北海道の交通関係

JR北海道新ダイヤ詳細発表

2019/03/04
さて、2月25日に3月16日からの新ダイヤ時刻を掲載した市販の時刻表が発売になりました。また3月1日からはJR北海道のホームページにて新時刻表の掲載が始まりました。

 

north-tt blog 2018-12-17
JR北海道平成31年3月改正(プレスリリース)
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=477

当ブログでもその概要を掲載しておりますが、詳細な時刻が発表になりまして、いくつか気がついた点がありますので紹介いたします。

石北線は大幅な改正

石北線は大きな改正になりました。
●旭川-上川
下り上川方面については結果的に1本減便になります。北見行きの特別快速「きたみ」の時間を繰りあげ、既存の当麻行き普通列車を兼用する形になります。このため「きたみ」の停車駅も当麻までは既存の普通列車と同じになります。
上りに関しては大きな変更はありません。
JR北海道新ダイヤ詳細発表

●上川-遠軽
現行ダイヤでは旭川運転所から上川まで早朝に回送し、旭川行き、遠軽行きの始発列車として運行していました。この始発列車が峠をのぼりきれず遅延するという例が特に秋口の落葉時期に頻発していました。もともとこの区間は普通列車の本数が非常に少なく、上川-白滝については1往復となっています。日常的な利用者もほぼ皆無であり、回送列車の客扱いという側面があったと考えられます。
今回上川11:11という遠軽行きを新設します。車両は上川までは定期列車に併結するものと思われ、白滝-瀬戸瀬の3駅については純然たる増発となります。
上りについても遠軽13:22発旭川行きとなり、こちらも3駅は増発となります。既存の遠軽16:35 発旭川行きについては時刻変更の上、白滝行きに、上川から旭川までは既存同様の列車が運行されます。

ちなみに遠軽発13時台の白滝方面については、遠軽高校午前授業の場合の時刻表非掲載非公示の臨時列車として運行されていましたので、これの定期列車化という考え方もできます。
この上川-白滝区間の普通列車の時刻変更が先の旭川-当麻間の1本減便に繋がっています。既存の上川15:54の4532Dは上川14:37着4527Dの折返しだったと思われます。しかし、新ダイヤでは上川15:57の4622Dは遠軽始発として運行しますので上川14:53着4622Dの車両は余ることになります。これを旭川に向けて回送する途中当麻15:36の旭川行きとして客扱いする。この結果旭川から当麻行片道1本を廃止できることになったわけですね。

さて、この回送して途中から客扱いはもったいないだろうという批判もありそうですが、現行ダイヤでも同様のことが行われていました。上川17:33着4529Dは、折返し回送として伊香牛へ行き、伊香牛18:15発4546Dとして旭川に向かっていました。しかし、この時間には旭川発伊香牛行きの列車があります。この車両は残念ながら伊香牛到着後普通列車の後を追い旭川へ回送していたわけです。

新ダイヤでは、上川17:33着4529Dは折返し18:40発4532Dとして旭川に向かいます。旭川17:30の4543Dは伊香牛で折返し18:14発4546Dとして旭川に向かいます。細かなところですが、日中の回送列車を削減できたことになります。

●遠軽-北見-網走
下り留辺蘂発北見行きについて、特別快速「きたみ」の時刻繰り上げのため、現行同等時刻での運行に繰り上げています。
上りの北見発留辺蘂行1本の帰宅時間帯の時刻が変更になっています。

今回の改正ではこの石北線の大幅な時刻変更で、札幌から網走へ普通列車だけで到達可能となりました。また、そのまま釧網線で釧路までという(青春18きっぷなど一部の用途では)朗報となりました。上りについては必ずしも朗報とはいえないものの、日中に普通列車で峠を越えられる利点もありましょう。

宗谷線も小幅に改正

発表通り旭川発07:52と08:08の列車を入れ替えたくらいで大幅な変更はありません。これを入れ替えただけで、名寄到着は09:42と40分以上早くなっています。これは途中剣淵駅での特急追い抜かしが発生しなくなるためです。もちろんダイヤの問題でもありますが、普通列車に使用する車両の性能があまりにも低く、遅いという面もあります。時代に合わせた車両への置き換えが望まれます。(これは石北線の空転という問題のも繋がる)

学園都市線の改善

北海道医療大学-新十津川の廃止協議を受けて、札幌-北海道医療大学の増発や運転区間の延長が行われました。
特に朗報は札幌06:58の石狩当別行が北海道医療大学まで延長になります。この列車は石狩当別から新十津川行に接続するため廃線予定区間に乗る方と医療大学への通勤、通学客が1両のワンマン気動車に同居することになり混雑する列車でもありますした。6両編成で運行される通勤対応車で延伸されますので、通勤、通学客は今までより早く医療大学に着けますし、廃線区間への客は通学客と分離されます。

また、札幌発で15:20が石狩当別延長、18:15、18:45、22:04が北海道医療大学延長となります。
JR北海道新ダイヤ詳細発表

上り側は札幌着08:47、09:01、19:52、23:50が北海道医療大学発に、札幌着16:47が石狩当別発に変更になります。また、以下の上り3本が増発されます。
あいの里公園19:38発札幌20:06着
石狩当別20:08発札幌20:39着
石狩当別20:46発札幌21:33着

あと札幌圏では新千歳空港発手稲行普通列車1本の小樽延長が行われます。

他の路線は概ね改正前を踏襲し細かな時刻変更のみと思われます。今回回送列車を使った列車増発など効率化を進めようという観点を感じます。また、地方の普通列車は今後も効率化が進むものとも思われます。今回手が入らなかった地域も、次回改正時は多少の減便なども発生すると考えられます。

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道 宗谷線 釧網線 石北線

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