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これだけ査察されて、まだ現場の安全意識は低い

2013/12/09

■データ改ざん、9部署とも確認=JR北海道の調査継続―国交省
(時事通信社 - 12月06日 13:02)

金曜日、夜も遅くなって新札幌に行く用事がありまして車中の人に。
たまたま乗ったのは最後尾、席はなく大した距離でもないので立っていく。

車掌氏の行動をチェックしていたわけではないんだけど、ああ、やっぱり。札幌駅でドアを閉めた直後、進行左側のドアスイッチに鍵を差し込み「自動」位置へ。

前も書いたんだけど、JR北海道の列車にはJR東日本が導入を進めているようなホームに正常に全車両がかかっていないとドアを開くことができないような装置はついていない。
http://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_21/Tech-21-21-26.pdf

さすがに速度センサーはついているが、停車さえしていればいつでもドアは開けられる。ドア鍵が刺さっていて「切」ならともかく「自動」位置だと(ちなみに自動は自動的に開くではなく「自動ドア」の意味。もう一つ「半自動」の位置があり、デッキなしの車両の場合客室内でドアの開閉ができるようになる)停車していればスイッチに触れるだけでなんの制限もなくドアは開く。

札幌-苗穂-白石は進行左側に函館線がある。誤って開いて乗客が転落すれば、最悪の場合函館線列車に轢かれる。

もう、彼だけじゃないんだけどさ、後部確認もしない、ドア側面の表示灯が消える前にブザー押す(運転士はドアがすべて閉まった時に点く戸閉め知らせ灯が点いたのを確認して車掌の合図で出発する)こんなの毎日のように見かけるんですけど。


もうね、アホですかと。特に年配の車掌はあまりにだれきっていて本当に怖い。運転士が喚呼の声を上げていることも皆無、停車駅予告の装置を使用していない(停止位置案内が運転室側から聞こえてこない)も結構多い。なにより、運転操作自体の未熟も目に付く。

ちなみに私の利用する駅が、行きは最後尾、帰りは最前部が出口に近いので、そういう位置に乗ることが多いだけによく目立つ。やっぱりこの組織自体がくるってるよ。

あくまで印象だけかもしれないけど、JR東海あたりで、そこまで酷い車掌や運転士にお目にかかったことがない。JR東日本の首都圏ですらガムかみながらの運転士くらいは見かけても、戸閉め知らせ灯を指で確認していない運転士にあたったことがない(まぁ、東の場合、戸閉め知らせ灯だけで車掌の指示なく出発するという別の問題もあるんだが)


JR北海道の現場、いったいどうなってるんだろう。特に運行にかかわる運転士と車掌の弛みは本当に目立つ。

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