北海道の交通関係

留萌線「バス」は地元要望に応えたのに

2018/05/11
北海道新聞らしい記事ですけど、嫌らしい記事だよね。

 

北海道新聞 2018年05月11日
留萌線沿線で通学バス試験運行 JRが来月から 乗り換え利便性向上
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/188413
【沼田、秩父別】JR北海道が6月から、留萌線の石狩沼田(空知管内沼田町)―深川間(14・4キロ)で、函館線の普通列車と接続する通学用バス1便の試験運行を計画している。朝の通学時間帯に滝川方面へ向かう列車と留萌線との接続が悪く、バスを走らせることで、沼田、秩父別両町から滝川市内の高校へ通う生徒の利便性向上を図る。
JRは留萌線を「単独では維持困難な路線」と位置づけ、廃止・バス転換する方針だが、沿線自治体との協議は始まっていない。JRの説明を受けた沿線関係者には、通学の足の改善を評価する声の一方で、バス転換の契機になることへの警戒感もある。
JRは両町などからの要望を踏まえ、今年3月のダイヤ改正で函館線江部乙(滝川市)発岩見沢行き普通列車を深川始発に変更。北空知方面から通いやすくしたという。
ただ深川の発車時刻は午前7時41分で、7時49分に到着する留萌線の2番列車と接続しない。生徒たちは現在、石狩沼田6時27分発、深川6時44分着の始発列車を利用して滝川まで通う。
JRは、深川市内の高校へ通う生徒への影響を考慮し、2番列車の時刻は変えない代わりに、新たに石狩沼田7時5分発、深川7時35分着のバスを走らせ、今より約40分遅く家を出ても滝川に通えるようにする。対象は通学定期利用者で、途中は秩父別のみ停車し、休校日は運休。12月末まで運行する予定だ。

列車の時間を変えればいいというネット上の声もあるけど、道新が有料記事としている部分にちゃんと理由が書いてあるので、ろくに調べずJRはバス転換するためにこんなことをしてるのだと批判する前に読めと。


それにしても沼田町の「バス転換の契機になることへの警戒感」も頭が悪いというか。列車の増発は実質的に難しい中、函館線通学列車の深川始発への変更やバス増便など、何とか応えたいというJR側の努力を踏みにじる蛮行に見える。昨日も書いたが留萌線沿線はそれ以前にバスすら運行できなくなる可能性を考えたら鉄道の維持など思いつく方がどうかしてるわけで、留萌線は早めに「休止」バス代行をした方が良い。特に除雪に非常に手間と時間と経費のかかる冬期はね。

ついでに沼田町の広報誌に掲載されたJR留萌線関係の町民アンケート。この町は町民一人一人が本当に町の将来を考えないと、交通機関が残る残らない以前の問題でしょ。あと、思いっきりグラフ間違えてたり、全体にやる気のない内容。
https://www.town.numata.hokkaido.jp/section/soumu/h0opp20000005q4o-att/h0opp200000072hx.pdf

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道 留萌線

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