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北海道の交通関係
北海道の交通関係サイト終了のお知らせ
当サイトは終了することといたしました。本件に関しましては以下をご確認ください。
当サイトは2023年12月末で閉鎖することといたしました
地震に関する鉄道復旧見込みについて
2018/09/12
今回の胆振東部地震では、鉄道など交通機関に影響が出ました。
ちなみに前日の5日は台風による大荒れの天気もあって、JRは札幌駅発着の全列車を午前中運休しました。これに連続しての地震ですので、交通機関は大幅な乱れを余儀なくされました。
北海道新聞 2018年09月05日
道内大荒れ 札幌駅発着の全列車、午前運休 台風21号
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/224988
JR北海道は、札幌駅を発着する全列車の運転を正午ごろまで見合わせている。午前8時40分現在、札幌と函館、釧路、旭川など道内各地を結ぶ特急58本と、新千歳空港を結ぶ快速エアポート42本、普通列車370本の計470本が運休または運休を決めている。
実際には空港も無傷では無く発着便に大幅な乱れがありましたが、北海道新聞は例によってエアポートが止まった、空港行けない、どうなってるんだという町の声だけを伝えました。
北海道新聞 2018年09月05日
JR特急、6日も一部運休(22時現在)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/225164
結果6日も運休列車が多数発生するのを予定していたわけです。
そして地震が発生しました
NHK 2018年09月06日
北海道安平町で震度6強
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180906/0002869.html
きょう午前3時8分ごろ胆振地方の中東部で震度6強の激しい揺れを観測する地震がありました。
この地震で多少の潮位の変化があるかもしれませんが津波被害の心配はありません。
各地の震度は震度6強が安平町、震度6弱が千歳市、震度5強が札幌市北区、苫小牧市、江別市、三笠市、恵庭市、長沼町、新ひだか町、震度5弱が函館市、室蘭市、岩見沢市、登別市、伊達市、北広島市、石狩市、新篠津村、南幌町、由仁町、栗山町、白老町などとなっています。
NHK 2018年09月06日
6日 JR 新幹線含め全列車運行不可
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180906/0002897.html
JR北海道によりますと、地震の影響で停電しているため、午前6時半現在、北海道新幹線を含め、すべての列車の運行ができない状況だということです。
復旧のめどは立っていません。
また、停電の影響でJR北海道のホームページ上の運行状況が更新できなくなっているということです。
地震と停電により、北海道内のJR列車は全く運行できない状況に追い込まれたわけです。
北海道新聞 2018年09月06日
札幌地下鉄、市電運転見合わせ 市内の全小中学校を休校
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/225308
札幌市交通局は6日未明に道内であった大規模な地震の影響で、市営地下鉄と路面電車(市電)の運行を見合わせると発表した。施設点検のためで、4時25分現在で復旧の見通しは立っていない。
また、地下鉄、市電の運行もできなくなりました。
NHK 2018年09月06日
6日中央バス 全線で運休中
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180906/0002909.html
バスも道路信号が点いていない箇所が多く、高速バスも含め全便運休となりました。
NHK 2018年09月06日
6日 新千歳空港 全ての便の欠航決定
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180906/0002926.html
空港も運行不可。フェリーの一部だけが動いているような状態でした。
NHK 2018年09月06日
6日 帯広空港は今のところ平常運航
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180906/0002979.html
ただ、帯広・旭川などの空港は自家発電装置で運行を続けましたが、現実的に空港へ行く足が確保できなかったという状態でもあります。
NHK 2018年09月06日
6日 女満別空港 今後の便欠航に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180906/0003007.html
そして女満別は自家発電装置の燃料不足で欠航となります。
苫小牧民報 2018年09月07日
大型バスで観光客を避難所へ移動 千歳相互観光バスと初運用
https://www.tomamin.co.jp/news/area1/14614/
胆振東部地震で千歳市内に観光客が滞留したため、市は6日、災害時協定に基づき千歳相互観光バスに貸与していた大型バスで観光客ら約70人を市中心部から避難所となった市防災学習交流センター「そなえーる」へ輸送した。4月のバス導入以来、実際に災害で運用するのは初。
