北海道の交通関係

北海道新幹線工事箇所(倶知安駅)

2019/05/17
北海道新幹線は札幌市内の住宅等が密集している地域を地下で繋ぐことになりましたので、大規模な移転交渉などが発生しないと言われていますが、どうしても地上を走ることになる駅付近では(仮称)新小樽駅付近で既に移転、住宅の取り壊しが行われている(これはトンネル工事のヤードがこの付近にできると思われる)ほか、倶知安駅付近でもかなり大規模な移転交渉が行われるものと思われます。特に北側は在来線に沿うように住宅や集合住宅があります。
北海道新幹線工事箇所(倶知安駅)
写真は倶知安高校正門から新幹線の高架が見えるであろう方向。約200m先の信号機付近で南北に走る町道付近が新幹線高架になります。

 

倶知安町
北海道新幹線 ルート図(町内関係分)
https://www.town.kutchan.hokkaido.jp/file/contents/772/29467/sinnkannsennkeirozumen.pdf

二ツ森トンネルを出た新幹線列車は左手に羊蹄山をみながら倶登山川を北倶登山川橋梁で越え、国道5号線を高架(琴平跨道橋)で越えて高架の倶知安駅へ到着します。

倶知安町は新幹線駅について周辺も含めた整備案を出しています。この整備案には在来線が廃止になった場合、存続した場合の駅、周辺施設の案があります。現在のところまだ事業化していませんが、共和ICまでの事業が行われている後志道が倶知安ICまでは整備される見込みであり、ICができる駅西側からのアクセスが課題とはなりそうではあります。このため、在来線廃止前提ではありますが新幹線駅の西側に存在する在来線用地と夜間留置施設部分を全てパークアンドライド駐車場、観光バス駐車場に充てるように計画されています。

 

倶知安町
北海道新幹線倶知安駅新駅周辺整備構想(案)
https://www.town.kutchan.hokkaido.jp/file/contents/2196/32874/seibikousouan.pdf

在来線がなくなれば駅の東西を走る(仮称)駅横断通を開設し、P&R駐車場を421台分整備としています。在来線が存続の場合はP&R駐車場390台としています。
ニセコエリアへの交通の便利を図るという意味でもかなり踏み込んだ内容になっています。
駅内の商業施設は小規模な売店と最低限の飲食スペースとし購買、飲食は「まちなか」で提供というコンセプトになるようです。駅自体は新函館北斗駅に近い形になるように見えます。

北海道新幹線工事箇所(倶知安駅)
現在の倶知安駅は解体される予定。在来線が残る場合は新幹線駅内に改札機能などがある新函館北斗駅のような構造になるのではないかと思います。
北海道新幹線工事箇所(倶知安駅)
倶知安駅横にあるコープさっぽろ倶知安店はそのまま残る予定ですので、旧胆振線などが使っていたホーム(現在線路が無い)付近は駅舎となると思われます。写真撮影位置も駅舎になりそうですね。
北海道新幹線工事箇所(倶知安駅)
駅南側からの全景。駅舎側の普段使っていないホームにかからない1線は廃止されると思われ、この位置まで駅舎が張り出すと考えられます。駅西側にも自由通路の出口が設けられるのも新函館北斗駅の北口のような形になりそうです。
工事期間中はホームの移設なども行われるのではないでしょうか。そして在来線が残るならば、在来線駅ホームもそれなりの近代化がなされると思われます。そういう意味では木古内駅よりは恵まれていそうです。

倶知安駅を出発すると210mの南倶登山川橋、340mの尻別川橋梁を渡り、羊蹄トンネルへと入ります。倶知安町内で地上を走る区間は9kmほどとなります。
北海道新幹線工事箇所(倶知安駅)
駅の南側は支障建物は少ないものの西小学校のすぐ脇を通るなど、防音対策が必要になりますね。倶知安駅は全列車の停車を想定していないので、高速に通過する新幹線もあると思われます。

なお、倶知安町内には鉄道・運輸機構の倶知安鉄道建設所が2014年4月に開設されています。

駅データ

駅中心:新青森起点290.3km・東京起点965.2km
開札:-
落札額:-
施工者:-
工期:-

カテゴリ: 北海道の交通関係 北海道新幹線

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