北海道の交通関係

「わがまちご当地入場券」収集旅第12回-1

2018/07/17
JR北海道の「わがまちご当地入場券」という企画。その町を訪れて、その地域でしか購入できない「入場券」を入手するという単純でありながら奥深い企画だなと思うのであります。

「わがまちご当地入場券」については過去日記 「JR北海道わがまちご当地入場券を応援したい」
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=815

または公式サイト
http://www.jrhokkaido.co.jp/gotochi/
を参照ください。全101駅で発売されています。

現在までのご当地入場券収集完了駅は
北海道新幹線(2/2全駅完了) 奥津軽いまべつ・木古内
函館線(22/25) 函館・新函館北斗・大沼公園・鹿部・森・熱郛(暫定)・昆布・ニセコ・倶知安・小沢・仁木・余市・小樽・札幌・江別・岩見沢・美唄・奈井江・砂川・滝川・妹背牛・深川・旭川
根室線(3/17) 赤平・芦別・富良野
室蘭線(10/10全駅完了) 小幌・洞爺・伊達紋別・室蘭・登別・白老・苫小牧・早来・由仁・栗山
千歳線(3/3全駅完了) 北広島・恵庭・千歳
石勝線(1/2) 夕張
富良野線(3/3全駅完了) 中富良野・上富良野・美瑛
留萌線(3/3全駅完了) 秩父別・石狩沼田・留萌
宗谷線(3/11) 比布・塩狩・剣淵
石北線(5/8) 愛別・遠軽・北見・美幌・女満別
釧網線(0/6)
札沼線(4/4全駅完了) 石狩当別・豊ケ岡・浦臼・新十津川
日高線(5/7) 浜厚真・鵡川・日高門別・新冠・静内
(暫定はJR利用で購入していないため、購入箇所に鉄道で降りた時に購入扱いとする)
以上64駅収集済、残り36駅(暫定1駅除く)です。

過去の収集の様子をを以下に記載しております。
1回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=816
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=817
2回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=818
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=819
3回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=820
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=821
4回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=822
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=823
また、日高、夕張への訪問時も購入しています
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=824
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=826
6回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=831
7回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=832
8回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=833
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=834
JR北海道「わがまちご当地入場券」を半分集め終わって
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=835
9回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=836
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=837
10回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=838
11回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=839
-----ここまでテンプレート-----
ご当地入場券収集旅がなんのかんのと理由を付けて延び延びになってしまっているのは、札幌近郊の手近な地域の収集は終了していて、今後は遠方で、なおかつ列車本数の少ない収集難度の高い駅を攻略する必要があるからです。休みがまとまって取りにくいこともあって、特急を使う形にして「日帰り」するパターンじゃないと難しいというのもあります。
今回はついに特急乗り放題「北海道フリーパス」を使おうじゃないかと。この切符は北海道内の在来線特急列車が乗り放題になり、指定席も6回使えるというもので、しかもジェイアール北海道バスの一般路線と高速おたる号JRバス便も利用できるという優れものです。
過去にはグリーン車用もあって、グリーン車乗り放題大名旅行が楽しめたこの切符も随分縮小してしまった感がありますが、残っているだけマシです。価格は26,230円です。

●札幌-旭川「ライラック3号」

さて、某駅で「北海道フリーパス」と今日の使用分の2回の指定席を出して頂きます。ベテランの雰囲気の助役さんなんですが、どうも本切符のルールをよくご存じじゃ無い模様で、結構な発行時間と指定席発行回数の星印があらぬところについている不思議な券となりました。あんまり売れてないんだろうなぁ。
「わがまちご当地入場券」収集旅第12回-1
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今回はまず旭川までライラック3号で向かいます。3連休の最終日ですので、それなりの混雑。指定席もほぼ満席でした。指定席車両は訪日客が多い印象で指定席発行回数に制限の無い訪日客用切符が効いているのかもしれません。
滝川を過ぎると自由席も車両によってはかなり空いていましたので移動しました。ざっと数えた限りですが旭川到着時で指定席は40人ほど、自由席は80人ほどが乗車しており、グリーン車も2組ほどの乗車があったようです。
このライラック号。函館と新青森を結んでいたスーパー白鳥の車両ですが、目立った改造は受けておらず、座席は若干へたり気味。指定席車両の私の席は若干がたつきがあって不快でした。移動した自由席車では問題無く、少なくとも指定席座席はリニューアルがあってもよかったように思います。

