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あんまり関係ないけどIC乗車カードと身障者割引の話
2014/07/03
■PASMOの紛失、なぜ当日の再発行は不可?早朝でも翌日?東京メトロさんに聞いた
(Business Journal - 06月26日 18:00)
そういえばsuicaやpasmoには大人用と子供用は存在するが身障者割引適用のカードは存在しない。加盟各社のページを見ると入場時に改札機にタッチして、降車時に駅係員に申し出てというパターンのようだ。
これ、障害者本人もそうだけど、駅係員も大変だよね。まして、バスや都電みたいなものは特に必ず運転士の操作が必要になる分時間もかかるし複数人いれば運行の乱れにつながる。元々そういう運賃支払いをスムーズにするための仕掛けなのに、わざわざ不便にしている節がある。
ちなみに都内在住者で生活保護や身障者には都営地下鉄・都営バス・都電などの無料パスが配られている。この無料パスはpasmoにできるので、これらの路線を使う方はとりあえず不便はないだろう。システム的には都営地下鉄全線定期と都営バス定期(全線)を入れた形になっているんだろうね。ただ、他社を使用する場合は当然上記問題が発生する。
札幌はsapicaに身障者割引を付加できる。本人用と介助者用を発行でき、介助者に関しては本来的には介助者本人ではなく身障者本人の名義で介助者が使用可能になるのだろう(障害者本人は変わらないが、介助者はその時々で変わるので介助者本人のsapicaでは意味がない)
これはとても楽なことだ。元の磁気カード共通ウィズユーカードがそうであったように地下鉄ではそのまま改札機にタッチするだけでよいし、バスに関してもタッチするだけ(手帳提示は必要)でよく、運転手さんの操作は必要としない。
同様の例は長野のKURURUや阪急バスのhanica、広島のPASPYでもできるようだ。
つまりは全国ICカード相互利用(suica/pasmo/kitaca/icoca等)に加盟しない独立系のICカードにはこのような政策ができるということになる。
逆を言うと、sapicaは多分全国ICに加盟しないことになろうし、仮に札幌圏だけのJRとの相互利用時にはJR側は通常の大人運賃の利用になるのではないかと思われる(これは公営地下鉄とJRの割引運賃適用に差異があるからそのままでは適用できない)
あくまで私見ではあるが、大人と子供の運賃が基本的に全国共通であることが、こと身障者と介助者に関しては各社で異なる(札幌市内でも地下鉄・市電・じょうてつバスと中央バス・JRバスで介助者の割引適用範囲が異なる)ことが根底にあるように思う。
本来は厚生労働省と国土交通省でこれらの適用範囲を同一になるよう決め、全国で統一した形とすることで航空、船舶も含めて海外からの観光客だろうが国内だろうが同じシステムで取り扱えるのが理想と思う。
せっかくの新しい、便利なシステムを現状は障害などでより利用しにくい層に負担を強いているのはよくないことと思われる。
(追記)
これ、一番大きいのはJRの場合障害の程度によらず100km未満の運賃は無割引であることが大きいのかなぁ。あと介助者アリの場合の運賃についてはこの100km制限がないとか、そういう難しいシステムがICカードシステムになじまないんだろうなとは思う。
ついでに調べたけど、nimoca・はやかけんは全国ICに入っていて障害者用カードを出しているらしい。
そのかわり「障がい者用カードは、相互利用の対象でないため、他社エリアではご利用いただけません。切符をお買い求めの上ご乗車ください。」
つまり、他社エリアではSF利用だけでなく乗車券購入として残高を使うこともできないようです。これは同じエリアのJR九州sugocaエリアでもそうで、nimoca/はやかけん相互でも他社側では無効のようです。電子マネー利用はできるようですが。