北海道の交通関係

日高線厚真川橋梁を見てきました

2018/09/16

ちょっと苫小牧方面に用事がありまして、少し足を伸ばして日高線の被災箇所厚真川橋梁を確認してきました。

浜厚真駅から少し苫小牧側に戻った場所にあります厚真川橋梁は全長255.3mと長く、14の橋脚と15連の桁で構成されています。苫小牧側4桁、浜厚真側2桁はコンクリート桁で中間9桁は鉄桁です。

設置されたのは銘板によれば昭和30年(1955年)ですので、63年前に作られた鉄橋ですね。


https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20180912_KO_Atsuma%20River.pdf
JR北海道による資料では桁ずれが最大27cmとなっており、橋脚にもヒビや破損が見られます。

浜厚真駅側から鉄橋を見た図。線路のゆがみが見える。

踏切から浜厚真駅側を見た図。線路のゆがみが見える。

大きく桁ずれを起こしている13Pを見る。壊れがチョークで記されている。

13P・14P上流側。

13P上部チョーク印。

中間の鉄桁部は大きな問題はなさそう。

苫小牧側5P橋脚の下部は陥没して立入規制されていた。

苫小牧方コンクリート桁。
3P上部で3cmの桁ずれがあるとのことだが、目視ではよくわからない。

あくまで素人目には、比較的橋の健全性は保たれており、一定の補修が行えれば列車を走らせることはできそうに思えます。とはいえ、ずれた桁を移動させるにはそれなりの重機が必要で、河川敷は車両の乗り入れが難しく、作業はかなり大がかりになることが予想できます。
本来なら橋の架け替えも検討しなければならない年数とも考えられますが、そのために割ける予算は多くは無いでしょう。

逆にいえば今回の地震はこのような橋への直接的な被害がここ以外発生しなかったことで復旧時間がこの程度で済んでいるわけで、すぐ近くの苫東厚真火力発電所が無事では済まなかったことを考えても、この程度の被害で済んだというのは不幸中の幸いです。

北海道の交通関係 日高線

検索入力:

記事カテゴリ