北海道の交通関係

「わがまちご当地入場券」収集旅第11回

2018/05/14
JR北海道の「わがまちご当地入場券」という企画。その町を訪れて、その地域でしか購入できない「入場券」を入手するという単純でありながら奥深い企画だなと思うのであります。

「わがまちご当地入場券」については過去日記 「JR北海道わがまちご当地入場券を応援したい」
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=815

または公式サイト
http://www.jrhokkaido.co.jp/gotochi/
を参照ください。全101駅で発売されています。

現在までのご当地入場券収集完了駅は
北海道新幹線(2/2全駅完了) 奥津軽いまべつ・木古内
函館線(19/25) 函館・新函館北斗・大沼公園・鹿部・森・熱郛(暫定)・小沢・仁木・余市・小樽・札幌・江別・岩見沢・美唄・奈井江・砂川・滝川・妹背牛・深川・旭川
根室線(3/17) 赤平・芦別・富良野
室蘭線(10/10全駅完了) 小幌・洞爺・伊達紋別・室蘭・登別・白老・苫小牧・早来・由仁・栗山
千歳線(3/3全駅完了) 北広島・恵庭・千歳
石勝線(1/2) 夕張
富良野線(3/3全駅完了) 中富良野・上富良野・美瑛
留萌線(3/3全駅完了) 秩父別・石狩沼田・留萌
宗谷線(3/11) 比布・塩狩・剣淵
石北線(5/8) 愛別・遠軽・北見・美幌・女満別
釧網線(0/6)
札沼線(4/4全駅完了) 石狩当別・豊ケ岡・浦臼・新十津川
日高線(5/7) 浜厚真・鵡川・日高門別・新冠・静内
(暫定はJR利用で購入していないため、購入箇所に鉄道で降りた時に購入扱いとする)
以上61駅収集済、残り39駅(暫定1駅除く)です。

過去の収集の様子をを以下に記載しております。
1回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=816
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=817
2回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=818
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=819
3回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=820
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=821
4回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=822
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=823
また、日高、夕張への訪問時も購入しています
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=824
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=826
6回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=831
7回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=832
8回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=833
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=834
JR北海道「わがまちご当地入場券」を半分集め終わって
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=835
9回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=836
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=837
10回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=838
-----ここまでテンプレート-----

またしばらく時間を空けました。4月はなかなか忙しく、連休中も列車に乗るような時間が取れなかったのもあります。季節も良くなってきましたし、ここらで活動再開と行きたいものです。今回は本数が少なく効率的に回れない函館本線の倶知安付近3駅を巡ります。

●札幌-小樽-倶知安の「混雑度」

今回一日散歩きっぷを購入して、札幌発9:40発の普通列車で先ず小樽に向かいましょう。この列車は札幌まで快速エアポート91号として運転され、小樽に直通するのですが、札幌からは普通列車になるので指定席車両uシートは「自由席」になるんですね。少し乗りドク感を味わえるのでわざわざ指定席乗車位置に並んでいたのです。
この時間帯、天気の良い土曜日ということもありますので観光客も多く、車内には立ち客もちらほらいます。そして普通列車ですから近距離利用も多数。なかなか落ち着かない雰囲気になります。ちょっと早めですが北海道の初夏を感じるような陽気で、車窓から見える小樽の海も美しい。

札幌から小樽の移動は特に休日の午前は混雑しますので、快速の指定席をとるか、6両編成の普通列車を選んで乗るのが良いかもしれません。30年3月改正では札幌発8:05・8:17・8:43・9:10・9:26・9:40・10:28・10:34の普通列車、区間快速列車が6両のはずです。

今回は山側の窓側に座りました。珍しく海よりも崖側を見ていきます。函館本線のこのあたりは北海道でも最初に敷設された区間で、崖を切り開き、海側を補強しています。崖の多くは落石防止のネットや柵などが設置されており、この区間の落石災害が少なくないことを物語っています。道路も新幹線もこの海側を避けて内陸側を通ることからもこの区間の厳しさがわかろうものです。景色が犠牲にはなりますが、どこかで内陸側へトンネルを抜くような付け替えも必要かもしれません。そして、その最先端に位置するのが建設中の北海道新幹線で、これができることで札幌から後志各地へは安全に高速に移動できるようになるわけです。

小樽には10:25に到着。わずか5分で快速エアポート110号として慌ただしく折り返していきました。なかなかタイトなダイヤですね。ここからは10:53発の倶知安行きに乗り換えます。まだ後から接続列車があるなか30分近く早く来たのはこの列車が比較的混雑するからです。1時間に1本程度確保されている倶知安方面ですが、この列車の後は間隔が空きます。

まだホームには10:40発の江別行き区間快速がいますが、既にちらほら。多分2両編成で、2両目の停車位置には特に案内がなく誰も並んでいないので、ここに並んでおきます。区間快速発車後すぐに2両のキハ150が入線。私の並んでいた側が本来の函館本線仕様の冷房付きが、先頭車は室蘭線用の非冷房車でしたので大当たりでした。さっそく1人掛けになるクロスシートに陣取ります。
「わがまちご当地入場券」収集旅第11回
後の快速列車から乗り継ぐとほぼ座席が当たらないという状態で立ち客多数で発車。ざっと2両で150人ほどの乗車があります。車内もホームもこの先ICカードのエリア外であることを伝えています。特に千歳からの本州の観光客にとってICカードエリアが狭いのは致命的に思うのですが、何とか拡大してほしいものです。

