北海道の交通関係

マニュアルが標準化されていない弊害

2013/09/25
JR北、28年間レール誤検査か
(新聞記事)

1年以上の問題放置だった先日の問題と、今回の誤検査とはずいぶんニュアンスが異なる。

整備はやっていたけれど基準を間違えていたということ。これこそ先日の日記で触れた「マニュアルが標準化されていない」ということにつきる。28年前といえばまだ国鉄時代の話。重量級の機関車に貨物が多数走っていた頃の話。

しかしながら、国鉄末期に荷物輸送、郵便輸送が廃止され、機関車牽引の列車が少なくなり、軽量な列車しか走らない線区ができた。

つまりはこの当時基準が2つ存在するという状態だったわけだ。で、そのころから正しくマニュアルを作り直していないから旧基準のままに新基準の限界値で作業することになって問題が起きた。



基準を超過した危険な状況を把握していたのに全く整備を行わなかった大沼保線管理室等の怠慢と、今回の整備はしていたものの旧基準だったというのは趣が異なることは理解しておきたい。


今回、国土交通省がかなり躍起になっているのは、もちろん散々警告文やら改善命令が出ているにもかかわらず、基本的なことが行われていなかったから。その過程で資料を精査してこの発見ができた。結果的には良かったことだ。

ただ、この分だと車両整備も規制緩和で検査周期延長なんてやってトラブルを起こしたとか不思議ではない。車両整備基準も以前の規格やら、本来なら新型車にしか認められていない整備方法が旧型車にとられていたなどの問題が出てきそうに思う。



さて、昨日の夜からいくつかの線で運休を伴う線路の緊急保守が行われたようで、辺鄙な抜海あたりで下された特急客がどうだったのかとか気になるところですが、まぁ、この分だと部分的に運行停止命令が出るのは致し方ないところですね。


個人的には土日等に一斉停止して、車両と線路、その他設備の点検を行うのはいいことではないかと思っています。もちろん不便ではありますし、貨物や札幌圏の列車あたりは動かさざるを得ないかもしれませんが、それを行わざるを得ないほど、現状列車の利用客は不安を抱えています。

昨日私も所用で札幌-新札幌を移動しましたが、こんなに揺れたっけな?と妙に敏感になるのは致し方ないところです。

これから冬を迎えて、道路事情が悪くなるのに、今のままではとてもJRを出張に組み入れられない。そういう状況になっています。

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道

検索入力:

記事カテゴリ

最近の100件を表示