北海道の交通関係


北海道の交通関係サイト終了のお知らせ

当サイトは終了することといたしました。本件に関しましては以下をご確認ください。
当サイト終了にあたって


当サイト終了にあたって

目次
  1. 当サイトの沿革と北海道における公共交通情報の提供
    1. 「iモード」の普及と公共交通情報の提供
    2. Twitterの限界と「ブログ」的な記事
  2. 横のつながりのない公共交通マニア関係
  3. どうしても過去を美化してしまうこと
    1. しかし、多分長くは持たないマスコミ
  4. とはいえ、当サイトは役割が終わっていますので
  5. 2023年12月25日追記

当サイトの閲覧ありがとうございました。
予告いたしましたとおり、当サイトは2023年内である12月31日をもって終了いたします。終了後はGoogle等に残るキャッシュが更新されるまでは旧サイト記事の一部を残し、記事の多くを閲覧ができない状態にいたしまして、約半年後にはドメインも消失する予定です。

当サイト管理者は複数のWEBサイトを運用しておりますので、このサイトを名乗って接触し金品を要求する、会う、また、SNS等での発信を行うことは今後も一切ありません。そのような行為は第三者による詐欺でありますので充分にご注意くださいませ。


当サイトの沿革と北海道における公共交通情報の提供

WEB黎明期からなんとなくWEBサイトを立ち上げ、2004年からは自宅にサーバを立てて運用していた当サイトではありますが、元々は全く別の内容を表示していました。2000年代前半は子供と出かける場所だったりという「パパとして」の活動がメインで、気にはしていたとはいえ公共交通関係に時間を割くことはありませんでした。
2008年に独自ドメインを取得、時刻表の作成を思ったのはこの頃からで、まだ北海道内の多くのバス会社が時刻表などの公式情報を掲示していない中で、どう公共交通を使えるようにできるのか?を考えていた頃です。

「iモード」の普及と公共交通情報の提供

1999年に始まった「iモード」や「EZweb」「J-スカイ」による携帯電話でのインターネット接続は、特にEZwebはHDMLというちょっと特殊な記述方法が必要で(一応HTTP 1.1で書いてもアクセスできたが)まともに大手3社に対応させるにはIT技術者(当時はそういう言い方をしていなかったが)が致命的に足りませんでした。
この携帯電話によるWEBアクセスが2003年頃には爆発的に普及し、現在のように誰もがスマホから更新できるような構造にもなっていなかったこともあって、利用したい層と提供したい企業等との温度差が大きかった時期です。

北海道内で、時刻表や公共交通情報が提供されたもっとも古いものは、北海道情報大学中岡快二郎教授の研究室で開発されたtransport information serverではないかと思います。(この時点で既に「えきから時刻表」など鉄道を対象としたサービスはあったが、バスを含めた時刻表検索に対応したものは北海道内では最も早かったと思われます)
 transport information server
transport information server

バス停ごとの時刻表分かります インターネットで2400カ所を表示 道情報大グループ
1999/08/25 北海道新聞
> バス停で時刻表を書き写す必要はありません-。インターネット上で札幌市内を中心としたバス路線の時刻表を、延べ二千四百カ所余りのバス停単位で検索、表示できるシステムを、北海道情報大(江別)の研究グループが開発し、無料で公開している。
> バス会社はダイヤ作りにコンピューターを利用しているため、同研究室では三社からダイヤ改正時のデータを提供してもらった。データの形式は各社まちまちだが、その違いを修正して、ダイヤ改正などの際にもほぼ自動的に対応できるようにしている。
> 中岡教授は「今後は路線図を絡めて、バス停の近隣施設の情報などを提供できる包括的な公共交通情報システムを目指していく」という。当面は研究室によるボランティア運営で維持管理をしていくことにしている。


そして2000年札幌市は同様のサービスを公式的に立ち上げます。情報大のシステムは2004年に運用を停止しますが、それまでは両サービスが並行して提供していたことになりますね。

 札幌市公共交通情報提供システム
札幌市公共交通情報提供システム
このとき札幌市の担当者として企画調整局におられたのが現在の札幌市長秋元克広氏で、氏の名義で論文が検索できます。現在の「さっぽろ えきバスナビ」です。