列車は定刻に発車。快調に坂を上っていきます。キハ150はこの区間に最適な車両に見えますが、室蘭線用の車両を含めても全てをこの車両で走らせることはできず、一部に旧式のキハ40が残ります。車両の性能が違いすぎるのですが、遅い側に合わせる必要があるのが高速化を阻害する要因の一つです。

余市で大量に下車。立っている人はいなくなり空席もちらほら見えるくらいの客数になります。この後は乗車も下車も非常に少なく進みます。これもまだ土曜だからで、平日はそうでもないだろうなと言うのが見て取れます。地元客のような人が非常に少ない車内です。


●倶知安駅(倶知安町)

「わがまちご当地入場券」収集旅第11回
列車は倶知安駅に到着。接続の長万部行きは同じホームからの発車になります。その間にご当地入場券を入手しましょう。ご当地入場券は駅窓口で発売、5:00-21:40と営業時間も長い駅です。オモテ面は羊蹄山を背に走る倶知安-小沢のキハ54、裏面は倶知安町内のアクティビティが写真になっていて特にキャプションはありません。発売当日は駅ませのレンタサイクルの割引があるようです。
倶知安駅には「キハ183系(初期型車両)記念入場券」もありますので購入。当駅では特急「ニセコ」号です。

倶知安町は人口は約1万5千人。新幹線駅がここにできるわけですが、ニセコエリアへの観光拠点となることが期待されています。後志支庁の拠点都市として人口は減っているものの減り幅は比較的緩やかです。駅前には右に道南バスターミナル、左にニセコバスの乗り場がありますが、どちらもニセコ方面へのバスがあるのはわかりにくく、新幹線開業前にこのあたりは統合ターミナルが欲しいところですね。
「わがまちご当地入場券」収集旅第11回
さて、ホームに戻りますと同じホームにキハ150型が1両。これが長万部行きです。座席はさらっと埋まるくらいで、私は車椅子スペース脇の1人掛けスペースに陣取ります。倶知安駅は旅客到着列車について小樽方面からは2番線にのみ、長万部方面からは3番線のみにしか入ることができません。ですので、先ほど乗ってきた列車が一旦ホームを離れ3番線ホームに入り折返し小樽行きに、長万部行きは留置線から入ってくることになります。拠点駅としては少々使いにくい配線ですね。


長万部行きは倶知安を12:35定時に発車。部活帰りの高校生も結構乗ってきまして賑やかです。民宿になっている比羅夫は特に利用なし、ニセコでは大量に下車。これを思うと、正直小樽方面からニセコ、蘭越までの列車はもう少しあってもいいのかなと思います。ただ、数年前まであった夏季運行の臨時列車は辞めてしまっていますし、結局利用数は多くないのでしょう。

ニセコ駅では混雑を見越してか2分ほど停車なのですが、まだ発車しません。外国人の親子連れが乗ってきまして、それを待っていたようです。


●昆布駅(蘭越町)

昆布駅では観光客のような下車は皆無。高校生2人と地元客だけの下車です。高校生はすぐに迎えの車で立ち去り、地元の方も自由通路に消えていきました。私は少し駅を視察してから駅前の「蘭越町ニセコエリア情報センター」へ向かいます。
ご当地入場券はこのニセコエリア情報センターで発売、9:00-16:00と営業時間が少し短めなので注意です。オモテ面は蘭越-熱郛の急行ニセコでしょうかDD51と寝台車込みの14系客車ですね。現役時代は国鉄ですし寝台車はなかったと思いますので2012年に行われたリバイバルイベントでの急行ニセコではなかろうかと思います。裏面は尻別川、大湯沼そして稲穂垂れる「おいしいお米の町」です。
「わがまちご当地入場券」収集旅第11回
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蘭越町は人口約4700人、1970年代には9000人以上の人口がありましたが半減しています。北海道新幹線の駅はできませんが広域ニセコエリアとしては温泉もあり、隠れた観光地になりそうな雰囲気もあります。今回ご当地入場券を昆布駅にした意図はわかりませんが、蘭越市街地よりは駅前に温泉幽泉閣もありますので迎えやすいと思ったのかもしれません。
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さて、ここでは約1時間半ありますので、「ニセコエリア情報センター」で自転車を借りて周囲を散策します。レンタサイクルは無料で15時半までとはなっていますが、便利です。ただ、日頃の運動不足がたたって坂道はあえなく断念。幽泉閣は無料足湯がありましたので、ここで少し昼寝を貪ります。何しろ天気が良く暑くも寒くもなく、さわやかな風で、外で寝るのが気持ちいい。本当は温泉に浸かる予定でしたが次回に回します。昆布神社にお参りして、駅前にあるお菓子屋さん「渓流堂」さんで渓流焼というお菓子を購入。ぺったんこのおまんじゅう?な感じですがあまり類似のものを見ない不思議なお菓子です。全体に懐かしい「おばあちゃんの家の仏壇に上がっていた」感じのお菓子ですが、気に入りました。
「わがまちご当地入場券」収集旅第11回
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●ニセコ駅(ニセコ町)

