北海道の交通関係

「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-②

2018/03/26
前回はこちら
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=836


●奥津軽いまべつ駅(今別町)

さて、青森県に入りまして北海道外にあるJR北海道の駅である奥津軽いまべつ駅です。今別町は人口2600人、新幹線駅がある自治体では、最も人口が少ないとのことです。この駅には隣接してJR東日本の津軽二股駅があり、青春18きっぷではここで「北海道新幹線オプション券」を使って新幹線と在来線を乗り換える形になりますが、一般的な直通切符は発売されていません。
駅前には道の駅と駐車場が整備され、津軽半島の観光拠点となっています。こちらも駐車場は盛況。東京から直行できる利点もありますし、意外と「人がいる」というのはいいですね。このタワー型のエレベータ棟を有する橋上駅舎、なんか好きな感じです。
ご当地入場券はみどりの窓口で6:20-23:00まで発売。こちらも表面はそのものずばり青函トンネルを出る新幹線H5系車両、そして裏面は袰月海岸とあづべ汁、いまべつ牛です。
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残念ながらあまり見る時間が無くすぐに北海道に戻ります。停車列車が少なく長居をできない事情ですが、今度こそはちゃんと「観光」したいものです。

はやぶさ15号で新函館北斗まで一直線。本当に早いですねぇ。


●新函館北斗駅(北斗市)

青森県から1時間もかからずに北斗市。新幹線というのは快適で早いなと本当に感激します。さて、新函館北斗駅。休日ともあってそれなりに混み合っています。「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は自動改札を使えないので係員のいる通路を経由します。そういう意味では「新幹線利用客」にカウントされないのでは?という心配がありますね。
ご当地入場券はみどりの窓口で6:00-22:00まで発売。新幹線駅3駅表面はそのものずばりの新幹線H5系車両で、この駅は木古内-新函館北斗の走行風景です。そして裏面はきじひき高原です。もう少し凝ったデザインでも良かったような気がします。
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観光客がメインの乗客である北海道新幹線を考えると、新函館北斗駅が休日の午後にそれなりに客がいるのは納得です。構内の売店もかなり賑わっています。しかし、駅前の北斗市観光交流センター別館は閑散。駅とは直結していないこともありますし、なにをやっている建物なのかわかりにくい。北斗市はもう少しこの施設を駅で宣伝して欲しいなぁ。
青函トンネルパネル展は常設しても良いような展示と思います。

●鹿部駅(鹿部町)

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さて、新函館北斗駅からは普通列車で移動します。ここから長万部方面への普通列車はすべてキハ40での運行。2両の列車からは新幹線の接続客も降りてきますが閑散としています。後ろの車両に陣取りますが、まぁ、とかく遅い。当然この区間、上り勾配の別線として途中に駅のない通称藤城線といわれる別線があるほどで、確かに勾配のきつい区間があるのですが、本来の列車速度より抑えてるようにも見えます。とかく走らない、遅い、そして快適性も劣るわけで、いくらなんでも「時代に合わない」列車です。
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列車は鹿部駅に到着。すぐに接続するのは駅前に停車中のしかべ間歇泉公園行きのバスです。鹿部は駅から集落が離れており、平日6往復のバスが駅と集落を結んでいます。
バスは函館バスが運行。このようなローカルな地区にも今やノンステップバスは標準的で、必ず段差を要求される鉄道に対して、補助が入って段差も解消されているバスのほうが利便が高い面はありそうです。
さて、バスは列車から乗り換えた人も含めて約10人で発車。高校生と高齢者が主なのは予想通りですが、意外と利用があることには安堵します。途中の利用はあまりなく、道道を離れた出来澗地区では内浦湾を望みながら狭い道を進みます。今日は天気も良く波も穏やかで気持ちの良い行程です。
鹿部市街地に入り一人二人と下車。バスは函館バスの鹿部出張所に入り、しかもアナウンスは「終点」と。あれ?鹿部町のページでは道の駅の後に鹿部出張所だったはずで降りそびれた?と思って運転手さんに聞いたところ、この後向かうとのこと。どうも以前は鹿部出張所が終点だったものを道の駅まで延伸、さらに道の駅から折り返して鹿部出張所が終点と鹿部出張所を2回通る運行経路になっているようです。乗客のいなくなったなか、道の駅到着。バスはそのまま「鹿部出張所」の行き先に変わり戻っていきました。運賃支払いにsuica等の交通系ICカードが使え450円でした。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-②
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鹿部町は人口4000人ほど。漁業が盛んな町です。人口のピークは1985年頃の5100人ほどで減っているとはいえ最近までは緩やかに経過、これは移住促進が功を奏したようですが、ここ5年ほどで急激に減少しています。
ご当地入場券はこの道の駅しかべ間歇泉公園売店で発売。この時期は9:00-17:00の営業時間となります。4月以降は18時までの営業となるようです。表面は銚子口-鹿部のDE10による客車列車。これはSL補助に見えますがどうでしょうか?裏面は間歇泉、たらこ、漁港です。
この道の駅に間歇泉が出ており、約10分おきに吹き上がります。通常300円の入場料がご当地入場券購入者は100円引きになります。せっかくですので見ていきましょう。
既に営業時間が少ない中ですが、客は10人ほど。足湯に浸かりながら間歇泉を見学です。思った以上に吹き上がり、これは見応えがある。結局4回ほど見てるんだから40分はいたことになります。足湯ですっかり暖まり、誰もいなくなったので撤収です。

