北海道の交通関係

北海道新幹線工事箇所(磐石トンネル祭礼工区)

2019/06/05
八雲町には北海道新幹線のトンネル工事現場だけでも9工区が設置されています。トンネル工事に従事する作業員は数百人単位に及び、宿舎に寝泊まりしますので地域に貢献することにもなります。もちろんこれは工事が終わるまでの話ですが、工事はまだしばらく続きます。新聞記事には否定的な、恩恵は少ないとする方もいますが、恩恵を得られるかどうかは口を開けていればいいと思うかどうかの話でもあります。何もしなくても仕事が舞い込むほど甘い話でもないでしょう。

 

北海道新聞 2018年03月23日
トンネル特需、道南沸く 燃料・運送業者 現場に集結
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/174319
北海道新幹線の開業から26日で2年。2030年度の札幌延伸に向け、トンネル工事が本格化した八雲町には200人近い作業員が入り、地元の燃料・運送業者が工事現場を行き来するなど経済活動が勢いを増す。掘削工事が始まった長万部町でも、温泉業者をはじめ商工業者が「トンネル効果」に期待を込める。
 八雲町では21年度から25年度にかけ、新八雲駅(仮称)を挟んで六つのトンネルが貫通する。工事区間は地上を走る「明かり区間」を含めて九つ。1工区当たりの作業員は50人前後で、ピーク時には500人近くが八雲に入る計算だ。


工事に対して地元の業者が行えることは少ないものの、地元が請け負えなければ他の地域から調達するわけですから結局地域の問題でもあります。

祭礼トンネルというちょっと特殊な名前のトンネル。隣の野田生トンネルは野田追川や地名から付けられたものと思いますが、これもこの地域の沢の名前「祭礼沢」から取っているものと思います。行政的な地名としてはないものの、ちょっと珍しいタイプの名前ですね。

この工区、なかなか現場入口が見つけられなかったのですが、野田追トンネル(南)工区への道と同じ道道573号桜野野田生停車場線の八雲町桜野地区のインターファーム付近から横路に入りますと現場への作業道路を作っているところへ出ました。場所からして作業ヤードは1.5kmほど先になると思われますので、様子を伺うことはできません。また、5月の訪問段階ではまだ工事看板などは立っていませんでした。
北海道新幹線工事箇所(磐石トンネル祭礼工区)
北海道新幹線工事箇所(磐石トンネル祭礼工区)
2000mと北海道新幹線にしては比較的短いトンネルではありますが、次の磐石トンネルとの間も約170mと短く、ここもほぼ外は見えなさそうです。

工区データ

区間総延長:本坑2,000m及び斜坑280m及び路盤45m
工事起点:188.860km(新青森起点)
トンネル起点:188.880km(推定)
工事終点:190.885km
開札:2018年2月9日
落札額:47億円(税別)
施工者:三井住友建設・村本建設・中塚建設共同体
工期:51カ月間
安全祈願祭:未開所
2019年5月現在掘削延長:0m

2019年11月29日追記
祭礼トンネルと磐石トンネルは一体で磐石トンネルとなることが発表されました。

 

鉄道・運輸機構 2019年11月15日
北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)工事の計画変更について
https://www.jrtt.go.jp/08-2Press/pdf/2019/press20191115-1.pdf

カテゴリ: 北海道の交通関係 北海道新幹線

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