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2014/06/30

■特急北斗でブレーキトラブル=解除できず運行中断―JR北
(時事通信社 - 06月29日 23:01)

ブレーキ不緩解はままあることなので(ないに越したことはないが)それほど心配していないが、まぁ、こう続くといやらしさはありますね。
なにより八雲で投げられた方々はお気の毒としか言いようがない。

ところで、8月以降の札幌-函館の特急は定期9往復体制となりまして、多客期1往復臨時が出ることになります。だいたい平均の所用時間はは3時間36分から39分となりまして、最速でも3時間28分ということになります。

現行の臨時特急が軒並み4時間越えでしたから、まぁ、少し早くなったのはよかったですね。あまりに遅いのもいろいろ制約がありましてね、利用客としては困るものです。

さて、それでは減速減便前と比較しますと、定期11往復が9往復になっております。車両としては元の両数に復帰したとはいえ、減便は変わらないことになります。(これは2往復していたキハ283運用がなくなったので、その分ともいえます)速度は120km/hに抑えたようで、以前もあった120km/h車両運用である所用時間3時間40分前後を踏襲しています。

多客期に1往復運行されるキハ283による臨時列車は特に下りが4時間14分と異常な時間のかかり方で、これは駒ヶ岳付近の単線区間で20分以上行き違い待ちを行うということで、様々な理由があるんでしょうが、以前の北斗5号に近いダイヤにもかかわらず40分も早く函館を出発するなかなかひどいダイヤでございます。ただ、車両の都合がつけば毎日運行してほしい時間帯ともいえます。

新幹線開業後、単純に1時間に1本の新幹線に接続する「北斗」を運行するなら現行「はまなす」を含め13往復程度必要で現行の運用をもう少し効率化できるとしても2運用分の車両を増備する必要があります。それ以前に今回復帰したとはいえ事故車である強馬力型183系も旧タイプの183系も引退させたいところです。

28両の特急車両は発注済みということで、7両編成2運用分と考えると合いますが、これでは増発分だけで車両の置き換え自体はできませんね。そう思うとここ数年でJR北海道はさらなる特急車両の増備(北斗用183系置き換えとしても2編成から3編成程度)が必要といえそうです。

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