札幌市が来月、新サービス開始 時刻表をネットで検索 最短ルート一目で 所要時間や運賃も表示
2000/11/07 北海道新聞
> 札幌市は、インターネットを通じて市内の路線バスや地下鉄、JRなどの時刻表が一目で分かるサービスを十二月一日から試験的に始める。利用者は最寄りのバス停などから、目的地までの最短ルートや所要時間の情報も得ることができる。
 このサービスは「総合交通情報提供システム」と呼ばれ、札幌市が運輸省、通産省などと協力して準備を進めている。インターネットの専用ホームページ(HP)への接続はパソコンのほか、携帯電話(iモード)にも対応している。


1998年に運用開始された札幌市の公共交通総合情報システムを拡張した形であり、札幌駅の南側コンコースにバス系統図とプリンターを設置し印刷できる時刻表検索システムがあったのを覚えておられる方もおいででしょう。

この当時に自社でシステムを作ることができていたバス会社、鉄道会社はその後もスマートフォン対応サイトなどで情報発信ができる。しかし、例えば夕鉄バスがWEBサイトを開設したのは2009年、そして現在に至るまでPDFによる紙時刻表そのままの提供で個別のバス停時刻はわからないという状況が続いています。

当サイトでは最初は自分が使う上に情報が提供されない夕鉄バスの時刻をWEB提供はじめたのが最初となります。私個人はクライアント-サーバ型のシステムを運用していた、あくまでもWEBとは余り関係のないIT技術者ではあったのですが、元々Unix系のサーバを扱っていてPerl言語で書くことは余り苦ではなかったことから、これでデータベースから時刻表を表示できる仕掛けを構築していったものです。

当サイトとは全く関係なく、趣味が多岐でしたのでデータベースから何かを検索させてWEB表示させるというサイトをいくつか作成し、そのデータベースもMySQLで、WEB内容をPHPで書き直すところまでは休み休みできています。結局WEBを仕事にすることは最後まで(今のところ)ありませんでしたが、まぁ、業務でも役立ちましたよね。

Twitterの限界と「ブログ」的な記事

2010年にTwitterを開設。今私がメインで使用しているTwitterアカウントで、今や公共交通の話は一切書かないのでそれとわからないけれど、昔を知ってて今でもフォローしたままになっている方もおられるようです。多分中身は見ていないだろうけど。

ここで書いてることが、やっぱり140字でまとめられないので、2012年3月からはmixi(既に今更かい?って時期だが、そこそこ長文が書けるんで)で書くようになって、特に2013年頃のJR北海道の様々な問題に関してはかなり強い言葉で批判もしています。その後も2019年まではmixiで書いて、現在は全て非公開になっています。

つまり、情報提供と自分の書いたものは分けて掲載していたんですね。2011年から趣味のサイトを作って、2013年に時刻表を公開、2019年にサイトを全面的にリニューアルした際に過去のmixi記事を全て移してアクセスできるようにしています。

あくまでサブコンテンツだった「北海道の交通関係」をタイトルそのままにメインに持ってきちゃったんで、中身がないのに主語がでかいサイトになってしまい申し訳ないことであります。その当時のメインコンテンツも2023年タイトルを変えて新しくしましたので、このドメイン自体が使われなくなること。これも当サイトを閉鎖する理由の一つです。あくまで個人的にはメインのサイトは公共交通ではないからこその判断です。


横のつながりのない公共交通マニア関係

当サイト管理者はあくまでも公共交通に関しては仲間が少なくて、それでも何人か一緒に現場を見に行くなどの方がおります。しかし、例えば列車に乗り合わせたマニア氏とか、写真を撮られている氏とか、お声をかけて仲良くなりましたという方はそれほど多くはありません。

それでも、このサイトの名前を出さずとも仲良くなれた方もおられますし、そのような方は大事にしていきたいなと思っております。

まぁ、サイトを辞める私が言うのはなんですが、マニア界も例えばJRの利用促進に何かを行うということはあまり見えないわけで、また、知識を活かして維持に動こうというのもなかなか見えはしません。
必ず「利用者」でしかない公共交通は関わるのは難しいのはわかってはいますが、それにしても姿が見えなさすぎるなとも思います。

逆を言えば、自治体とかが鉄道マニアが町に来るから鉄道が必要だという言葉は空虚に聞こえもします。フォトコンテストに金をかけて、マニアが地元でガソリン入れるしコンビニで飯を買うから鉄道は地域に貢献している!じゃ寂しいでしょう。

鉄道友の会は高齢化が激しく、「パソコン通信」時代に発生した鉄道フォーラムも今や新たな情報の入手先としてはいまいちで、雑誌としての趣味紙は淘汰されつつあり、SNSの情報で同じ場所で同じ被写体を追いかける。これが今の趣味界隈では残念ながら新しいフックになってくれないようにも思うのです。

