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北海道の交通関係
安ければいいってものではない
2013/08/02
■安さより安全…高速バス新規制、便数減や値上げ
(読売新聞 - 08月01日 20:44)
元々高速ツアーバスそのものが規制緩和の名のもとに脱法的に始まったもの。そこには「安い」というだけで、実際にはユーザーに多大なリスクを負わせながら表向きにはノーリスクを装っていたわけ。
元々は80年代に北海道のバス会社が始めた「会員制貸切バス」と銘打った都市間バス(宗谷バスのわっかない号とか沿岸バスのはぼろ号あたりはその辺が発祥)に様々な問題が出て、路線免許を取得したわけだ。
このあたり北海道中央バスが稚内参入を狙ってたあたりとか、今は稚内便を運行する銀嶺バスあたりの駆け引きとか、実はこの問題すでに80年代に解決していたはずなんだ。
この当時は貧弱な国鉄の急行列車に対しての一定の需要があって、ある程度致し方なかったんだけど、今のツアーバスはそうではない。理念も何もなく、ただ安い貸切バスを路線もどきにつかって手数料で儲けてるだけ。事故が起きれば「貸切バス会社の問題」と逃げられる。会社としてはノーリスクハイリターンな商売だったわけだ。もちろん乗客にとってはハイリスクだったわけだけどね。
まぁ、鉄道側にしてみれば面倒で手のかかる夜行列車を廃止する口実になったし、悪い面ばかりじゃない。
路線免許を取得した元ツアーバス会社が、まともなリスクを背負うなら今までの運賃で運営できるわけがなく、撤退はあたりまえ。その代りちゃんと保険に入っている、少なくとも資本力に問題の少ない会社が運営するのは乗客にとってのメリットが大きい。
関越事故のツアーバス。3500円が50人として17万円あまり。これで、車両のメンテして運転手に給料払って、各種手数料と高速代払って・・・そんなものが成り立つほうがどうかしてるんだよ。