北海道の交通関係

北海道新幹線工事箇所(後志トンネル北上沢工区)

2019/05/12
大きく山中を緩いカーブで貫いてきた後志トンネルは余市町の山中を経由し赤井川村に入ります。スキーリゾートで有名なキロロを有する赤井川村ですが、新幹線はあくまでも赤井川村には駅を作らず通過していくだけになります。赤井川村には後志トンネルの工事工区が2箇所設置されています。

後志トンネル自体はNATM工法での掘削となります。ここは比較的斜坑延長が短いこともあり順調に工事が進んでいるように見えます。2019年4月現在の作業進捗では49.5%程度の掘削を済ませています。

北上沢工区は余市川水系の小樽川をせき止める落合ダム(2001年竣工)への道路途中にあります。
ゲート前には比較的広くスペースが取られています。
北海道新幹線工事箇所(後志トンネル北上沢工区)
北海道新幹線工事箇所(後志トンネル北上沢工区)
当日は作業しておりませんでしたが、隙間から内部が窺えました。
北海道新幹線工事箇所(後志トンネル北上沢工区)

トンネル工事のような工期の長い現場では現場にほど近いところに宿舎が設けられ、作業員はそこで寝食を共にされていると思います。国道293号線沿いにはその宿舎や現場事務所も見られます。6年以上の歳月をかけて掘られるトンネルが貫通した時、作業されている方もまた感動を覚えるのでしょうか。
私のように建築に携わった経験の無いものにとって、地図に残り、その後も万人に使われるものを作る方は本当に尊敬しますし、これほどのものを寸分の狂い無く、他の工区もありますから間違ってしまうと大変なことになるわけで、そのように作り上げる技術に対しても尊敬します。そして、その行程を作り、実際に作業されている方も、本当に単純な言葉ですが凄いなぁと思うのです。
北海道新幹線工事箇所(後志トンネル北上沢工区)

札樽トンネルは今のところまだはっきりとした工事が見えませんが、朝里トンネルや後志トンネルは比較的早く工事が開始されていますので、ダイナミックな現場が動いている様を見ることができます。もちろん部外者が簡単に立ち入ったりはできませんが。時より立ち寄って工事の進捗を見てみたいなと思います。最近は工事の進捗を仮囲い外に掲示している現場もありますので、そういうのを見るとワクワクしますね。

工区データ

区間総延長:本坑4,600m及び斜坑450m
工事起点:315.000km(新青森起点)
工事終点:319.600km
開札:2015年10月15日
落札額:108億円(税抜)
施工者:西松建設・東亜建設工業・中山組・萩原建設工業共同体
工期:78カ月間
安全祈願祭:2016年7月21日
2019年4月現在掘削延長:2,277m
2020年4月現在掘削延長:3,173m
2020年7月現在掘削延長:3,421m

カテゴリ: 北海道の交通関係 北海道新幹線 北海道新幹線工事箇所

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