北海道の交通関係

「JR北海道日帰り周遊パス」を使ってみた④「岩内線代替バス」

2017/04/10

さて、日が陰ってきて寒くなって参りましたが、最後は岩内線代替バスです。
岩内線は小沢が始発でありましたが、代替バスは利用者の便を図って倶知安始発となっています。当然ニセコ町が車庫のニセコバスでの代替という理由もありましょうが。

バスは最近まで札幌の中央バスで使用していた車両で東区の病院広告がそのまま貼られています。混雑した札幌駅北口あたりで来ると腹立たしいくらいのショート車ですが、こちらではちょうどいいくらいなのでしょうか。

中央バスの回数券はニセコバスでは使用できず、逆も中央バスの一部路線でしか使えない。(ちゃんと調べてはいないが、少なくとも札幌あたりで買った回数券を当地では使えないし、ニセコの回数券を札幌では使えない)

ってことで、興味深かったので回数券を購入。少々運転手さんを手こずらせて申し訳ない。なお、いかにも嘱託という感じの初老の氏であるが、非常に安定した運転で、道南バスとの差を大きく感じる、一時停止ちゃんとするとかって部分でもね。

倶知安を出ると振興局前、役場前、厚生病院前を経由し国道に入る。先の胆振線バスもそうだけど、こういう路線を運用できるのがバスの利点。何人か高校生を乗せ8人ほど乗せて国道を向かう。町の外れで1人降りた以外は小沢を過ぎても乗ったままだ。ちなみに小沢まで10km程度、420円となかなか高額に感じる。

小沢を出るとちょうど線路跡が確認できる。坂を上るのが函館本線で、坂を下りる形になるのが岩内線。路盤がはっきり残っていて確認しやすい。国道はこのままトンネルで国富へ向かうが、線路はこの山を迂回する。道路も過去はそうだったに違いない。

国富から鋭角に交差点を曲がり国道276号線へ。すぐに国富バス停です。駅は先の旧道沿いでホーム跡も残っているはずです。ここは鉱山の駅で、住友金属鉱山の工場があったところ。今でもタンタル基盤とか電子部品では「国富」は聞くブランドだったりします。ここで2人下車。

国道はあちこちで工事を行っていて岩内線をオーバーパスしていたところも整地しています。なにより路盤跡はこの先ほとんどが国道の付け替えバイパスになっていてバスは旧国道(現状はまだ国道)を行きます。

共和役場付近や前田付近もどう見ても旧国道が便利で、なかなか鉄道利用に結びつかなかっただろうなとは思うところです。この便は共和高校を経由し前田旭(前田駅)付近を往復しますが、駅の痕跡は確認できません。

ロードサイド店の立ち並ぶ老古美地区でさらに下車。岩内ターミナルまで乗り通したのは3名でした。

岩内駅は道の駅およびバスターミナル化されていますが、駅の痕跡はほぼ見当たりません。

ここまでは札幌からの高速バスで何度か来たことがあるのですが、先の国富を経由するため、小沢を経由する鉄道より早く80年代の高速未開通時代ですら2時間半程度で結んでいた以上鉄道の勝ち目は無く、倶知安とも早くからバスで直通できた以上路線を残す話はほとんど起きなかったはずです。

帰りは小沢まで同じバスで戻ります。帰りはこのたび初めてのひとりぼっちでした。

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