個人サイトがGoogle検索から少しずつ排除され、サーバの維持やドメインの維持にも金がかかる。そして、過去のことを調べようにも今のネットはそういう使い方に向いてはいません。個人サイトはもはや意味を持たないところまで追い込まれています。


どうしても過去を美化してしまうこと

当サイトでは記事を作るときにできるだけ過去の事柄を調べようと努力していました。しかし、ネットの時代は10年前のことすらなかなか検索されないという問題があります。系統立てた会議室・掲示板システムが無く、消されてしまえばもう追えず、文字数に制約のあるSNSから得られる情報は少なく、長文や写真など有用な情報の宝庫だったブログサービスもインターネット黎明期からブログサービスを提供していたジオシティーズ、そして最盛期は100万ものブログがあったとされるYahoo!ブログが2019年に終了してしまっています。この結果、少し前のことすら歪曲されて美化されて登場したりもします。そりゃ30年40年前の国鉄時代は美化されまくりますよね。

私個人だって夜行列車には思い入れもあったし、食堂車全盛時代の昼行特急、長時間窓を開けて乗ってられる急行や普通列車と、窓から駅弁を買って、停車時間に蕎麦すすってなんて旅ができた最後の世代でもあります。
それがたいして素晴らしいものではなかったよと言うのも簡単です。しかし、もっと前の世代が経験したSL列車なども魅力を感じます。

過去には戻れません。そして社会がそれを認めません。昔のまま維持されている鉄道が全く魅力を失って、そして廃線になるときにまた批判し、昔は良かったのに!といったところで戻ってくることもありません。

ネットの時代に、もちろん美化したい気持ちはわかれど、実際にどういう経緯でそうなったのか?を調べること、過去の検索が難しいことをどう改善していくのか。図書館でお世話になる朝日新聞のデータベースは紙面のPDFとして1985年以前の記事も検索できたりします。
 朝日新聞データベース
朝日新聞データベース
これを個人が調べるのは相当困難なことでもあります。興味のあることの「昔」がどうだったか、適当な知識で語る個人以外にどう調べるのか?

もし、大学生など、大学図書館でデータベースを用いて調べられるのなら、私は是非それを突き詰めて、どこかで変えることができなかったのか、そして、これから自分の思う素晴らしいものにするためにはどうしたらいいのか、誰にどのようなアプローチをするべきなのかというのを考えて欲しいと思うのです。

そのような方が増えていけば、きっと公共交通が明るい方向にむくはずと思うのです。

そして、そのためには仲間が必要です。仲間が増えなければ知恵は生まれてきません。人は過去に学べます。そういう意味でも私個人は各新聞媒体、マスコミが頑張っていって欲しいのです。


しかし、多分長くは持たないマスコミ

NHKの記事WEBサイト「NEWS WEB」の廃止論が出ているようです。それを民業圧迫とした民放連や新聞協会の話を漏れ聞いていますが、現在無償で地域ニュースも閲覧可能なNHKニュース記事がWEB配信されなくなれば、この趣味を行う立場でしたら相当な不利益になりましょう。

そして、それを言う民放のニュースの恐ろしく内容も取材も程度の低いニュース記事で満足できる層だけで国民の知る権利を担保できるのか?です。

新聞にしても、現在多くの新聞はもはや紙の購読者数を大幅に減らしていますし、「配達員」など人員面の確保ができない以上新聞を物理的に配達する方法は長くは続けられないだろうとも思っています。

むしろNHKニュース記事は未来永劫検索できるデータベースとして残して欲しい。私個人はそうすら思っています。

将来「紙の新聞」というものがなくなるとすれば「縮刷版」というのも失われていきます。そして大手メディアですら将来は企業としてもどうなるかわかりません。過去を調べるための仕組みがどんどん失われて行っている現状を非常に危うく思うのです。

地方新聞は現在でもいくつも失われてきています。古くは北海タイムス、最近では2021年の根室新聞・夕張タイムスなど廃刊は決して少なくはありません。場合によっては「縮刷版」というものがあるかどうかもわからず、原紙を保存している図書館に関しても抜けがありますし、そもそも記事の内容を当てずっぽうに探すと幾ら時間があっても足りません。

報道を公的にWEBサイトを保存する仕掛けが必要ではないかとも思いますし、毎度何か調べる毎に寄付を募るWikipediaにしてもInternet Archiveにしても、なかなか将来にわたっての運用が難しいことを伺わせます。なお、日本の自治体や公的機関に関しては国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)が行っていますが、「少し前」レベルでもすぐに確認できないというのが現状でもあります。

