北海道の交通関係

「JR北海道日帰り周遊パス」を使ってみた③「胆振線代替バス」

2017/04/10

伊達紋別の駅はあまり他の駅では見ない感じの構造ですね。降りた記憶があまりない。今日は四季島が来るらしく、カメラの人が既に待機。何カ所かで路上駐車や踏切付近で撮影してる人を見かけています。

私は駅前の道南バスの待合室に。1便だけの札幌行き高速バスに需要があるのかはわかりませんが、2時間半で2500円は確かに安いかもしれません。

さて、14時35分のバスを待っているのですが、定時になってもバスは来ません。始発ですし、折り返し便が1時間半以上前に着いているはずです。5分くらい後に無事にバスがやってまいりまして発車です。運転手氏何の案内も無く無言で発車。

車内は子供を連れたお母さんと外国人風の方1名の5名で出発。市内をコの字に走り数人拾って国道に入ります。早速子供連れが降りて、市内でも乗り降りがあるようです。

今も伊達市内ではちょうど胆振線の線路際を境に住宅地があったり、線路跡が徒歩道(自転車道?)になっているのが車窓から見えます。

国道453号線に入るころには6名です。国道も線路も昭和新山の脇を通ります。有珠山の噴火で胆振線も長期不通になったじきもあったはずです。

壮瞥役場前バス停は旧壮瞥駅の跡地。役場自体が駅跡に立っているはずです。そうべつ道の駅付近で線路が左側に交差してるはずですが痕跡無し。久保内付近でやっとまた路盤が確認できました。

車内はほとんど動き無く淡々と。沿線唯一の「駅前」がつく蟠渓もいまいち痕跡が掴めません。
また伊達市に戻って(飛び地合併の旧大滝村)に入り北湯沢。駅は道路から川を挟んで反対側の「緑の風リゾートきたゆざわ」になっているはずです。

北湯沢では1人乗車。どうもリゾートホテルにお勤めの方のようで、峠を越えた鈴川地区で降りていきましたので、そういう需要があるのは心強いですね。

大滝のバス停で時間調整。元々時刻には余裕があるようで、出発が遅れた分は簡単に取り戻せるのでしょうけどねぇ。ちなみに運転手氏本当に無愛想です。この大滝のあたりに新大滝駅があるはずですが、少し離れているはずで確認できませんでした。公園か何かになっているようですね。

バスは坂を上り続け、大きく鋭角に曲がり国道276号に入ります。線路は全く見えません。この先線路は御園を経由しますが、バスは双葉地区を経由します。御園(金山)地区を通るバスは2014年に廃止、現在は地区までは町営バスがあります。(この町営バスが少なく土日訪問が難しいのだ)

峠を越えた乗客は5人。意外と多い印象です。2人は観光客というより普段は使わない用務客のようで、運賃がいくらになるか気になっている模様。既に運賃表は1000円を超えています。

喜茂別は国道230号線との重複区間から少し札幌側に入った札幌洞爺湖線と同じバス停。一旦敷地でUターンしますが乗降無し。そこから道道に入り役場前を経由します。喜茂別駅は昨年も訪問していますが町外れでで捜すのに苦労しました。喜茂別駅は私鉄で開通した頃は現在の農協付近にあったと想定されますので、その頃の方が駅と町は近かったはずです。

例によって京極駅も町外れ。これは脇方支線の観点があります。バスターミナルが設置されたのは町の中心部の商工会議所になったのは必然でしょう。ここから1名乗車。

倶知安へ近づきますと全て中心街で降りてしまい、駅まで乗ったのは私だけでした。1730円というのはまぁ90km程度と言えばそう高くはないのですが、道南バスカードを家に忘れたのは痛手でした。まだ結構残ってたはずなのになぁ。

あと、バス利用者のほとんどがバスカードを使っていたのが印象深いです。もちろん割引の観点もありますが、カードを使うと言うことは日常利用者ですからね。少ないながらも峠区間も含め足になってるのは良いことと思います。

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