北海道の交通関係

青森県の「東北新幹線」をちょっと体験してきた話「特急北斗」篇

2016/02/02

函館に到着しますと先ほどの白鳥はまだ停車中。ちょうど1列車乗り継ぎがずれることになり、キハ183系の北斗で帰ります。

ところで、昨今はこの北斗も車内販売のないものが増えました。この列車も車内販売も自動販売機もないとしきりに放送されています。ホームのキヨスクも閉店済で、改札外のセブンイレブンで調達というのがよいようです。昨今のコンビニはドリップコーヒーも買えますし、確かに困らないのですよね。

この時間の北斗は最高速度120km/hの車両。編成を見渡すと全車が500番台か1500番台で、要は国鉄末期製造のエンジン未改造車両ですね。グリーン車はもうこの1両しか残っていないはずで少々貴重。

せっかくなので先頭の展望席で参りましょう。七飯から通称藤城線に入りますが、新幹線開業後はこちらを回る旅客列車はほぼ無くなる可能性が高く、貴重と言えば貴重。さらに、行きのはまなすは砂原周りだったのでちょうど行き帰りで8の時を乗り尽くしたことになりますね。

私の直後に韓国からの観光客と思しき方が前を見たがってそうでしたので森で2両目に移動。2両目は本来指定席の座席がついている。こちらのほうがさすがに快適で、ハイバックで枕付きというのは新幹線でもそうだったけど今後の標準になっていきそうですね。

ただ、この2号車異常に暑く、これは基本的に2段階にしか切り替えできない当車の暖房を考えると致し方ないのでしょうかね。最近の車両はエアコンでうまく希望温度を作り出すのと比較すると見劣りする点です。

しかも、暑いからとデッキに出ると寒い(笑)ちょうどいいところを探すとグリーン車の旧厨房前のジャンプシート部。ここはマシでした。なかなかのぞき見る機会のない車販準備室を見ます。さすがにもう調理できるような形ではないんだね。

新幹線後はとりあえず北斗はスーパー北斗281系と261系、そして183系で運転されますが、そろそろ183系は引退じゃないかなぁ。特にエンジン未換装車のこの車両は怪しいところですね。

ともかく、今回の旅は目的を果たしました。ただ乗ってるばかりでろくに名産品も食べていないのが悔やまれます。まぁ、次回は多分新幹線だからね。そりゃ期待しておきますよ。

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