北海道の交通関係

減速すると事故が無くなるというものではない

2013/09/05
元々の問題は「基本動作がおろそかになっていた」から。
未だに列車に乗るとろくに見もしないでドアを開ける車掌に、喚呼が聞こえない運転士、車両は汚く、駅には蜘蛛の巣が張っている有様。

列車の速度を落とせば所要時間が延びる。その結果整備にかかる時間が取れなくなる。余計に事故が発生するという悪循環だって考えられる。

ただ、130km/h運転を120km/hにするのはそれほどの問題には感じない。逆にダイヤ上は120km/hとして130km/hでの走行を可能にしておくことで遅延を防ぐという考えもあった。まぁ、今回は無理だろうけどね。

釧路の110km/hまで減速するのはやりすぎだが、「とかち」は120km/hということは、帯広以遠の線路が貧弱な区間の最高速度を抑えるのかとも思う。

ただ、今回思ったことは、JR北海道としては減速による所要時間の伸びによる乗客離れはそれほど発生しないと踏んでいるんじゃないかということ。実際、代替交通が貧弱な区間が多いのだから、結局JRを使わざるを得ない人にとって、列車の速度は重要ではない。動いていればある程度乗るという考えなら、わざわざ高速車両を整備する必要はないという考えもできる。


それ以前に、札幌圏を中心にアクロバット的な運用が多いのを改善するほうが先かもしれない。旭川-新千歳空港の直通をやめて、白石で接続させるようにするとか、そういう方法を使うことで、札幌駅での本線わたりとそれに伴う信号待ちや複雑なポイント制御を改め、もっとシンプルにすることで降雪時やトラブル時に対応できるようにならないかと思う。

車両についても少量多品種なので、結局運用が複雑になる。これを共通に運用できるものを増やし、パターンにすることで、現場の極端な緊張感を減らす必要はあると思う。
既に新千歳空港-小樽のエアポートは30分パターンなのだから、これに同じ30分パターンで小樽-岩見沢の快速、普通を合わせていって、ひたすらに同じ区間を折り返す運用にする。一つ一つのパターンは「池上線方式」ただ、同じ区間を行ったり来たりするだけ。これにより、異常が発生しても、この車両は滝川行だのが発生しないので、ダイヤ復帰も比較的簡便だ。
さらに運行間隔も一定になるので「接続待ち」を極力少なくすることができる。遅れた特急から乗り継ぐ客を5分も10分も待たなくてもいい。札幌圏が15分程度のパターンにさえなっていれば、それは不要。よってダイヤも守られやすい。

同じく短距離特急も札幌-旭川をひたすら往復とか札幌-室蘭をひたすら往復。この列車は空港直通だから・・・なんてのがないだけでも異常時の取扱いは簡便になる。長距離特急は独立して札幌圏パターンを縫う形で入れることになる。

札幌駅でだらだら折り返し列車が長くホームを占めているから余計に運行が苦しくなるんだ。普通列車の札幌始発終着をやめて、ホーム滞在を少なくすれば、結果的にホームを方面で一定にできるし、ホーム運用に余裕が出るから長距離列車の列と近郊列車の列がかち合うこともなくなる。



もっと前の話として、駅や車両が汚すぎる。
昨日札幌駅で驚いた。乗車案内札のあたりに大きなクモの巣が。5番ホームですよ。空港行きとか特急の出るところ。しかもエアポート5両目停車位置あたり。職員誰も気が付かないんだなぁ。本当に残念だった。
車両も、ステンレス車があれほどまでに錆色に汚れてるのはおかしくないだろうか。窓も汚い。臨時北斗を見てみたが、車両の外版は塗装が継ぎはぎだらけ。オホーツクの屋根塗装はうろこ状に剥がれて錆色の雨だれが外版を汚している状態。

これでメンテしてますってとても言えないだろう。

車両を増やせば解決するんじゃない。減速すれば解決できるんじゃない。すでにメンテに手が回っていない。だからこそ、逆に車両の効率化をあげて、メンテ時間を確保しなきゃならないんじゃないか?

もうSLとか、臨時観光列車やめようや。そんな状態じゃない。特殊な車両を整備する時間に一般車両を整備するっ時間をとられているんじゃないのか?じゃなきゃ、あんな汚い車両客に提供しようなんて思うはずがない。

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道 運行トラブル

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