北海道の交通関係

北海道新幹線工事箇所(後志トンネル塩谷工区)

2019/05/11
北海道新幹線は仮称新小樽から倶知安の間は在来線が比較的海側や平野部を進むのと比較して山中を越えていきます。特に後志トンネルは赤井川村市街地にほど近い起点部分を除けば深い山中を越えていきます。塩谷工区は北海道新幹線のトンネル工事現場では最もアクセスしにくい場所にあると言ってもいいでしょう。

なにより斜坑が1992mと長大です。ヤードが設置される場所は北海道では高校野球で有名な北照高等学校のグランド付近から軽く3km以上の山中となります。工事道路自体は塩谷丸山への林道を拡幅した形になっているようです。この林道は立入自体の制限を促す看板などはないものの、普通乗用車での侵入は難しいと思われるダート道路です。工事関係のため橋などを直した形跡はありますが、あくまでダートです。

北海道新幹線工事箇所(後志トンネル塩谷工区)
北照高校グランド付近に工事看板が存在します。
北海道新幹線工事箇所(後志トンネル塩谷工区)
廃棄物処理施設付近で舗装がなくなります。このあたりに現場入口の看板が存在します。
北海道新幹線工事箇所(後志トンネル塩谷工区)
工事用に再整備されたと思う林道です。道路自体の幅はこの後細くなり、車両のすれ違いが難しくなります。登山の方も含めて車両での進入は控えた方が良さそうです。登山者に注意するよう運転者に伝える看板がありますので、登山者の歩行は想定されているようです。
北海道新幹線工事箇所(後志トンネル塩谷工区)
好天に恵まれたため、登山の格好で現場付近まで徒歩で行ってみました。北照高校グランド付近から軽く片道1時間以上かかりますし、途中に車を置くスペースは乏しいのでかなりの覚悟が必要です。途中から塩谷川に沿った形で進み、なんとか現場を目にすることができました。なお、連休中で工事が止まっていたためかダンプなど車両とは一切すれ違いませんでした。

本工区は安全祈願祭でも送迎のバスを使い、式典中は会場へ出入り不可となるなど特殊な環境であることを示唆しています。

工区データ

区間総延長:本坑4,050m及び斜坑1,992m
工事起点:319.600km(新青森起点)
工事終点:323.650km
開札:2017年10月3日
落札額:107億円(税抜)
施工者:戸田建設・伊藤組土建・宮永建設・鈴木東建共同体
工期:78カ月間
安全祈願祭:2018年10月23日
2019年4月現在掘削延長:斜坑408m、本坑0m

カテゴリ: 北海道の交通関係 北海道新幹線

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