北海道の交通関係

「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①

2018/03/25
JR北海道の「わがまちご当地入場券」という企画。その町を訪れて、その地域でしか購入できない「入場券」を入手するという単純でありながら奥深い企画だなと思うのであります。

「わがまちご当地入場券」については過去日記 「JR北海道わがまちご当地入場券を応援したい」
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=815

または公式サイト
http://www.jrhokkaido.co.jp/gotochi/
を参照ください。全101駅で発売されています。

現在までのご当地入場券収集完了駅は
北海道新幹線(0/2)
函館線(14/25) 熱郛(暫定)・小沢・仁木・余市・小樽・札幌・江別・岩見沢・美唄・奈井江・砂川・滝川・妹背牛・深川・旭川
根室線(3/17) 赤平・芦別・富良野
千歳線(3/3全駅完了) 北広島・恵庭・千歳
室蘭線(9/10) 小幌・洞爺・伊達紋別・登別・白老・苫小牧・早来・由仁・栗山
石勝線(1/2) 夕張
富良野線(2/3) 上富良野・美瑛
留萌線(3/3全駅完了) 秩父別・石狩沼田・留萌
宗谷線(3/11) 比布・塩狩・剣淵
石北線(5/8) 愛別・遠軽・北見・美幌・女満別
釧網線(0/6)
札沼線(4/4全駅完了) 石狩当別・豊ケ岡・浦臼・新十津川
日高線(5/7) 浜厚真・鵡川・日高門別・新冠・静内
(暫定はJR利用で購入していないため、購入箇所に鉄道で降りた時に購入扱いとする)
以上52駅収集済、残り48駅(暫定1駅除く)です。

過去の収集の様子をを以下に記載しております。
1回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=816
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=817
2回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=818
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=819
3回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=820
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=821
4回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=822
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=823
また、日高、夕張への訪問時も購入しています
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=824
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=826
6回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=831
7回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=832
8回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=833
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=834
JR北海道「わがまちご当地入場券」を半分集め終わって
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=835
-----ここまでテンプレート-----

●「北海道&東日本パス」の特例を最大限使おう

さて、ご当地入場券収集の旅も9回目となりました。今までは2017年夏季版の青春18きっぷ・一日散歩きっぷを使っていますが、今回初めて「北海道&東日本パス」です。この切符はいままで敬遠していたんですね。有効期間が「連続する7日間」というのが休暇が土日に固まる場合本当にネックで、もったいない感が強いんですね。
しかし、今回それを大きく上回るメリットが登場しました。それが「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」です。この切符、「北海道&東日本パス」にプラスすると1日中JR北海道内の新幹線の立席・特急列車の自由席が乗り放題となります。このオプション券は6000円ですので「特急料金」としては元の取りにくい金額なのですが、元々「北海道&東日本パス」が1万850円ですから、単純な日帰り往復と考えれば札幌から函館往復程度の金額でその後6日分の「フリーパス」がついてくるわけで。

今回3月18日からの「北海道&東日本パス」と「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を購入しました。


●スーパー北斗2号は例によって乗るのが大変

さて、せっかく特急を利用できるフリー券を入手したわけですから、今回は早朝から動きましょう。札幌駅を6時ちょうどに発車するスーパー北斗2号。これに乗れば函館には9時半という「早朝」のうちに着きます。ちなみに減速前は札幌7時ちょうど-函館10時11分というのが長く、客先に「11時前に」と約束していたのを思い出します。今は場所によりますが「10時に」約束できるわけですね。

とはいえ札幌駅に朝6時。地下鉄も動いていませんし、多くのJR駅からもアクセスできません。今回はうまく札幌駅から乗れましたが、もう10分程度遅らせていただき、各線時刻を見直せば江別方面、千歳線各駅、学園都市線から連絡可能となります。とくに江別方面からは残念過ぎます。(厚別から新札幌への徒歩・タクシー連絡という手はあろうが)
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
さて、そのスーパー北斗2号、今日は7両編成で自由席車はキハ281-902とキハ280-901というこの「振り子気動車特急」の試作車が含まれています。とくに量産車両と遜色は無いのですが、比較的増結車で出てくることが多く、なかなか出会えない車両でもあります。
車内はざっと2割ほどの乗車率。車掌さんもすぐ切符を確認しましたので寝る体制です。ちなみに自由席車でも座席と降りる場所の確認を真面目にしていますし、度々車内を回る車掌さんは1人乗務。7両だとさすがに大変そうだと思います。

うとうとして少し揺れが強かった場所で目覚めると、車窓に内浦湾が広がっています。今日は天気も良く晴天。海も波の少ない理想的な日。とはいえ列車は止まりそうな速度まで減速。北入江信号場ですれ違う貨物列車が遅れているようで、この後だいたい5分遅れで進みます。またうとうとすると新函館北斗。新幹線乗り換え客もざっと7,80人ほどはいたでしょうか。すっかり淋しくなった車内を撮影。この車両には鉄道友の会の受賞プレートにグッドデザイン賞の札もあります。JR北海道が未来に向かって開発した振り子特急が自慢の足を封印されているのは残念な限りです。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
函館は半年ぶりの訪問。今回も街を歩けないのは残念ですが、次回の楽しみです。昨年もそんなことを言っていた気がしますが、まさかの「ご当地入場券」の施策ですからね。

今回「ご当地入場券」の他にJR北海道は「キハ183系(初期型車両)記念入場券」を発売しました。この入場券もご当地入場券のように17駅の各地域限定発売で応募券で応募すると実際に使用していた側面幕等をプレゼントするというもの。購入できる範囲でこちらも集めることにします。

●函館駅(函館市)

