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北海道の交通関係
HAC新機種
2018/05/27
HAC(北海道エアシステム)については日本エアシステムと北海道の第三セクターとして設立。その後日本エアシステムとJAL合併を経て、2011年JALが経営から撤退。このときにJAL保有株を「押しつける形」で分離。このとき北海道は8500万円以上の債権放棄を行っている。そして「新会社」として身軽になったJALが再度子会社化し現在に至っている。
このJAL分離の条件だった「丘珠空港移転」が現在のHACの搭乗率拡大に寄与しているのは皮肉な限りであります。
北海道新聞 2018年05月22日
HAC、20年に全機更新 座席増、輸送力強化狙う
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/191666
> 北海道エアシステム(HAC)は、現在検討中の使用機材の更新について、所有する全3機を対象とし、2020年に後継機の導入を目指す方向で調整に入った。更新に伴い、1機当たりの座席数も現在の36席より数席多い機材を軸に選定する。
日本経済新聞 2018年05月22日
HAC、20年度までに全3機更新 輸送力を増強
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30820960S8A520C1L41000/
> 北海道エアシステム(HAC)は2020年度までに保有する旅客機全3機を順次更新する。後継機は座席数が現行機の36席より12席多い欧州のプロペラ機メーカー、ATR製「ATR42―600」を軸に検討する。
近年は訪日客が飛行機を使い道内を周遊する動きが目立つ。同社の17年度の道内路線搭乗率は丘珠―函館線が77%、丘珠―釧路線が73%で、5年前と比べて2~3割高くなった。座席数の多い新機種の投入で、さらに道内路線の利用を促す。
現在の離島航路などの地域航空の合併・統合を進める国交省の観点からしても新型機は既存の日本エアコミューターと同一機材になるのが当然とも思われる。当然現在の滑走路長で安定運用できるかという話になるので、丘珠空港の滑走路延長も「決まった話」だからこその新型機の話なのだろう。どう考えても「丘珠用」に別機種なんて話はあり得ない。
そういう点から考えても北海道新聞の嗅覚の鈍さというか、意図してそのあたりを報道していないことが気になる話ではある。丘珠空港の滑走路延長の話なんて、肯定的に書けば「お客様」である左寄りの読者受けはよろしくないだろう。しかし、現実的に現有機種ではもう丘珠の滑走路長に対応できるような旅客機は無い、その上寒冷凍結する滑走路での安定運行など望めるものでは無い。まぁ、ANA丘珠撤退の時には搭乗率が低いから仕方が無いと何故かANAの対応を擁護し、低搭乗率に対する札幌市の姿勢が悪いと散々叩いていた新聞だものな。あれ、JR北海道の路線維持問題では全く逆のお立場ですが、何故でしょうね。
まぁ、いずれにせよHACはJALと北海道に振り回され、更に丘珠問題を抱える札幌市にも振り回されるのは可哀想で、しかし、今決断しないと北海道新幹線札幌開業時には函館線は維持できないわけで、その頃にある程度「道内便」を維持しておきたいという姿勢の表れとは思いますので成り行きを見守ります。