反対方向の列車も地元の方2名がおられます。蘭越・昆布はバスも走っていますが通学用の朝晩のみですので地元の足は鉄道になります。1駅乗ってニセコですが、下車は私だけ、高校生も含めて10人以上乗車があって発車していきました。
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ニセコ駅はおしゃれな外観で昭和40年建設当時は狩太駅だったはずです。1990年からはC62ニセコ号が運転され、ここに転車台が移設されました。惜しまれながらもC62ニセコ号が無くなって軽く20年以上。そしてここに9600蒸気機関車が移設されてるのですが、ブルーシートで覆われたままでした。この時期で外していない以上、もう公開しないのかもしれません。
C62ニセコに関しては、残せなかった事情が多々あり、JR北海道とてSLを辞めたいわけではありませんが、結果的にあのような状態になったことは残念なことです。

さて、ご当地入場券はこのニセコ駅の簡易委託窓口で発売、7:10-11:30・12:30-17:00と営業時間が少し短めなので注意です。オモテ面は昆布-ニセコのニセコエクスプレスです。ニセコエクスプレスは昨年廃車となり今は苗穂工場の片隅に佇んでいますね。裏面はニセコ駅舎です。
ニセコ駅は簡易委託ですが硬券入場券といくつかの区間の乗車券が買えます。今回は倶知安までの乗車券を入手しました。
「わがまちご当地入場券」収集旅第11回
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駅前の坂道を上がって振り返りますとニセコの山々がきれいに見えてきました。気をよくして街の中を歩き羊蹄山の綺麗なポイントへ。
「わがまちご当地入場券」収集旅第11回
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更に歩くと国道の道の駅ニセコビュープラザが見えてきました。ここで少しお土産を購入です。今回、本数の少ない列車を補完するためここから倶知安まではバスに乗ります。ルスツリゾートからニセコを経由し倶知安までの道南バスで、例によって誰も乗っていません。この辺りのバスはほぼノンステップ車になっていますが、お客さんが少ないのは残念ですね。ニセコ町内で数人拾い、国道を延々飛ばして倶知安へ。運賃は440円。JRは260円ですからかなり高額ですね。
「わがまちご当地入場券」収集旅第11回


現在までのご当地入場券収集完了駅は
北海道新幹線(2/2全駅完了) 奥津軽いまべつ・木古内
函館線(22/25) 函館・新函館北斗・大沼公園・鹿部・森・熱郛(暫定)・昆布・ニセコ・倶知安・小沢・仁木・余市・小樽・札幌・江別・岩見沢・美唄・奈井江・砂川・滝川・妹背牛・深川・旭川
根室線(3/17) 赤平・芦別・富良野
室蘭線(10/10全駅完了) 小幌・洞爺・伊達紋別・室蘭・登別・白老・苫小牧・早来・由仁・栗山
千歳線(3/3全駅完了) 北広島・恵庭・千歳
石勝線(1/2) 夕張
富良野線(3/3全駅完了) 中富良野・上富良野・美瑛
留萌線(3/3全駅完了) 秩父別・石狩沼田・留萌
宗谷線(3/11) 比布・塩狩・剣淵
石北線(5/8) 愛別・遠軽・北見・美幌・女満別
釧網線(0/6)
札沼線(4/4全駅完了) 石狩当別・豊ケ岡・浦臼・新十津川
日高線(5/7) 浜厚真・鵡川・日高門別・新冠・静内
(暫定はJR利用で購入していないため、購入箇所に鉄道で降りた時に購入扱いとする)
以上64駅収集済、残り36駅(暫定1駅除く)です。

函館本線は残すところ八雲・長万部と暫定状態で放置されている熱郛です。熱郛駅が暫定になっているのは理由がございまして熱郛駅と発売箇所である道の駅くろまつないが約800m、徒歩10分程度を要します。で、熱郛駅の停車列車は上下4本づつ。札幌方面からちょうど購入可能な列車は13:37の2938Dから13:54発の2943Dまでの17分。これは危険な賭です。その後は17:09までありませんし、長万部方面も18:01までありません。なお、営業時間も18:00まで、冬期は17:00までとなりますので、ほぼ列車で買えない駅になってるんですね。
私は個人的には昨年ここを道央自動車道分岐の無料高速「黒松内新道」に乗ったついでに道の駅で購入済ですが、列車で行こうとするとどうしようかと頭を悩ませています。特急が使える切符で八雲・長万部購入時に長万部側からアプローチするのが良さそうですが、夕方ですしね。


今年の今後の予定ですが、残りの多くを占める道東、道北方面にチャレンジです。2年でという目標ですが、キハ183記念入場券が10月までと期限を切られていますので、なんとかこの期間に頑張りたいものです。


次回はこちら
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=840

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道 わがまちご当地入場券 一日散歩

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