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北海道の交通関係
出張ついでにバス乗ってきた。
2015/09/24
ただ、留萌に行かなきゃいけないというお仕事。
で、ただ行くのも面白くないのでバスの旅気取って行き当たりばったりしてみることにした。
札幌を出発するのは12時近くになってしまったので、明らかな下道バス路線の乏しい岩見沢までは高速便で行くことにする。
●札幌駅前ターミナル11:55 高速いわみざわ号
●岩見沢ターミナル 12:44 790円
札幌駅からの乗車は2人、まさか1人が札幌ターミナルで降りるとは思わなかった。一応いわみざわ号は例外的に市内いくつかの停留所で降車できるんだが、さすがにね。なんとなくその手の手帳の無料乗車証だったように見えたので、その手の方だったのかもね。
ともかくワタシ一人を乗せたバスは快調に走り途中誰も乗ってこなかったので昼寝を貪る。岩見沢にはほぼ定時到着。
岩見沢駅までではふるさと百餅祭り実施中。かなり大規模なお祭りで、出店も多くお昼ご飯はここで取ることに決定。
一応岩見沢といえば駅キオスクに弁当として釜飯があるのと、リスのパン(空知菓子舗)は押さえておきたい名物。これに駅前にゲソ丼(小もろそば)があったのでずが、駅前再開発のあおりで閉店してしまって、あのゲソ丼は幻に。おいしかったんだけどなぁ。
●岩見沢ターミナル 13:45 岩見沢美唄線
●美唄駅前 14:24 520円
約1時間の待ち合わせで何のチェックもしていなかったものの美唄行きがありました。意外と車内は高い乗車率でさらっと座席が埋まっております。前方に親子連れがいるのですがこの男の子がまぁ落ち着き無い、何度危ないと声をかけようかと思ったことか。親は何とも思わないんだよね。これ、事故したらバス側の責任なの?ちゃんと座れないような子は躾ないとさ。
市内で祭りの迂回があって、祭り帰りと思われる若い人も使用しているのが印象。ただ、市外へ出るとほぼ利用が無く、イオン三笠で乗車があったくらいでほぼ全ての人が美唄駅まで行ったのは驚き。JR普通列車も1時間から2時間おきにある時間だしね。
●美唄駅前 15:10 滝川美唄線
●滝川ターミナル 16:12 700円
無いかなぁと思っていた美唄からの接続があって安心。本日の最終便です。美唄で30分以上の待ち合わせは基本的に暇ではありますし、駅近くにコンビニもありません。もう少し時間があったら旧南美唄支線跡でも見ようかと思いましたがほぼ跡も残っていないようですしね。
ここからの乗車は2人、前方に陣取ったおじさんは運転手氏と顔なじみのようでパチンコ談義に花を咲かせる。バスは岩見沢からとは違いえらく遅い足取り。片側2車線が続くこともあるけど、こんなに遅いのも後続車に迷惑だろうというような歩み。それでも定時なのは平日は高校生などで混み合うのかもしれない。
今日は休日だけにほとんど乗る人も無く滝川市内に。岩見沢-滝川は系統分割してからかなり経つけど、確かに直通客はいないし途中の乗降もなさ過ぎる典型的な過疎路線なんですよね。昔は札幌から「直行便」があったんだけどね。
●滝川ターミナル 16:20 滝川北竜線
●碧水市街 17:06 810円
乗り換え時間が少なくまさか碧水行きがあるとは思わなかった。比較的本数の多い深川行きに乗る予定だったのでうまくいった。旧札沼線の代替バスだった国鉄バス廃止後さらに中央バスが引き継いだ路線で、便数も少ないのでいつまで持つのか怪しい区間。
2003年に転換されて既に10年以上経つ。国鉄バス・JRバスのイメージは全く払拭されているが、乗客は休日と言うこともあるが少ない。それでもさらっとは乗っているのは心強い。
雨竜を過ぎると突然バスが右折する。ん?と思うと農道のような細い道をバスは結構な速度で突っ走る。十字街というような集落の無い渭ノ津十字街を過ぎてはたとおもいだす。国鉄バス時代にあった渭ノ津十字街経由便のルートなんですね。当時は国道を直行し「新渭ノ津」を経由する便の方が多かった記憶があるが、旧駅のある渭ノ津十字街を経由することにしたのだろうか。まぁ、国道側よりは集落にはなっている。
和(やわら)でほぼ誰もいなくなり碧水市街に到着。この先石狩沼田駅へのバスは廃止され、町営バス移管されているがその町営バスも接続が無い上に土日運休である。
●碧水 17:12 留萌旭川線
●留萌駅前 17:57 820円
碧水市街のバス停から国道の交差点碧水バス停はほとんど歩かないが、バス停前にあったセブンイレブンは結構前に閉店。バス停を見るとこれまた接続がぎりぎりで存在する。あれまゆっくり歩いてたら怪しかったわ。
実際には5分ほど遅れて留萌行き到着。トイレが半地下にあるハイデッカー仕様で、どこかの高速バス業者のお古と思われる。乗客は後ろの方に2人だけ。あとは乗り降り無く淡々と進む。毎度のことだが沿岸バスはWEB側の「中の人」の印象だと少々運転手さんの無骨さに驚くかもしれないね。一昔前はこれが当たり前で、今のバスは愛想が良すぎなきらいもあるんだけど、まぁ、今時ならね。
留萌市内に入って少しお客さんが増えて無事到着。約5時間のバス旅となりました。
このルートは道路としては移動してもバス利用の経験が無く、なかなか新鮮でございました。まぁ、もうやらないとは思いますが。札幌から留萌へのバス路線は日本海側は既に特急はぼろ号の増毛経由便しかなく、札浜線も来年廃止が決まっていますので、このルートくらいしか存在しないんですよね。なかなかバス旅をというのも難しくなってきましたね。
今回の運賃は3,640円でした。高速便なら約2時間2,370円ですからちょっとした道楽です。それでも比較的安いのは賃率が低い中央バス路線がほとんどだったことにもよりますか。