●函館バス鹿部出張所

さて、まだバスの時間がありますが、道の駅は17時閉店でトイレくらいしか居場所が無くなるので、ちょっと歩いて先ほど見かけた鹿部出張所に行ってみます。鄙びた漁村という感じの鹿部町内ですが、もう少し早ければ日帰り温泉なども楽しめたような施設が見られましたので、事前にもう少し調べておけば良かったですね。特に公衆浴場亀の湯は見た目に入ってみたかったな。ここも17時まで。
鹿部町の市街地にある鹿部出張所。なんとも懐かしい感じの「バス車庫」です。待合室と定期券などの販売窓口も併設されていて、もう「昭和」な感じです。そこに交通系ICカードicasNimocaの宣伝ノボリですから場違い感半端ありません。もちろん今後行われるnimoca定期券のための真新しい設備が窓口に見えます。窓口にはスタンプまで置いてありますが、残念ながらインキが無く、確かにここでスタンプを押す人は多くなさそう。
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次に乗るのは函館行きのバスですが、先の鹿部駅からの便と同様一旦道の駅まで往復するようで、町のホームページに書いてあった出発時間に誰も乗せず道の駅行きを表示したバスが出発、5分ほどしてそのバスが函館行きとしてやってきました。


●大沼公園駅(七飯町)

私以外に利用客が無く発車したバスは、鹿部町役場前で1人乗車、その後ひたすら道道43号線を進みます。町を外れると民家がほとんど無くバス停も無いというのは意外で、それほど離れていない場所を先ほど乗った渡島砂原周りの函館線が通っているはずですが全く確認できません。小雨もぱらついてきて寒々しくなってきました。大沼駅でその一人が下車、暗くなって寂しい中大沼公園駅のバス停に到着。運賃は640円でした。駅は目の前です。
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観光地として整備されているとはいえ、日曜のこの時間は人影の全く無い駅前。18時を過ぎていますので、先ず駅に急ぎます。大沼公園駅の営業時間は18:10までで、もうすぐ閉店です。
ご当地入場券はみどりの窓口で発売。8:30-18:10の営業時間となります。表面は仁山-大沼のキハ183系特急。裏面は大沼国定公園です。また、「キハ183系(初期型車両)記念入場券」も購入。当駅では「大沼」号です。
七飯町の人口は2万8千人、大沼公園もそうですが、北海道新幹線の函館新幹線総合車両所が七飯に存在するのも大きく、ここに従事する人で人口も持ち直したと報道されています。函館市へのベッドタウンとしてもそうですが、北斗市にある新函館北斗駅が七飯町市街地から非常に近いこと、札幌等に繋がる道央道七飯ICも予定されています。それ以前に函館への七飯藤城ICもあり利便も高い町です。

さて、若い駅職員氏は窓口を閉じて、18:13発の長万部行きを待ちます。この3分の差でこの列車で来る方は残念ながらご当地入場券を購入できません。しかもこの列車意外と観光客が6人ほど降りてきました。まともな時間に到着する列車はこれが最終で、直後のスーパー北斗19号は停車しないんですね。これが停車すると便利なんだけど。

