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北海道の交通関係
北海道の交通関係サイト終了のお知らせ
当サイトは終了することといたしました。本件に関しましては以下をご確認ください。
当サイトは2023年12月末で閉鎖することといたしました
「北海道鉄道活性化フォーラム~みんなで乗れば、未来が変わる」が行われたらしい
2023/11/20
当サイト管理者のアンテナはすっかり錆付いていて、2018年くらいには血眼に探して参加した北海道庁などの鉄道活性化関連のイベント、今やそれが行われた後に気がつく有様です。
今回北海道はこのようなイベントを開催しました
北海道鉄道活性化フォーラム~みんなで乗れば、未来が変わる
https://www.hokkaido-rail-k.jp/wp/wp-content/uploads/2023/11/%E3%80%90%E5%88%A5%E6%B7%BB%E3%80%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%A1%88%E5%86%85%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7%EF%BC%88%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%89.pdf
「北海道鉄道活性化フォーラム~みんなで乗れば、未来が変わる」
六角精児さんを担ぎ上げてイメージビデオまで作ります。
以前も書きましたが「北海道鉄道活性化協議会」の公式Youtubeチャンネルは2つあります。
North-tt 2023/02/09 北海道の鉄道沿線はどう路線維持をPRするのか
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=1239
>Youtubeに関しては複数のアカウントを持っています。これ、担当者がパスワード引き継ぎ忘れたとかで消すこともできなくなったとか?
https://www.youtube.com/channel/UCa8WkTDuQc-sDe7lAHfH6gg 2020/10/29 に登録
https://www.youtube.com/channel/UC897IAMUKShITgSGjUPsjPQ 2021/08/24に登録
今回はチャンネル登録者数417人の新しい側での登録で、やはり2年以上前から古い方のアカウントでは発信されていないので、担当者の引き継ぎで問題があった可能性はありそうですね。
実際の内容に関しては、まだ今日行われたものですから、記事になっているものが少ないですが、TVHでは
六角さんも鉄路存続アピール 北海道鉄道活性化フォーラム開催
2023年11月20日 TVH
https://nordot.app/1099223535435530366
>北海道医師会・荒木常任理事「住民の利用のみで鉄路を維持するのは困難。北海道の食や自然を十分に生かした観光列車を継続的に走らせて(集客を図ることが必要)」
>鈴木知事は、JR北海道への支援継続を国へ要請することを確認しました。
>六角精児さん「乗っている時間自体を楽しめるのが北海道の鉄道。まだまだ全国の人が知らない自然と食べ物の魅力を鉄道を通して発掘できる」
結局当サイト管理者が高橋はるみ知事時代に参加したフォーラムから変わらず「観光列車」ですよ。その観光列車としてちゃんと定着して一般的な利用が見込めて、少なくともその観光列車で鉄道利用者の確保や収益が改善した事例が全く出せていないのに、結局観光列車でって話です。
当サイトが2018年に書いた北海道庁のフォーラム内容
North-tt 2018/12/24 あまりにも道民をバカにした「公共交通の利用促進に向けた道民キックオフフォーラム」
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=460
まさか今、吉見先生がお亡くなりになって五月蠅いこと言う人がいなくなったとか思ってないですよね。平日に開くというのも含めて、事前の告知が5日前というのも含めて、一般的には参加させたくないという意識もひしひし感じます。
主催である北海道鉄道活性化協議会のSNSも全く告知していません。
https://twitter.com/hokkaidotetsudo
まぁ、北海道庁はJR北海道支援は利用促進しかやらないと啖呵切っていますから、頑張って有効的な利用促進企画を出してくださいとしか言いようがありません。
今回のフォーラム内容はアーカイブされていますから、これが北海道が「表向きに」北海道の鉄道活性化として考えているやっていく宣言として出す内容であることです。興味のある方は是非見ておきましょう。
北海道鉄道活性化協議会 北海道鉄道活性化フォーラム みんなで乗れば、未来が変わる。
https://www.youtube.com/watch?v=1_fAb4o0_Fo
見た内容によっては追記するかもしれません。
追記:
・来賓国会議員で本人の出席誰一人なし。(秘書が来ているというのはこういう場では本人が来ていると同じことらしい)
・知事フォトコンテスト表彰で写真撮影終了を待って公務として退出。基調講演すら聞かない。
・岸先生の基調講演、石北線関係の調査結果は面白く見ますが、では鉄道を、公共交通を利用する方向にするというのが、結局利用客が自主的に使うという方向になっちゃう。もう利用客の選択の問題じゃないんじゃないのかなぁ。
・鉄道の設備更新で所要時間や快適性に変化が出ても、バスの客を奪うだけで自家用車から転移しないという調査結果は、沿線が頑張っている車内販売などが結果的に意味を持たないこと、バスの利用を奪い地域交通を縮小させることにつながる「悪」であることが見えてしまう面は否めないよな。
・岸氏が考える具体的に車からの転移が「運転が疲れるか否か」って観点では一般的な地域の人は移転できないよね。
・路線維持問題は結局は金の問題なのに、誰が出すかって話、地域も出さない、利用者負担も無理!じゃ、もうそれで残せないよねぇ。
・そして金の問題は最後は政治的な問題なのにこの講演を知事も議員も聞いてないわけで。
●トークセッション
岸教授
国交相山崎氏
(本人は鉄道は詳しくない。鉄道局は鉄ちゃんが多いとのこと)
六角精児氏
(北海道鉄道活性化協議会CMを南千歳と千歳市内の牧場で撮影って恐ろしく安く撮ったなぁという印象。北海道の鉄道の魅力に対して訴えるのに南千歳?ってのは微妙だよな)
山崎氏:
人が乗らなくても収入を上げる工夫。ノロッコ号10ドルは安すぎる。10倍取れる。地域民は安くすることを考える。ただ差別的な外国人料金はダメ(えっ?)
