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内部テロを疑う時期に来ているのではないか?

2013/09/22

■レール幅拡大、1年放置=国交省が特別監査―函館線貨物列車脱線・JR北海道
(時事通信社 - 09月21日 19:01)

今回の事故、当該のホームのない待避線は貨物列車しか使用せず、自社の列車が入らない。

高速に列車が通過する本線に比べ、貨物列車や普通列車の通過待ちにしか使われない待避線は、速度も低く、それほど規格を維持しなくても大丈夫だという判断がそうさせたとも考えられますが、1年以上の放置。そして、2度にわたる検査で発見されたにもかかわらず、それでもなお修正しない。この恐ろしさ。

そもそもが、検査で修繕必要箇所とされた場所を実際に修繕したのかのチェックリストがないのか、それともあっても無視されているのか。
修繕必要箇所の管理は支社保線所で行っているのか、全社的な管理に置かれているのかにもよりますね。まさか保線支所だけで行っているとは考えにくいのですが、それにしても大沼駅構内には大沼保線管理室もあるはずで、そのお膝元で起きた脱線事故。

職場に誇りはないのか。

・安全は輸送業務の最大の使命である。
・安全の確保は規定の遵守及び執務の厳正から始まり不断の修練によって築き上げられる。
・確認の励行と連絡の徹底は安全の確保に最も大切である。
・安全のためには職責をこえて一致協力しなければならない。
・疑わしい時は手落ちなく考えて最も安全と認められるみちを採らなければならない。

昔から国鉄はこの安全規範を使っていた。JR北海道も同じ物を使っているだろう。今一度、JR北海道の職員は胸に手を当てて、これを考え直してほしい。

そして、勝手な判断で安全を疎かにする。そんな考えを今すぐ改めてほしい。

ただ、もう遅いかもしれない。利用者の堪忍袋の緒は既に切れている。11月のダイヤ改正は明らかな悪意を持って利用客を不便にする意地悪ダイヤで、これは未だに自分たちを何らかの「被害者」と誤認しているのではないかと疑っている。(これは改めて日記にする)

状況は国鉄分割民営化を決める直前。国電同時多発ゲリラ事件に近い感覚がある。実は今回も、脱線してもそれは貨物列車で人的被害がないことを見据えて起こした内部テロの疑いも払拭できない。

当時の中曽根内閣と現在の安倍内閣は目指すところは違っても断固たる将来を描いているという意味でJR北海道の大部分の職員の加盟する左翼的労組とは意見が合わないであろう。そういう意味で起こしている「テロ」の一種であると考えると妙に納得できる部分がある。

そういう意味ではJR北海道の株主である国がもう一度JR北海道を解体する必要もあるのかもしれない。

(追記)
結果的に修繕箇所の管理は保線管理室単独で行われており本社には上がらない仕掛けだったということです。残念な話です。

大沼保線管理室は道内90か所以上の異常放置のうち23か所を占め、ほとんど機能していなかったのではないかとうかがわせる有様です。

現場の保線責任者が把握していたかも「分からない」と言った社長にもあきれますが、現場自体はもう、どうしようもないです。職務に対する構えが全くない。

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