北海道の交通関係

(掘削完了)北海道新幹線工事箇所(昆布トンネル桂台工区)

2019/05/22
昆布岳の麓をトンネルで貫く昆布トンネルですが、函館側の出口はかなりな山奥になります。札幌から見てきた今までの北海道新幹線工区ですが、今までは比較的集落に近い、大きな街に近い(小樽市内にあってかなりの山奥な後志トンネル塩谷工区なんてのもあるが)のですが、この先はかなり寂しい、場合によっては熊など自然動物とかち合うような場所も通過していくことになります。道路沿いでの撮影ではあっても、一応気をつけるに越したことはありませんし、携帯電話の電波が届かない場所も少なくないこともありますので、訪問される方は注意されてくださいね。

あと、昆布トンネル桂台工区、内浦トンネル幌内工区の工事工区へのルートは主要道道32号線豊浦ニセコ線という大層な名前の道路なのですが、豊浦町新富付近から豊浦町大岸付近まで未改良の山路で、主要道道ながらすれ違いも難しいようなダート道です。ダートを走りたくない、悪天候時は豊浦町市街地付近まで大きく迂回が必要かもしれません。

このように北海道にあって、なかでもかなり過酷な地域で工事を行っているのが桂台工区になります。なお、工区はニセコ町内に設置されていますが、すぐに蘭越町、豊浦町と3自治体の交わるあたりになります。
<font color=red>(掘削完了)</font>北海道新幹線工事箇所(昆布トンネル桂台工区)
<font color=red>(掘削完了)</font>北海道新幹線工事箇所(昆布トンネル桂台工区)
さて、現地は道道沿いに工事看板が設置され、400mほどの工事道路が新設されてその先にヤードがありますので、中をうかがうことは難しい状況です。

ニセコ町サイトには工事パンフレットが公開されています。

 

ニセコ町
昆布トンネル(桂台)他工事パンフレット
https://www.town.niseko.lg.jp/resources/output/contents/file/release/704/4396/panphlet.pdf

これによりますと昆布トンネルから函館側には道道を越える「Bv」ですから架道橋ですね。昆布川を越える橋も作られるとは思いますが。このあたり本当にうっそうとした場所ですので、なかなか工事は大変そうですね。なお、トンネルはNATMでの掘削、函館方面にむかって11パーミルの下り坂になりそうです。

工区データ

区間総延長:本坑4,800m及び路盤25m
工事起点:263.470km(新青森起点)
トンネル始点:263.495km(推定)
工事終点:268.295km
開札:2013年12月3日
落札額:106億円(税別)
施工者:鉄建建設・アイサワ工業・福津組・西江建設共同体
工期:99カ月間
安全祈願祭:2014年11月9日
2019年4月現在掘削延長:3,818m
2020年4月現在掘削延長:4,795m
2020年7月現在掘削延長:4,800m(掘削完了)

2020年7月追記

北海道新幹線延伸区間2本目の掘削完了

まだ鉄道・運輸機構からは特段の発表はありませんが7月1日現在で発表された工事進捗では本工区は掘削完了となったようです。昆布トンネルは宮田工区も含めて早期に発注されたトンネルで、早ければ年度内に貫通するのではないでしょうか。

カテゴリ: 北海道の交通関係 北海道新幹線 北海道新幹線工事箇所

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