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提供座席数減少はリゾート列車の定員にも原因が

2013/11/21

■年末年始の提供座席減=JR北海道、トラブルで
(時事通信社 - 11月20日 21:01)

減便改正後の対応を見る限り、あくまでJR北海道としては減便後の本数のほうが「実情に」合っていたと思っている節がある。実際この減便でどの程度の乗客が他の交通機関に逃げたのかの調査は詳細に行われているだろうし、利用客数も売り上げ減少もある程度想定内に収まっているとみるのが自然。今までの本数はあくまで札幌-函館で考えると若干過剰な本数があったんだよね。減便でだいたいいい具合の本数になったとも考えられる。


年末年始の提供座席不足についてはスーパー北斗の通常7両編成が多分9両程度まで増結されるのは問題ないのだけど、183系初期車とリゾート車をつかった臨時列車が軒並み最小は3両からせいぜい5両ということで、ホームページでも混雑を予想しているのはこれらの列車。

特に北斗5号代替の北斗85号(函館9:10)北斗14号代替の北斗94号(札幌13:17)はリゾート車であるニセコ車3両編成。定員は150名程度。特に94号は東京行最終はやぶさ20号接続。まぁ、いまどきなんで列車で東京って向きは少ないとは思うけどさ。道内移動だけでも150人は少ない。

北斗87号(函館10:33)と北斗96号(札幌14:36)がノースレインボー車5両編成。47+60+36+60+47で250人。

で、91号(函館14:13)、97号(函館17:11)、84号(札幌7:30)88号(札幌9:18)はこの期間毎日運転なんだけど、JRのホームページ上は4両とのことで、これもスラント先頭車は定員少ないからなぁ。お盆時期は最大7両で運行したようなので、まだこれらの車両のほうが増結で混雑は少な目か。

で、今回86号(札幌8:34)と95号(函館15:38)が新たに運行。これにクリスタル車両を使用することにした模様。4両とはいえ先頭部が乗客立ち入り禁止になったんでただでも少ない定員がさらに減って36+56+40+36で168人。それでも旧スーパー北斗6号と13号のスジに近く、無いよりはだいぶまし。



ということで今年は当たり前ですがスキーリゾート列車は一本たりとも運行できず、冬のワッカ号あたりも当たり前ながら運行できませんが、それでも北斗系統は車両数はともあれ本数だけは揃えたって意味では頑張ったと私は思います。



ただ、今は普通列車用733系電車が7編成入ってきて、今のところ古い711系電車を追い出していないわけで、7編成分+年末年始で普通列車の減車が可能と考えて3両編成10編成程度転換シート装備の普通列車用電車721系を用意できる。Uシートなしのエアポートって感じで2編成連結し6両編成で札幌-東室蘭を運行することで、特急気動車を東室蘭-函館を運行して接続させることでの増発は可能だったとも考えます。乗り換えがあるとはいえ、721系6両なら座席だけで280席は確保できます。居住性に関しては特急を名乗るのは難しいところですが、すずらんの無い時間帯を中心に「急行」でよいので運行させる手はあります。

今でも、臨時北斗の遅れの原因は東室蘭や苫小牧からの利用を受けることにあり、この時間帯に721系を使用した救済臨時が出れば、ずいぶん救われるとは思うんですけどね。特に3両編成のニセコ車使用の臨時なんかは。

まぁ、この年末年始を今の陣営で乗り切っちゃえば、実のところ火災起こした183系を復帰させる必要はなく、このまま廃車というのも考えられるかもね。多分新しい特急車両261系の追加発注はしているものと思いたいんで、それが2編成程度入ると「とかち」と予備を共通にし3往復程度スーパー北斗を増発できる。通常8往復+多客臨時2往復でだいたい今のダイヤの感じを維持できそうなんで。

その後火災183の原因がわかって復帰させるならそれはオホーツクの置き換えに使えばいいし、それじゃなくとも新幹線関係でもう数本261系またはそれに類する車両が必要になるからね。

サロベツに関しては、そろそろ何らかの形がほしいが、時刻いじってスーパー宗谷と共用1往復半づつという形にできるかだよねぇ。3号、4号を約1時間半遅くしてってのは難しいよなぁ。走りっぱなしになるし。札幌直通を1往復だけにして旭川折り返しを作るってのも難しいか。

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