北海道の交通関係

北海道新幹線関係の記事いくつか

2018/05/23

さて、北海道新幹線については札幌での2030年オリンピック誘致関係の他にいくつかの記事がありますので紹介します。

北海道新聞 2018年05月15日
北海道新幹線 機構と道が地元協議会 停車5駅に意見反映
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/189464
>北海道新幹線の札幌延伸に向け、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)と道は、停車駅となる新函館北斗―新小樽間の5駅について、地元関係者や有識者でつくる協議会をそれぞれ設置する。機構は2019年度以降、駅舎や高架橋などの設計に入る計画。協議会を通して地元の意見を取り入れながら、利用しやすい駅づくりを目指す。
協議会は今月16日の新函館北斗駅を皮切りに、21日に長万部駅、24日に新八雲駅、6月7日に倶知安駅、同26日には新小樽駅で順次設立する。地元の商工・観光関係者、北大の有識者などで構成。《1》在来線や路線バスへの動線《2》売店や飲食店の配置《3》外国語での案内やWi―Fiの整備―などを中心に利用者目線で駅づくりを議論していく。
新函館北斗駅は16年3月に開業済みだが、利用者から「ホームの通路が狭い」「バス乗り場までの通路に屋根がなく、冬場は危険だ」などの指摘が出ており、利便性を高める狙いで協議会をつくる。
一方、札幌市が30年の冬季五輪招致をにらみ、同年度末に予定される札幌延伸の前倒しを求める方針を固めており、各協議会で早期開業を望む声が出てくる可能性もある。
札幌駅は道や札幌市、JR北海道が公開の場で駅の設置場所を決め、今後も行政や経済界などの協議が続く見通しのため、検討協議会は設置しない。


札幌開業時に設置される新小樽(仮称)・倶知安・長万部・新八雲(仮称)に関するものです。各駅とも在来線との乗り継ぎ、バスやタクシーとの乗り継ぎなども含め、どういった設備が必要なのか今から検討しておく必要があります。駅前に道の駅が併設された木古内などの例は参考になるでしょう。いずれにせよ広域に乗客を集められる主要な道路にも隣接していることもあって駅の位置自体は利便が高いものの、どのような設備が必要かは各自治体や関係者で意見をすりあわせなければなりません。

北海道新聞 2018年05月17日
新函館北斗駅の構造、団体客に配慮し改善 地元協議会 初会合で確認
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/190174
> 【北斗】北海道新幹線の札幌延伸を見据え、JR新函館北斗駅の現状や課題について話し合う地元協議会の初会合が16日、北斗市内で開かれた。増加する外国人観光客や修学旅行の団体客が利用しやすいよう駅の構造を見直し、受け入れ態勢を改善していくことなどを確認した。
建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)や国土交通省、道、地元自治体の担当者などが出席し、非公開で開かれた。複数の関係者によると、新函館北斗駅については「エスカレーター付近で外国人客の混雑が目立つ」「トイレが少ない」など、設備や動線上の問題点を指摘する意見が相次いだ。
また、駅構内が狭く、修学旅行の団体客が新幹線から在来線へのスムーズな乗り換えが難しい課題も取り上げられた。外国語表記の充実を望む声も出た。
JR北海道は駅2階コンコースの混雑緩和などに向け、ドアの増設や団体客用の通路導入などを検討していることを明らかにした。
地元関係者らでつくる協議会は今後、停車駅となる長万部、新八雲、倶知安、新小樽の4駅でも順次設立し、駅づくりを議論する。


北海道新聞が完成時に「豪華すぎる」とか批判した新函館北斗駅ですが、構内のスペースが狭く滞留するだろうという予想通りの結果になっています。本当に報道機関は先を見た報道ができないのだ、今批判できればどうでも良いということです。そして、混雑が激しいと批判できれば二重に「おいしい」のですね。
ただ、新函館北斗駅の導線自体はそれほど酷いものではなく、ある程度練られたものです。在来線から新幹線への乗り継ぎを段差なくできる仕掛けは「一般の個人客」には利便ですが、団体では整列させる場所がありませんからこのような批判になります。修学旅行客は一旦2階コンコースに入れればある程度回避できますし、これは乗り換え改札機を増やせば良いというものではありません。

函館新聞 2018年05月23日
函館市、17年度観光客数6・4%減 外国人宿泊客は過去最多更新【函館】
http://www.hokkaido-nl.jp/article/6120
>函館市が22日に発表した2017年度の観光入り込み客数は524万7000人で、北海道新幹線開業効果で過去最高を記録した前年度を6・4%下回った。一方、外国人宿泊客数は前年度比23・9%増の50万2000人で、2年連続で過去最多を更新。