市内の鉄道、路線バスの全面運休や新千歳空港の全便欠航で行き場を失った市外の人々に向けて実施した。バスは最大85人乗り。
午後1時すぎに千歳署のパトカーの先導で市役所前を出発し、JR千歳駅、花園コミュニティセンターを経由して「そなえーる」へ向かった。駅では約50人が列に並び積み残しが発生したため、駅から再輸送した。
バス導入は飛行場や演習場といった特定防衛施設を抱える自治体向けの防衛省の「避難施設整備事業」を活用。3月29日に市から同社へバスを貸し出した。平常時は無償貸与し、営業運行に充てられている。
出張で6日夜に帰京予定だったという神奈川県厚木市の男性会社員(42)は「地震で戻るところがなかったので助かった。避難所に着いてひとまず安心できました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
そして今回、千歳市では空港や駅から避難所へのバス輸送も行われました。この記事は他のメディアでは見かけず、札幌も含め観光客の多い地域では検討が必要と思います。
地震発生から丸一日以上経過した7日には停電の復旧とともに一部の路線が復旧し始めます。
NHK 2018年09月07日
7日 札幌地下鉄 昼以降運転再開へ
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180907/0003117.html
NHK 2018年09月07日
7日 北海道新幹線は正午めど再開予定
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180907/0003119.html
NHK 2018年09月07日
快速エアポート13時以降再開へ
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180907/0003150.html
NHK 2018年09月07日
札幌市の路面電車が運行再開
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180907/0003151.html
NHK 2018年09月07日
新千歳空港 運航再開
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180907/0003149.html
しかし、他の路線の復旧はなかなか進みませんでした。停電の復旧のほかに台風被害の確認、復旧作業も必要だったからですね。
十勝毎日新聞 2018年09月07日
地震でレールにゆがみ多数 「とかち」「おおぞら」8日も全便運
https://kachimai.jp/article/index.php?no=440190
NHK 2018年09月07日
震源付近の線路ゆがみ復旧に時間
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180907/0003211.html
地震のあと一時、すべての列車の運行ができなくなったJR北海道は、7日午後記者会見し、運転再開の遅れを陳謝するとともに、日高線、室蘭線、石勝線では地震の揺れが原因とみられるレールのゆがみが多数見つかったため、運転再開に時間がかかるという見通しを明らかにしました。
この中でJR北海道の島田修社長は、「道民や北海道に来られている外国人を含む観光客のみなさまにはご迷惑をおかけし、申し訳ありません」と陳謝しました。
JR北海道は、地震のあとの大規模停電ですべての列車が運行できなくなりましたが、これまでに北海道新幹線、札幌と新千歳空港を結ぶ「快速エアポート」、それに函館と新函館北斗を結ぶ「はこだてライナー」が運転を再開しました。
しかし、すべての特急列車が7日も終日運休するなど、多くの路線で運転再開が遅れています。
JRは、停電が解消し、信号などの設備の点検が終われば、できるだけ早く運転を再開したいと説明しました。
NHK 2018年09月07日
新千歳空港 国際線の運航再開へ
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180907/0003216.html
8日には国際線ターミナルの運用が再開。
北海道新聞 2018年09月08日
線路ゆがみ55カ所 JR北海道 日高線など順次修復
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/226143
なぜか道新は「日高線」を修復と報道。
十勝毎日新聞 2018年09月08日
ポテトライナー8日から運行再開
https://kachimai.jp/article/index.php?no=20189864512
高速バスや各地路線バスも8日朝からは概ね平常通りに運行を再開しました。
NHK 2018年09月08日
JR 札幌近郊の路線の運転再開
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180908/0003256.html
また、札幌圏の通勤、通学圏の列車も8日朝から運行を再開しました。
北海道新聞 2018年09月08日
ライフラインまとめ(8日正午)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/226234
■鉄道