岸氏:
鉄道とバスの連携。網走から知床行ったら網走に戻れないからレンタカーになる。JRのダイヤが悪い。バスのダイヤも悪い。(釧網線のダイヤを2016年以前に戻せないことは当サイトもよく書くのだけど、そういう考え方ないじゃない)
六角氏:
立派な周遊豪華列車が必要だ。
結局観光の話なんだねぇ。。。結局最も「みんなで乗れば」というタイトルと大きく外れた話しかしてないんだよなぁ。
「みんな」とは金持ちの観光客で、それら連れてきて汽車に乗せよう。
鉄道に興味のない人は、北海道の鉄道がどこに行ってるかすら知らないわけで、そんな状態で誰が鉄道を使うのか?ってのもあるわけですね。
以上で終わり。
結局「みんな」は誰なんだ?誰一人「自分ごと」として話していないんだよな。2017年、2018年の方がよっぽど中身がある。
2017年に聞いてきた北海道運輸局の「地域公共交通シンポジウム IN 札幌」名古屋大学の加藤教授といえばこの世界では有名人ですし、そのお名前で顔を顰める方がおられるかもしれない。それ以降北海道での講演は何回あったか。北海道のことを気にかけておられるのはSNSでも見て取れていましたし、他の地域の講演などの話でも伝わります。
その加藤氏2017年にこう講演を締めています。
Noeth-tt 2017/06/09 聞いてきた③地域公共交通シンポジウム IN 札幌 ~北海道における持続可能な交通体系の構築に向けて~
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=808
>最後に、今ならまだ充分間に合います。北海道の皆様が、鉄道網を自らの手に取り戻し、自らが考え、守り、育て、活かすことで、地域の役に立つ公共交通網の一翼いや、主軸として再生させ、持続可能な地域を支えるありがたい存在にしていくことはきっとできます。
あれから6年ですよ。まだ間に合いますかね?もう無理かもしれない。
当サイトは、何の影響力もなく、備忘録的にいろいろ書いていますが、2017年2018年頃の内容から、今に変わったことはいくつかの廃線があった以外に大枠は何も解決していないこと。北海道庁が7年計画だかで鉄道とバスの連携がどうこうやっていますが、未だ鉄道とバス使って観光地一つ行けやしない。
何も変わらない、変える気がない。新しく書くこともない。そういうことです。私は仕事で書いてるわけではないからどういう結果になろうと気楽です。北海道の公共交通が8割方無くなったとして、そう驚きもしないし、自分と家族がどう地域の移動で抗うかを考えるだけです。
これは、知事が首長がだけの問題でもないし、一人一人の考え観点ですけど、とはいえ、今の道庁には方向性を見出す気もない、国も手助けできる部分は限られる。結果北海道の公共交通、人口比的に8割くらい無くなっても仕方ないかなぁというのが個人的な見立てです。残された時間あるんですかね?6年前、バスや鉄道の人員問題は既に出ていたんですが無視してただけですよね。手を何も打っていないのだから残せるものも残りません。
「そこで観光列車です!」
10万円払う観光列車から観光バスには人を取られて、それを横目に普通列車どころかバスもない、タクシーもないと庶民が交通に困る、または車を手放せない、ハンドルも握れないような高齢者が運転する。通学?高校の数分運行無理なんで定時制的に自宅学習で頼みます!かもですねぇ。
そうなっても何も不思議じゃないですよね。厳しいことを言う加藤先生は「呼ばれない」。反面心地よい自分達が頑張る必要がない観光をネタに鉄道存続を言う意見が未だにほとんどなのだから、その方向で頑張ってくださいとしか言いようがない。車窓眺めて酒を飲む楽しい旅行をすることは超高級品になりましょうが。それを決めたのも私たち市民ですから。