●上川駅(上川町)

さて、旭川からはすぐ接続の石北線普通列車へ。例によってキハ40の1両ですが、各ボックス1~2人の乗車があり20人程度が乗っています。マニア風の方は3人ほどで、地元用務客風の方も。マニアの1人が前方デッキで立っており、ずっと乗降の邪魔になっています。こういう輩はJR職員が注意すると逆ギレしてクレームになるので相手をしないというのが鉄則になりましょう。節度ある行動を期待できないのがこういう輩です。
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列車はここ数日の雨で増水した川を見ながら進みます。特に上川方面へは上り坂が続き、キハ40の原形でダイヤを作っているためか非常に遅い印象です。待避も無くいくつかの小駅を通過するこの列車ですら平均時速は42.3km/hです。旭川-上川はそれなりの改良はされていて交換駅のほとんどが一線スルー化されているのですが、特急ですら75km/hにすら達しません。上り列車は下り坂となるのでもう少し早いのですが、もうちょっと改善してほしいところです。

さて、上川到着時にはわずか6名となった車内です。札幌では肌寒く雨まで降っていたのでそれなりの格好と傘を持参しましたが、不要な雰囲気。上川は日中駅係員は1人だけ、列車の折返し時間に余裕がないのですが、まぁ、客数からこんなもんで良いのでしょう。せめて駅リニューアル前にあった自動券売機を置いておけば随分違うのですが。

ご当地入場券は駅窓口で発売、7:15-16:35と営業時間短めで町内のセイコーマート上川中央店でも発売します。昨年訪問時はセイコーマート発売が無く、早朝、夜間の長時間停車列車でも買えなかったのでリベンジ完了です。今回は逆に折返し時間が無くセイコーマート発売券は購入できず、次回ですね。
オモテ面は東雲-上川間のキハ54。裏面は大雪森のガーデン、流星・銀河の滝、銀泉台の紅葉です。上川は3700人ほどの人口、層雲峡など観光地への玄関口です。現在ここでのバス乗換はあまり想定されていないような気配がありますが、駅、駅前バスターミナルとリニューアルされています。人口減少が大きく進んでいる町で、1985年には8000人ほどおりましたので現在半分以下になっています。


さて、非常に丁寧な対応の駅員氏ですが、やはり1人は大変そう。こういう列車のいる時間帯に、その列車に乗らない客の応対が必要になるのは大変で、やはりせめて2名の要員と、機械化は必要なことのように思います。


●当麻駅(当麻町)

折返しの列車は親子連れを含めて6人が乗車。こちらは行きでは通過した各駅にも停車します。しかし平均時速的にはこの列車が最も早く44.2km/hです。愛別では部活らしい高校生が乗車、当麻でも軽く20人ほどが待っている中下車します。
「わがまちご当地入場券」収集旅第12回-1
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ご当地入場券は駅構内にある当麻グリーンライフで発売、8:30-17:30となります。オモテ面は桜岡-当麻間のキハ183特急大雪。裏面は当麻鐘乳洞です。また、町内のセイコーマート当麻3条店でも発売しています。
当麻グリーンライフは現地の農業生産法人でトマトジュースなどの農産品を駅構内で販売しています。ソフトクリームなど食指が動いたのですが、あまり時間が無いのでパス。次回訪問時のお楽しみです。

駅は比較的大きいのですが、外から駅名がはっきりわかる看板が無いのはいただけないかも。全体に薄汚れた雰囲気ですし。ただ、利用はそこそこありますので、もったいなさも感じるんですよね。

当麻町は6600人ほど。1985年は9000人ほどの人口がありました。旭川の郊外ということで減少幅は少ない方ですが、今は移住政策を充実させています。住宅新築時には最大250万円分の木材を支給なんて面白い制度もあります。

