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一応これも単価を考えてみる

2014/05/27

「ムーンライトえちご」今夏は運行なし - JR東日本新潟支社、夏の臨時列車
(新聞記事)

ムーンライトえちごが東管内しか動かない列車だから、一応収入は自社総取りであることを考える。

で、定員は6両編成で350人ってところですね。で指定席料金は520円ですから総収入は18万2千円ってことになります。

もちろんこの列車がなければ、18切符利用者は行程をあきらめるか、既存普通列車を使うから、この列車を動かすことで得られる収入は片道あたり18万2000円だけとなります。

さて、この列車を動かす経費なんですが、まず電気代。これはっきりわかりませんので1両1㎞100円で計算します。(まぁ、少し大げさですが)距離を350kmとして21万円になりますねぇ。

ああ、電気代だけで、指定席発売代金を潰してしまった・・・

これに運転士・車掌の人件費と各駅の駅員の深夜勤務の・・・・とても計算があわない。

現時点で新潟の485系のことを考えても、それを代替できる車両を考えるとなかなかこの列車を維持するのは難しそうだ。せめて定期時代のように昼間快速運用があるとか、中央線のムーンライト信州のように片道は特急として運用可能というような効率化が見いだせない以上、ある程度廃止は致し方なく思う。

あとは石打駅に滞泊する普通列車車両を使って、シーズン中だけ高崎-石打(そのまま定期列車で新潟へ)のような運用ですくなくとも車両だけは効率化させることが可能かもしれないが、ピーク時300人以上となるとそれもまた難しそうだ。

夜行列車

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