●森駅(森町)


新函館北斗駅を経由しない(藤城線経由)異色の普通列車である823Dですが、車内はほぼ無人。わずか一駅の赤井川で後続のスーパー北斗19号の通過待ちです。この列車に乗れると実はもう一駅八雲駅を購入できたんですが、今回は致し方ありません。ともかく非常に鈍足に森駅に到着です。4分ほど停車しますが駅員氏は改札兼ですので、多分停車時間中にご当地入場券購入は不可能と思われます。
ご当地入場券はみどりの窓口で発売。5:00-22:00の営業時間となります。表面は森-石谷のキハ183系特急。裏面は鷲ノ木上陸地碑。これは箱館戦争前に榎本武揚や土方歳三らが上陸した場所。また、「キハ183系(初期型車両)記念入場券」も購入。当駅では「ヌプリ」号です。
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「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-②
森町は人口1万6千人。80年代は2万3000人とかってイメージでしたので随分減ったなという印象です。比較的温暖で夏も涼しい気候で、しかも雪も多くない気候で遺跡も多く発掘されています。古代から住みやすく、湾内のため船の便も良かったと思われます。
さて、駅にあったキヨスクは閉店。いかめしの駅内販売は無くなった模様ですが、もう一つ駅構内に鎮座するピザ店は健在です。駅内にピザ店というのはあまり多くないと思われますし、なにより列車を待ちながらピザを食うという経験はあまりできそうにないので、今回試してみることに。ちょっとお高くつくんですけどね。
このテン・フォーというピザ店。函館発祥で北日本に200店舗以上展開していましたが昨年民事再生法の適用を申請。とはいえなかなか本州企業では無いような商品ラインナップは「北海道のピザ屋」なわけです。さすがに列車への持ち込みは遠慮して店舗内の椅子で頂きます。宅配メインに持ち帰り客が多いでしょうから、店舗で食べる人は珍しいと思いますが、久々にピザうめぇ。満足でした。
「わがまちご当地入場券」収集旅第9回-②
帰りもキハ281のスーパー北斗でございました。

●今回の旅行代金

北海道&東日本パス 10,850円
北海道&東日本パス北海道線特急オプション券 6,000円
五稜郭-木古内(いさりび鉄道)960円
鹿部駅前-しかべ間欠泉公園 450円
鹿部出張所-大沼公園 640円
以上18,900円

今回
札幌-函館 5,720円・自由席特急券2,590円 計8,310円
函館-五稜郭 210円・自由席特急券310円 計520円
木古内-奥津軽いまべつ 1,450円・特定特急券1,490円 計2,940円
奥津軽いまべつ-鹿部 2,490円・特定特急券2,800円 計5,290円
大沼公園-札幌 5,400円・自由席特急券1,860円 計7,260円
合計24,320円を16,850円で済ませたことになります。残り6日分です。


現在までの収集完了駅は
北海道新幹線(全駅完了) 奥津軽いまべつ・木古内
函館線 函館・新函館北斗・大沼公園・鹿部・森・熱郛(暫定)・小沢・仁木・余市・小樽・札幌・江別・岩見沢・美唄・奈井江・砂川・滝川・妹背牛・深川・旭川
根室線 赤平・芦別・富良野
室蘭線 小幌・洞爺・伊達紋別・登別・白老・苫小牧・早来・由仁・栗山
千歳線(全駅完了) 北広島・恵庭・千歳
石勝線 夕張
富良野線 上富良野・美瑛
留萌線(全駅完了) 秩父別・石狩沼田・留萌
宗谷線 比布・塩狩・剣淵
石北線 愛別・遠軽・北見・美幌・女満別
札沼線(全駅完了) 石狩当別・豊ケ岡・浦臼・新十津川
日高線 浜厚真・鵡川・日高門別・新冠・静内
(暫定はJR利用で購入していないため、購入箇所に鉄道で降りた時に購入扱いとする)
以上59駅収集済、残り41駅(暫定1駅除く)です。

次回はこちら
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=838

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道 わがまちご当地入場券 一日散歩

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