JR北海道によると8日、特急列車は終日運休。快速エアポートは小樽―新千歳空港間で始発からダイヤ通り運行している。
普通列車は8日午前までに、函館線・小樽―札幌間と札幌―岩見沢間、千歳線・札幌―新千歳空港間、石北線・旭川―上川間、宗谷線・旭川―名寄間の一部で再開した。函館線・函館―新函館北斗間は8日夕方から、根室線・新得―釧路間は8日夜から再開予定。
北海道新幹線とはこだてライナー(函館線・函館―新函館北斗間)は通常運行している。
道南いさりび鉄道は通常運行。函館市電は8日始発から運行を再開した。
■札幌市営地下鉄・市電
札幌市営地下鉄と路面電車(市電)は始発から通常運行している。
■バス
8日朝までに運行を再開したバスは次の通り(一部路線のみも含む)。
北海道中央バス▽ジェイ・アール北海道バス▽じょうてつバス▽ばんけいバス▽北都交通▽あつまバス▽道南バス▽函館バス▽道北バス▽旭川電気軌道▽北見バス▽北紋バス▽網走バス▽十勝バス▽北海道拓殖バス▽くしろバス▽阿寒バス▽根室交通▽名士バス
日本経済新聞 2018年09月08日
JR北、9日に特急を一部再開 札幌―旭川など
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35146700Y8A900C1000000/
JR北海道は8日、特急列車の運行を9日に一部再開すると発表した。札幌―東室蘭―函館間の「スーパー北斗」と「すずらん」の一部列車、札幌―旭川間の「カムイ」と「ライラック」、札幌―旭川―網走間の「オホーツク」と「大雪」で、いずれも始発から運行する予定だ。
9日には札幌-旭川・函館・室蘭などの特急も再開。
NHK 2018年09月09日
道内交通状況(9日午前11時)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180909/0003368.html
【JR】
JR北海道は、札幌と旭川、函館、網走の間を結ぶ特急列車の運転を再開しました。
運転を再開したのは、札幌と旭川を結ぶ「カムイ」と「ライラック」、札幌と網走を結ぶ「オホーツク」、それに、旭川と網走を結ぶ「大雪」です。
また、札幌と函館を結ぶ「スーパー北斗」と札幌と東室蘭を結ぶ、「すずらん」も9日から運転を再開しましたが一部の列車が運休しています。
一方、札幌と稚内を結ぶ「宗谷」と旭川と稚内を結ぶ「サロベツ」は少なくとも11日まで運休、札幌と帯広・釧路を結ぶ「スーパーとかち」と「スーパーおおぞら」も少なくとも12日まで運休が続く見通しです。
「北海道新幹線」や「快速エアポート」、それに「はこだてライナー」は通常どおり運転しています。
普通列車や快速列車も順次、運転が再開しています。
午前11時時点で運転しているのは、函館線の小樽と旭川の間、函館と長万部の間、千歳線の全区間、宗谷線の旭川と名寄の間、石北線の全区間、根室線の新得と釧路の間、室蘭線の苫小牧と長万部の間、東室蘭と室蘭の間です。
また、学園都市線の札幌と、あいの里公園の間は午後1時ごろから本数を減らして運転を再開する予定です。
一方、日高線、石勝線、花咲線、釧網線、富良野線、留萌線で運転を見合わせています。
【地下鉄】
札幌市交通局によりますと、札幌市営地下鉄と札幌市中心部を走る路面電車は、すべての路線が通常ダイヤで運行しています。
【バス】
「ジェイ・アール北海道バス」は都市間バスと路線バスがすべての区間で通常どおり運行、「北海道中央バス」は、都市間バスはほぼ通常どおり運行していますが、路線バスの一部で運休が続いています。
北海道新聞 2018年09月09日
札幌の地下鉄と市電 10日から節電で減便へ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/226450
NHK 2018年09月09日
節電でJR特急一部運休
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180909/0003412.html
しかし、今度は逼迫する電力事情を鑑みて、地下鉄と市電、JRも減便することを表明することになります。駅やホームも薄暗く、正直危なっかしい場所もあります。
北海道新聞 2018年09月11日
JR復旧、10区間は月末めど 日高線は見通せず
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/227094
JR北海道は11日、胆振東部地震の影響で一部運休が続く道内路線について、日高線を除く10区間で今月末をめどに復旧させると明らかにした。日高線は震源地近くの橋で損傷が見つかっており、大規模な修復工事が必要で、再開時期は見通せないという。
運休となっているのはJR函館線小樽―長万部間など11区間。地震による線路のゆがみの修復作業や、停電のために一時停止した踏切設備の動作点検などが必要で、同社が地震直後から作業を続けていた。今月末には日高線を除く全ての区間で作業を終える見通し。
JR北海道は11日に記者会見し、多くの路線を今月末までには復旧させると発表。しかし、厚真川橋梁に大きなダメージがある日高線については再開時期を明言できませんでした。苫東地区は日高線があることで道路が狭くなっていたり、陸橋となり高さ制限のあるある道路があるなど、正直物流面で日高線は非常に邪魔であり、以前から苫小牧市となどが柏原台地区などで線路移設を求めており、その議論にも関わってくるとも思われます。