北海道の交通関係

(掘削完了)北海道新幹線工事箇所(立岩トンネル立岩工区)

2019/06/01

立岩トンネルという名称ですが、このトンネルの通過箇所に特段の山を越えるわけではないのもあって、八雲側の入口付近の地名立岩を付けたのではないかと思います。

さて、4工区で掘られる立岩トンネルの最も新函館北斗側の工区となります。道央道八雲ICから国道277号線を熊石側に向かうと工区が見えてきます。国道沿いにある非常にアクセスしやすい現場です。付近は牧場が広がっておりトンネル工事現場のすぐ脇で牛が草を食んでいる姿が見えます。

立岩トンネルを出た新幹線は国道277号線を立岩架道橋で、その後遊楽部川橋梁、道道42号八雲北檜山線を遊楽部架道橋で越えて仮称新八雲駅へ入っていきます。周辺は酪農と畑作地帯が広がる地域で、「何も無いところ」に突然新幹線駅というような場所になります。

まず、仮囲いの工事看板



トンネル抗口は現場のゲート柵の隙間からも、国道歩道上からも見えます。


仮称新八雲駅側、橋梁が新設されます。





安全祈願祭

鉄道・運輸機構 2014年11月28日
北海道新幹線、立岩トンネル(立岩)他工事の安全祈願について
(見ることができない場合)
https://traffic.north-tt.com/txt/20190601_01.pdf




2021年8月追記


「令和」に張り替えたのでしょうが消えていました


2021年12月追記

鉄道・運輸機構からの発表はありませんでしたが、毎月更新の進捗状況では2021年12月に掘削完了となった模様です。


工区データ

区間総延長:本坑4,960m及び斜坑390m(横坑1,675m)
工事起点:204.620km(新青森起点)
トンネル起点:204.680km(推定)
工事終点:209.640km
開札:2014年3月4日
落札額:97億円(税別)
施工者:戸田建設・伊藤組土建・新太平洋建設・北海道軌道施設工業特定建設工事共同企業体
工期:96カ月間
安全祈願祭:2014年12月13日
工事終了予定:2022年12月22日
2017年10月現在掘削延長:1,262m
2018年4月現在掘削延長:1,843m
2018年10月現在掘削延長:2,242m
2019年4月現在掘削延長:2,788m
2019年10月現在掘削延長:3,084m
2020年4月現在掘削延長:3,494m
2020年10月現在掘削延長:3,905m
2021年4月現在掘削延長:4,445m
2021年10月現在掘削延長:4,938m
2021年12月掘削完了:5,015m


次の工区

←新函館北斗方面

仮称新八雲駅
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=577

札幌方面→

立岩トンネル山崎工区
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=575

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