函館市の人口は26万人。北海道の玄関、そして漁業基地として栄えた面影が町並みに残っています。1980年頃の34万人をピークに人口は減り続け、その後過疎地合併で函館市全体が「過疎地域」の指定を受けています。ご当地入場券は駅みどりの窓口で5:30-22:00に発売しています。今回窓口に座る3人が全て女性職員なのはたまたまなのでしょうが珍しいと思いました。表面は青函トンネル用機関車だったED79型、裏面は函館山の夜景、香雪園、八幡坂、五稜郭公園の写真です。また、「キハ183系(初期型車両)記念入場券」も購入。当駅は快速ミッドナイト号です。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
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さて、あまり時間が無いのですが、駅前の函館市電電停、建て替えが予定されている百貨店棒二を見て、一駅移動して五稜郭駅に行ってみます。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
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五稜郭駅は五稜郭公園からは少々離れているので列車内のアナウンスでも函館駅から市電かバスでと案内される駅。とはいえ、函館の北側で利便も良い場所ですので、ここに車を止めて特急等を利用する人も少なくない駅です。この駅が1973年に函館市に合併した旧亀田市の代表駅だったわけですね。
以前あった駅構内の蕎麦店は閉店、今日18日でキヨスクも閉店となります。キヨスクは道南いさりび鉄道直営店として4月にオープンするようで、また訪問する理由ができました。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
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●道南いさりび鉄道

ここからは道南いさりび鉄道で木古内に向かいます。今回は「東日本パス」なのでこの区間の運賃は含まれておらず、五稜郭駅のいさりび鉄道券売機で別途切符を購入しています。列車はJRから塗装が変わっていないキハ40で、昨年訪問時もそうでしたので新しい塗装の列車とはなかなかタイミングが合いません。
前の列車から3時間ほど空いているのですが、思ったより利用客がいるようで心強いです。観光客の姿も見えますので、彼らが全区間乗る、そして運賃を別払いするのは大事なことと思います。
上磯までは日常の利用者も見受けられますが、もう少し本数が多くても良いのでは?という印象はあります。あと、やっぱりキハ40がなぁ。鈍足感がある。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
木古内駅は前回訪問時に特急用のホーム解体をしていたのがすっかり終わっています。ただ、この駅も本当に利用しやすいかは微妙なところで、狭く長い階段利用は負担ですよね。前回も申しましたが、道の駅側にホームを増設してそちらで発着させるなど、街からアクセスしやすい方法も考えたいところです。新幹線からの乗り継ぎ客にも「道の駅」をうまく利用して欲しいのでね。あとは木古内側からの乗車券購入とチェック体制ですね。木古内発車時に運転士によるチェックもあっていいと思います。


●木古内駅(木古内町)

すっかりお昼時で天気も良く、気持ちの良い感じです。駅に隣接する道の駅は相変わらず盛況で、レストランも順番待ちです。トイレも綺麗ですし、江差・松前方面などのバス待合室も完備、街の拠点として理想的です。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
木古内町の人口は4400人ほど。交通の要所として栄えた歴史があり、青函トンネル開業時は北海道最初の駅(後に知内駅もできるが廃止)だったわけです。しかし人口は1985年から半減、高校も廃校。北海道新幹線では町長自ら町のPRに余念が無く、今回の旅ではあちこちで木古内への新幹線体験+いさりび鉄道乗車ツアーのポスターを見ました。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
ご当地入場券はJR側のみどりの窓口で6:00-22:20まで発売。表面はそのものずばりの新幹線H5系車両、そして裏面は寒中みそぎ祭りです。また、この駅でも「キハ183系(初期型車両)記念入場券」を購入。当駅では「えさし」号です。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
今回は地域の「飯」を楽しみたく、道の駅のレストラン「どうなんDes」で持ち帰り豚丼をチョイス。森町ひこま豚のスライスをビールにつけ込んだとか。新幹線車内で頂きましたが、これは絶品でございました。もうひとつ、同じ道の駅内のキッチンキーコで「はこだて和牛コロッケ」を購入。こちらも美味しかったです。「車内飯」はシリーズ化したいですね。


●北海道新幹線

さて、新幹線駅で見ていますと意外なことに次々利用客が。町営の駐車場もほぼ満車で新幹線利用客自体は少なくないことがわかります。特に札幌方面は新函館北斗駅での接続を考えてもクルマより相当短縮できますし、青森方面へもここに車を止めることで駐車料金がかからないメリットもあります。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
開通初年度に比較して利用客が減っていることを盛んに報道される北海道新幹線ですが、これにより今まであり得なかった需要も掘り出され、道南地域全体にメリットがあることは間違いなく、運賃を下げれば良いと報道する北海道新聞の見えて無さは残念極まりありません。もちろん、今回のような北東パスの特急オプション券のような北海道新幹線を利用できる施策は適時行われていますし、そもそも本州側の座席販売状況に左右されるわけですから「使いたくても使えない」のも事実な訳です。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
はやぶさ24号はE5系(以前同じ時刻で運行されていたはやぶさ22号はH5系だった)でちょっと残念でしたが、相変わらず揺れない快適な運行です。
今回実験でコインを立ててみました。しばらく全く倒れる気配が無く、トンネルの勾配で転がって倒れるまでほとんど振動を感じないのはいくら在来線並の低速とはいえ凄いことです。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-①
大きな荷物を持った観光客も多く、新幹線はすっかり北海道へのアクセスに根付いている感じがします。多少時間がかかっても寝てれば着きますからね。空港ではなく「いつもの駅(に繋がる駅)」に着くというのもありましょう。


次回はこちら
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=837

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道 わがまちご当地入場券 一日散歩

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