自分の主張を行うときに、それが事実に基づいているかどうか。自分の経験で確信があるものはともかく、単純検索だけでなく、できるだけ公式情報の過去を調べてみること。これができるだけでも非常に有用な情報になるということです。しかし、それを調べられる仕掛けそのものが失われつつあり、また、今後もあまり期待できないのがマスコミ関係の発言から伝わってきます。過去を調べられない方が都合が良いと思っているのなら大間違いです。


とはいえ、当サイトは役割が終わっていますので

あくまで個人的に調べたかったことだったり、興味があったことに対して記載しており、それが何かの役に立っていたならば非常にありがたいことではあります。しかし、その興味の範囲がだんだんと縮小されてきたこと、そして、新しいことに関しては公式的な情報が充実してきていることは喜ばしいことで、追加して当サイトが行う必要はもうないともいえます。

金儲けのために行っているサイトではないにしても、広告制度が変わり続けドメイン更新費用すら得られなくなり、結局広告を表示する意味がなくなったこと、一時期利用者からの寄付を募りましたが、アクセス数に対する寄付の額は低く、これも行う意味を見いだせない。
WEBは金を出すものではない。もしくは、情報は無償で入手できるものというのがあたりまえになってしまうこと、つまり内容拡充などはすべて個人的な趣味の範囲でしかなく、我が家の家計的に趣味に使える額はもう制限せざるを得ないのもあります。

サイトの閉鎖で浮く金額は微々たるものではありますが、今後は検索されない見えない場所で好きに書く(記事のシステム上しばらくは一部分終了した当サイトでも見えてしまうのですが)自分以外に見る方は非常に限られた場所で自分の興味のためだけに記事や情報を残していくことができます。そして、公共交通の「公」部分すら扱わない別の運営サイトは大幅に情報を拡充する予定です。

是非このあと、新たに公共交通について様々な方向から記事を書いたり、情報を提供するようなサイトが出てきて欲しいし、それは必ず行われるとも思うのです。趣味サイトも一つ若い世代が新たに創りだしていく。そういう世代交代が必要です。それが趣味としても、実際の公共交通としても必要なことでしょう。

最後にこのサイトをご覧いただいた全ての方に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

2023年12月25日追記

当サイトではマスコミ関係からのアクセスを基本的にブロックしていました。最後なので解除しておきますが、北海道内に限らずマスコミは適当に事業者関係者を叩いておけば良いというレベルでの記事を量産し、その背景に迫ることを怠り続けていた。その結果が現在の公共交通の現状です。

もう火中の栗を拾って公共交通をどうしていくなどという人は現れません。

今でも道新やらNHKやらアクセスがあるのはわかっていますが、昼間からこんなサイトを見て「取材」した気になってるとすれば大間違いです。もしかしたらオレたちの記事をつかって書いているけしからん!くらいに思っていらっしゃるかもしれませんね。

その自分たちにも迫っている「人」自体が減る問題について、全くという程気にしていなかった。自分たちはスーパーエリートだからこれからも人が来ると思っているのでしょうから、可哀相な斜陽産業を叩いておけば自分たちが天狗になれる。端から見たら可哀相に見えますが、平均的に人材不足は来ますので、これからどうやってあなたたちが生きていくのか、記事で批判した会社を心配するより自分たちの部数や視聴率(というよりマスコミに接する大衆自体が全く減り続けていく)のその先を震えて待つが良い。

当サイトの記事から何か得たものがあるかわかりませんが、もう表向きには書きませんから、最後に書いておきますが、これだけ当サイトが「マスコミは必要である」と書き続けた心が折れるような記事を年末になっても沢山見ています。表面的だけ不便になる不便になると書き続ければ公共交通がどうなるかわかりましょうよ。

残念ですが公共交通より先にあなたがたマスコミが崩壊する方が早い。移動する欲求は必ず発生しますが、マスコミの駄文を読む人はもう増えません。でも、あなた方の先輩方が残してきた記事を事実として遡れる必要はある。その折り合いをどうするか。駄文でも事実の確認としてのマスコミは必要ですからね。事実かどうかはもう一歩公式記録などを確認する必要がありますが。

まだブロック解除しなきゃ良かったな。NHKからのアクセスこんなにあると思ってなかったわ。

当サイトは終了いたしました。今までの閲覧ありがとうございました。



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