さて、ここで降りてしまうと2時間ほど列車は無く、バスも11:03に行ったばかり。今回の秘策は「徒歩」です。まずはもう一件のご当地入場券発売箇所セイコーマート当麻3条店に行きましてご当地入場券と飲料水を購入。靴紐を締め直していざ出発です。
ちなみに私は14日に石狩渡舟跡地訪問で石狩河口橋を徒歩で渡っており、既に足にマメがありまして、潰すと面倒。でも、時間もありますし歩きます。
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「わがまちご当地入場券」収集旅第12回-1
なお、当麻町にはタクシーがありますので、よほどキツければそちらも使えるという気楽さはあります。歩くことが大事なの。ちょうど当麻-旭川のバス路線に沿って歩くことになりますが、ここには「当麻0丁目」という世にも珍しい名前のバス停がありますんで、これも楽しみにしていたわけです。タクシーなどではすぐ過ぎ去ってしまいますしね。
この当麻0丁目(しかも「れいちょうめ」と読む)基線である1丁目通りより国道側に「一番町道路」があり、これを当地の地元の方は「0丁目通り」と呼んでいたということのようです。諸説あって面白いし広報に取り上げるのもいいですね。
広報「我が郷土」2014年6月号
http://town.tohma.hokkaido.jp/file/contents/6/3288/H26_06_all.pdf
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さて、国道に面する「道の駅とうま」に到着。バス出発の5分前でした。ここにあるバス停が「当麻20丁目」これまた無茶苦茶な話です。旭川方面からバスに乗ると「永山2条19丁目」「永山2条20丁目」「永山2条21丁目」とバス停が続くのにいきなり「永山13丁目」というバス停が出現。えっ数字が戻った?と思っていたら今度は「永山16丁目」の次が「当麻17丁目」ですからね。あれ?連番?と思ったら「当麻20丁目」の次「農業普及所前」を挿んだ次が「当麻0丁目」異次元に迷い込んだ感が強いバス停の並びです。これは永山と連番で町名を連続していた名残。当麻20丁目の通りを「20丁目道路」と呼んでいた名残で、今は「(当麻)4番線道路」となります。開拓の歴史が垣間見えますね。

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長くなりましたが、ここから層雲峡からやってきた旭川行きバスに乗り込みます。車内は登山客でほぼ埋まっています。バスは国道の流れに乗ってあっという間に永山駅最寄り永山2条19丁目到着。290円でした。

宗谷線と石北線はほぼ並行していますので、1時間程度歩けば当麻と比布など繋ぐことができます。今回歩く距離を最小限にしまして次に乗る宗谷線への連絡ができました、次の列車が北永山通過なのが残念でした。滅多に訪問できる駅じゃ無いですからね。
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●士別駅(士別市)

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永山からは名寄行きの普通列車に乗車。やってきたのはキハ40なのですが、何かが違う。よく見ると釧路運転所の所属車両で、何故ここで運用しているのかは不明。ただ、キハ40も初期車をできる限り置き換える方針が採られてると思われ、機関更新車を回しているのかもしれない。
さすがにこちらは特急も高速化されている区間なので普通列車も結構飛ばす。旭川-士別なら普通列車でも平均50km/hを越える列車がちらほらいる。特急に至っては80km/hオーバー。軌道強化が普通列車の速度も上げるのは良いことです。
車内は30人ほどが乗車。大きな荷物の方も見えるのが連休らしいですね。外国人の姿は見えず、やはり特急利用がメインなのでしょう。
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士別は交換待ちで9分停車。こういうのが惜しいんだけど、今回はこのためにご当地入場券が購入できましたのでありがたく。
ご当地入場券は駅窓口で発売、6:00-16:50と営業時間短めで町内のセイコーマート士別南大通り店でも発売します。オモテ面は下士別-士別間のキハ261特急。裏面は羊のまち士別と羊のアップ写真。天塩岳、士別ハーフマラソン、そしてサフォークラムです。はい、羊さんと肉です。
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士別駅には今も駅蕎麦と売店「フーズサービスささき」が営業していて、このような駅もあまり見かけなくなりました。道北ではキヨスク店舗が旭川と北見のみですので、本当に貴重な駅です。確か15年ほど前からこのスタイルで駅蕎麦と売店を営業しているはずで、それ以前はキヨスクだったと記憶しています。
あまり時間が無いのですが、サーターアンダギーが美味しそうだったので購入。3個入り300円とお手頃で「手作り」がいいですね。
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士別市は人口約2万人。80年代は3万人ほどいましたので、やはり人口減少はどこも共通の課題です。「根室標津」と読みが紛らわしく、専ら「サムライ別」とうちの会社では呼び習わしていますが珍しいでしょうか。

次回はこちら
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=841

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道 わがまちご当地入場券 一日散歩

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