北海道の交通関係

「わがまちご当地入場券」収集旅第13回-1

2018/07/26
JR北海道の「わがまちご当地入場券」という企画。その町を訪れて、その地域でしか購入できない「入場券」を入手するという単純でありながら奥深い企画だなと思うのであります。

「わがまちご当地入場券」については過去日記 「JR北海道わがまちご当地入場券を応援したい」
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=815

または公式サイト
http://www.jrhokkaido.co.jp/gotochi/
を参照ください。全101駅で発売されています。

現在までのご当地入場券収集完了駅は
北海道新幹線(2/2全駅完了) 奥津軽いまべつ・木古内
函館線(22/25) 函館・新函館北斗・大沼公園・鹿部・森・熱郛(暫定)・昆布・ニセコ・倶知安・小沢・仁木・余市・小樽・札幌・江別・岩見沢・美唄・奈井江・砂川・滝川・妹背牛・深川・旭川
根室線(3/17) 赤平・芦別・富良野
室蘭線(10/10全駅完了) 小幌・洞爺・伊達紋別・室蘭・登別・白老・苫小牧・早来・由仁・栗山
千歳線(3/3全駅完了) 北広島・恵庭・千歳
石勝線(1/2) 夕張
富良野線(3/3全駅完了) 中富良野・上富良野・美瑛
留萌線(3/3全駅完了) 秩父別・石狩沼田・留萌
宗谷線(8/11) 比布・塩狩・剣淵・士別・名寄・美深・音威子府・天塩中川
石北線(7/8) 当麻・愛別・上川・遠軽・北見・美幌・女満別
釧網線(0/6)
札沼線(4/4全駅完了) 石狩当別・豊ケ岡・浦臼・新十津川
日高線(5/7) 浜厚真・鵡川・日高門別・新冠・静内
(暫定はJR利用で購入していないため、購入箇所に鉄道で降りた時に購入扱いとする)
以上71駅収集済、残り29駅(暫定1駅除く)です。

過去の収集の様子をを以下に記載しております。
1回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=816
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=817
2回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=818
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=819
3回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=820
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=821
4回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=822
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=823
また、日高、夕張への訪問時も購入しています
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=824
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=826
6回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=831
7回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=832
8回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=833
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=834
JR北海道「わがまちご当地入場券」を半分集め終わって
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=835
9回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=836
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=837
10回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=838
11回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=839
12回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=840
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=841
-----ここまでテンプレート-----
「北海道フリーパス」を使った「遠方収集旅」の第2回です。ああ、特急が使えるって便利なんだなってのを実感しますね。

今回平日休みでどうしても行きたかったのが根室方面。ここはいろんな意味で収集難易度が高い路線で、いつ訪問するかを迷っていました。そんな中花咲線の「普通列車を観光列車にする取り組み」が6月から開始されたのを受けて、これの現地確認もしたいという2つの目的を合致させての訪問といたしました。
この「観光列車」の乗車にはどうしても現地で一泊が必要ですが「平日」の縛りがあるとなかなか連休取得が難しかったんですね。今回かなりスケジュールがタイトではありますが、なんとか訪問して参りました。


●札幌-釧路「スーパーおおぞら9号」

仕事が「定時」で上がるのが条件のこの移動、なので指定席を取得せずに駅へ急ぎます。仕事先をなんとか振り切って車内の人。今日は1両増結の7両編成です。
スーパーおおぞらも1997年デビューですから20年です。2007年には最大7往復+週末運行の夜行まりも1往復という活況だったわけですが、現在は6往復となっています。この列車も減速減便改正前は18時近くの出発で役所系の出張では使いやすい列車だったはずです。
ちなみに
・2012 札幌17:57-釧路21:43 所要3時間46分 平均速度92.5km/h
・2018 札幌17:24-釧路21:59 所要4時間35分 平均速度76.0km/h
差は歴然です。現在の最速は札幌-釧路4時間ちょうどで平均速度87.1km/hです。
顕著に出るのは帯広までの区間で、これは最高速度が20km/hも制限された影響でしょう。
「わがまちご当地入場券」収集旅第13回-1
「わがまちご当地入場券」収集旅第13回-1
自由席はかなり空いていて、私の乗った7号車には10人ほどしか乗っていません。指定席車は確認していませんが、ちょっと中途半端な時間という印象もあります。


列車は南千歳へ。この車両にも何組かの乗車がありましたが、外国人観光客の傍若無人な行動にはさすがに困りました。空いているのを良いことに子供が走り回り、その様子を写真に撮り(当たり前だが大きなシャッター音)さらにはスマートフォンで大音響で知育番組のようなものを流すなど、やりたい放題。しばらくは我慢していましたが、隣の車両に避難です。英語圏であればまだ何とか話しようがありますが、かの国の方にはどのように話すのがよいかはわかりませんし、折角のシートポケットのマナー案内も車内放送のサイレントモードのお願いも中国語が加わったとはいえ通じないご様子です。

もう一つは揺れです。スーパーおおぞらのキハ283系は現在最高速度を110km/hに制限されていますが、素直に線路の継ぎ目を拾い、前後に小刻みな不快な揺れを発生させます。その揺れは空席のシートが振動するのが目に見えるほどで、共振もあるのかもしれませんが、こんなに揺れたっけ?という印象を持ちます。今までしばらく近場巡りだったこともあり、スーパーおおぞらはあまり使わなかったのですが、スーパーとかちのキハ261も揺れるとはいえこのような小刻みな揺れの印象はありません。