比率でいうと、鉄道が122万人、航空が69万5000、船舶が31万人ですから本州からの函館観光アクセスはある程度新幹線が根付いたことになります。バス213万人から考えると北海道内を周遊して最後に函館を観光し戻るというパターンもある程度多いのではないかという印象も受けます。いずれにせよ減ったとは言え新幹線が無ければクリアできない数字ですので、

北海道新聞 2018年05月23日
函館の観光客6・4%減 17年度新幹線開業効果薄れ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/192054
> 【函館】函館市は22日、2017年度に市内を訪れた観光客数が、16年3月の北海道新幹線開業の効果で過去最多となった前年度を6・4%下回り、524万7千人だったと発表した。
減少に転じるのは、東日本大震災があった11年度以来6年ぶりで、開業効果が薄れたことが要因。


という北海道新聞記事の印象とはかなり違うのでは無いかと思われます。「函館観光なら新幹線で行く」というのが関東方面で根付くことが大事なのですし、LCCもあるから直行便が無くても海外客が来やすいならそれもいいことであるわけです。ただLCCは結果的に関西空港便が撤退したことが今後聞いてくる可能性はあります。

北海道新聞 2018年05月22日
<ガバメント北海道 舞台裏を読む>新幹線 市とJRに残る火種
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/192292
>「札幌市と対立して大東(おおひがし)案を押し通したJR北海道が、再開発のパートナーになる可能性があるとは」。市有地「北5西1街区」に高層ビルを建てる市の構想に、JRが参入の検討を始めたことに対し、市幹部は渋い表情だ。
北海道新幹線の延伸に関連し、新幹線札幌駅ホームをどこに設けるかが、3年近い迷走を経てこの3月、現駅の200~300メートル東に造る「大東案」で決定された。現在は駐車場がある北5西1街区は、新幹線駅前の超一等地となる。問題の決着直後、JR幹部は「都心まちづくりに貢献でき、収益性も高いビジネスモデルを提案したい」と周囲に意気込みを語ったが、札幌市にとって、JRの参入意向は想定を超える動きだった。
新幹線駅の位置決めでは、市は今の札幌駅に併設する「現駅案」を基に都心再開発の構想を温めていた。そこへJRが現駅案との工費の差額75億円の負担を申し出て大東案が優勢に。JR側は水面下で国会議員や市議に根回しもし、市が異を唱える余地がなくなった。秋元克広市長は「物事を詰める過程を急がなければ」と切り替えたが、メンツをつぶされた市役所内にはJRへの不信感が残る。
再開発構想の前提となる新幹線駅自体の造りをどうするかでも、市とJRの間に火種がくすぶる。北海道商工会議所連合会の岩田圭剛会頭は駅舎を巡って「動く歩道など不便がない設備が必要」と話すなど、経済界に期待が広がる中、市は問題決着後、JRから「現段階で想定していない設備は、市の費用負担だと伝えられた」(市幹部)からだ。
市長選を約1年後に控え、経済界の要望は市長も重視したいところ。ただ、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が行う建設事業のうち市内分の建設費は約2100億円と試算され、市の負担は約350億円。さらに増えれば市民の反発が出かねず、市幹部は「JRとけんかする覚悟でやり合う時期が来た」と緊張している。
市は冬季五輪・パラリンピックの招致目標を2026年から30年に変更した場合、札幌延伸開業を29年中に早めるよう国に求める方針。JRは新幹線札幌駅の完成を29年末と予定しており、五輪に合わせるにはJRと工事前倒しの交渉などを進めねばならず、市OBは「JRとの付き合い方が問われる」と身構える。
JR北海道の島田修社長は5月16日の記者会見で「五輪が決まれば、間に合うよう全面的に協力する」と話し、市に協調姿勢だ。ただ「試験運転や検査も必要。工程感を踏まえて議論しなくては」と、期待感が高まる現状にくぎを刺した。
今後は予算獲得のための与党政治家への働きかけや、トンネル掘削土処分を巡る市民説明も不可欠。秋元市長は「時間がない中で物事を決めると問題になる。十分な時間を持って協議する必要がある」とも話す。新幹線関連の課題は“安全運転”も必要で、市は難しい対応を迫られている。


中身はほぼ全て憶測の記事。JR北海道が札幌市と対決という形を作りたいのだろうが、建設費負担は最初から整備新幹線ではわかってた話だし大東案でなければ札幌市の負担が少なくて済んだということもあり得ない。札幌市がJRと喧嘩する理由が無い以上言ってる人は意味のわかっていないOBだけだろう。北海道新聞も「北海道経済」レベルの記事しか書けないのか、最初から札幌市とJRの不仲というのを結論にして盛ってるのかどちらかだろうか。署名記事だが、やっと勝ち取った札幌栄転ではっちゃけたのかもしれんな。

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