023-04-21
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/834949/
> メニューはニシンそば(700円)をはじめ、かけ(400円)、月見(450円)、天ぷら(500円)など7種類。ほかにカズノコとニシンの甘露煮が入った親子弁当(千円)もある。初日の昼は20人ほどが訪れ、天ぷらそばを食べた市内の会社員南谷寿美さん(40)は「駅の店にも息子を連れてたまに行っていました。変わらぬおいしさが染みました」。


道の駅内には留萌線に関する展示が行われており、個人制作と思われるビデオも流されていました。

連絡通路

道の駅隣接の船場公園から線路を挟んで駅方面には2箇所連絡通路が開設されました。この通路は列車が運行していれば設置が難しく、道の駅や船場公園への徒歩通路として便利です。
 連絡通路
連絡通路
 連絡通路
連絡通路
 連絡通路
連絡通路
 連絡通路
連絡通路
 連絡通路
連絡通路
 連絡通路から駅方面
連絡通路から駅方面
 連絡通路から増毛方面
連絡通路から増毛方面
駅構内を現役時代と違う視点で見ることができるのは、ある意味廃線直後だからこそともいえましょう。
なお、駅に設置していた数の子のオブジェは井原水産売店に設置されているとのことです。


2016年廃止の留萌-増毛区間

2016年12月に廃止になった留萌-増毛間の設備撤去は必要な場所に関してはあらかた終わっているように見えます。払い下げも行われない活用されない部分に線路が残されていますが、見える場所で残る部分は少なくなっています。
 第十留萌川橋梁
第十留萌川橋梁
 瀬越駅跡
瀬越駅跡
 瀬越駅跡
瀬越駅跡
留萌市内区間の築堤部分の橋梁なども多くが撤去されています。また、瀬越駅に関しては全く痕跡が無い状態です。
 阿分稲荷神社
阿分稲荷神社
 阿分稲荷神社
阿分稲荷神社
 阿分稲荷神社
阿分稲荷神社
増毛町内の稲荷神社(阿分)は正式な踏切が無く、参拝には線路の横断が必要でしたが、この部分も完全に線路が撤去されていて痕跡がわかりません。こちらの神社、敷板すらない本当の勝手踏切状態でしたので、安全に参拝できるようになったことは喜ばしいことです。
 増毛駅跡
増毛駅跡
 増毛駅跡
増毛駅跡
 増毛駅跡
増毛駅跡
観光地として減築されていた駅舎を復元した増毛駅は「道の駅」ではありませんが同様の機能として増毛町としては観光地として集計しています。こちらの売店は土日16時、平日17時で閉店とのことです。

地域住民が全く利用する意思がない路線に対して廃線自体は避けられないとはいえ、廃線後もどのようにその跡地を活用するのか、活用しないのであれば設備を早く撤去しなければ老朽化が進んでいくという面があります。JRからの支援金がありますので懐が痛まないと伸ばし伸ばしにすることは全く得策ではありません。

北海道の交通関係 JR北海道 札沼線 留萌線 廃線跡

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