さて、列車は道東自動車道直上を通る清風山信号場に停車。所定でもここでは8分停車しスーパーおおぞら10号との交換があるのですが、今日はさらに8分ほど遅れて出発。さすがに夜7時を過ぎて辺りは暗くなってきました。この信号場は2011年のスーパーおおぞら火災事故の現場。死者こそ出ませんでしたが今に続くJR北海道の安全対策の舞台になった場所であります。

猛然とダッシュした列車ですが最高速度はあくまでも110km/hですので、この区間での回復運転は無理な上、十勝清水、芽室停車ということもあって帯広までの回復は1分に留まりました。しかし、ここから池田では約4分遅れまで回復しています。元々この区間は所定25分で、現状でも17分程度で走行可能というのもあります。結果的には白糠ではほぼ回復しました。そう思うとダイヤの組み方にもう少し工夫ができる印象が高いですね。


●白糠駅(白糠町)

今回前日に出発したのは花咲線の「観光列車」に乗りたかったこともありますが、白糠町でのご当地入場券を収集したかったのもあります。白糠は十勝との境に近い釧路振興局の西部に位置しますので、十勝地方である浦幌との間はかなり距離があります。しかしながら釧路市との間(しかも旧音別町と釧路市は当町を挿み飛び地合併)も比較的距離があります。このため白糠はなかなか集めにくい印象であります。今回夜遅い時間になってしまいましたが下車することにしたんですね。
「わがまちご当地入場券」収集旅第13回-1
「わがまちご当地入場券」収集旅第13回-1
ご当地入場券は駅窓口で発売、6:30-16:40となります。営業時間が短いこともあって、町内のセイコーマート本通白糠店でも発売しています。
オモテ面は白糠-古瀬間のキハ283特急スーパーおおぞら。裏面は鍛高シソ畑と鍛高山です。シソ焼酎の鍛高譚はこのあたりで生産したシソを使っているようです。

駅は比較的大きいのですが、がらんとしています。キオスクと地元のたこ焼き屋が入店していたと記憶していますが、既に両店とも撤退しています。白糠町は駅と駅前のバスターミナルを統合した複合駅舎の建設を予定していますが、その費用をクラウドファンディングによる寄付金で賄いたいという意向を表明しています。正直自分の町の玄関口すら「金を出したくない」という姿勢には全く共感できません。JRが単独で立て替えてくれない、町営バスターミナルも維持が大変、そのあたりはわからないでもありません。しかし、自由通路も含めてどの町も「自分達の町の顔」そして「自分達住民の利便の確保」として一定の整備費用を出しています。自分達の町の玄関口を自分達が負担したくない。そんな町に誰が行くのでしょうか?誰が住みたいと思うのでしょうか?

この時間なので駅窓口は終了。駅からほど近いセイコーマートでご当地入場券を購入します。少し時間がありますので町を歩きますが、海の音が聞こえるのに海が見えない町です。次回は昼間訪問で白糠線の展示も見たいものです。その頃に駅は建て替えられているでしょうか。

白糠町は人口8000人ほど。1985年は1万4000人ほどの人口がありました。2005年の合併協議からは離れ、結果的に隣の音別町と釧路市が合併。音別、阿寒と組んでいた消防組合は現在釧路市消防となっているはずで、合併しなかったとはいえ釧路の影響は大きくなっています。


●深夜の根室線

さて、駅に戻ってきて22:13の音別行きに乗ってみます。釧路発の最終列車も2本あった音別行きが1本に統合され最終時刻も早くなっています。以前はできた最終おおぞらから大楽毛方面への最終接続も無くなっています。
2578Dはキハ40の1両。白糠では4人ほど乗っていた全員が下車。逆にここからは2名が乗車します。古瀬は通過なので次が音別です。
音別は大塚製薬の工場がある関係で貨物取り扱いも残っており今も駅員配置駅。ただ営業時間は短く15時終了です。旧音別町内は直別、尺別の2駅もありますが乗客は少なく来年3月廃止の予定です。浦幌町に所属する厚内駅からの始発列車はどうなるんでしょうね?厚内からの上下始発列車のために釧路から2両早朝に回送しているはずですし。
「わがまちご当地入場券」収集旅第13回-1
音別では予想に反して1人の乗客がお待ち。スーツケースを持っているので出張の方かもしれません。乗り慣れない様子で運転士さんとなにやら話しています。
結局乗客はこの方だけ。そのまま釧路まで走行しました。ちなみにこのときの車内は17度、さすがに寒く感じました。根室線は十勝側から釧路に入ると急激に気温が下がり、しかも列車はその頃には空いているので、窓を閉めて扇風機を止めに車内を周ることになります。釧路がこの時期避暑地と売り出すのも納得です。


●釧路宿泊先大捜索会

「わがまちご当地入場券」収集旅第13回-1
数年前この時期に釧路に泊まった時、宿の心配は全くしなかったのを覚えています。釧路は駅近くにホテル乱立で非常に安いというイメージもあるんですね。高校生の頃道東フリーきっぷで訪れた時もかなり夜遅かったが駅裏の民宿のような宿に泊まれた。
それが、今、ネット時代で検索してもただの一件も表示されないとは。何件か電話を掛けても満室ですという声。駅裏にある合宿用と思しき宿まで満室、駅裏のラブホテルは「2人で」7000円程度だろうけど1人でも同じ値段と思えばちょっとお高いし、さすがに「徒歩」で入るには抵抗がある。結局ネットカフェジョイカフェ釧路桂店にお邪魔。仮眠とはいえかなり熟睡できまして満足です。結局釧路駅から「歩き」、そして朝も、比較的近そうだったので東釧路まで「歩き」どれだけ歩くの好きなんだって感じですよねぇ。

次回はこちら
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=843

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道 わがまちご当地入場券 一日散歩

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