北海道の交通関係

「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-1

2019/02/20

JR北海道の「わがまちご当地入場券」という企画。その町を訪れて、その地域でしか購入できない「入場券」を入手するという単純でありながら奥深い企画だなと思うのであります。

「わがまちご当地入場券」については過去日記 「JR北海道わがまちご当地入場券を応援したい」
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=815

または公式サイト
http://www.jrhokkaido.co.jp/gotochi/
を参照ください。全101駅で発売されています。

現在までのご当地入場券収集完了駅は
北海道新幹線(2/2全駅完了) 奥津軽いまべつ・木古内
函館線(25/25全駅完了) 函館・新函館北斗・大沼公園・鹿部・森・八雲・長万部・熱郛・昆布・ニセコ・倶知安・小沢・仁木・余市・小樽・札幌・江別・岩見沢・美唄・奈井江・砂川・滝川・妹背牛・深川・旭川
根室線(17/17全駅完了) 赤平・芦別・富良野・幾寅・新得・十勝清水・芽室・帯広・幕別・池田・豊頃・浦幌・白糠・釧路・厚岸・浜中・東根室
室蘭線(10/10全駅完了) 小幌・洞爺・伊達紋別・室蘭・登別・白老・苫小牧・早来・由仁・栗山
千歳線(3/3全駅完了) 北広島・恵庭・千歳
石勝線(2/2全駅完了) 夕張・占冠
富良野線(3/3全駅完了) 中富良野・上富良野・美瑛
留萌線(3/3全駅完了) 秩父別・石狩沼田・留萌
宗谷線(11/11全駅完了) 比布・塩狩・剣淵・士別・名寄・美深・音威子府・天塩中川・幌延・豊富・稚内
石北線(8/8全駅完了) 当麻・愛別・上川・遠軽・北見・美幌・女満別・網走
釧網線(3/6) 釧路湿原・標茶・摩周
札沼線(4/4全駅完了) 石狩当別・豊ケ岡・浦臼・新十津川
日高線(7/7全駅完了) 浜厚真・鵡川・日高門別・新冠・静内・浦河・様似
以上98駅収集済、残り3駅です。

過去の収集の様子をを以下に記載しております。
1回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=816
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=817
2回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=818
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=819
3回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=820
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=821
4回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=822
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=823
また、日高、夕張への訪問時も購入しています
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=824
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=826
6回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=831
7回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=832
8回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=833
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=834
JR北海道「わがまちご当地入場券」を半分集め終わって
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=835
9回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=836
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=837
10回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=838
11回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=839
12回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=840
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=841
13回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=842
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=843
14回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=844
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=845
15回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=846
16回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=847
17回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=848
「わがまちご当地入場券」収集(できなかった)旅
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=851
18回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=852
19回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=853
20回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=854
21回目
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=855
-----ここまでテンプレート-----
2017年7月20日に開始されたJR北海道の企画「わがまちご当地入場券」発売1年半ほどでで60万枚以上の販売実績となりざっと10億円売り上げたことになりますから、このような趣味者相手の切符の売り上げもバカにならないんだなぁと感心するところであります。その後始まった同様の着地形限定販売となったキハ183-0系記念入場券も10万枚以上売ったようですので、今後も「鉄道運輸収入」ではない収入を伸ばすことも必要になりましょう。

そして、このような着地形きっぷを集めるために鉄道を利用するというのも望まれていることだとも思うわけです。その様なコンセプトで始めた「収集旅」も今回で一旦完結となります。特に冬期に地方への訪問を避けていたこともあって、なかなか進まなかったわけですが、今回流氷シーズンの釧網線訪問で101駅購入となりました。

観光列車である「流氷物語号」の様子も確認したいと思い平日である2月19日出発としました。

●出発前にきっぷを手配
札幌-網走の価格比較をいたしますと
 ○JR往復割引切符(Rきっぷ)16,870円(冬期)
 ○高速バス往復割引12,040円
と差がつくわけですが、JR北海道はJR東日本のえきねっとのシステムを使った「えきねっとトクだ値」を設定しています。こちらは片道でも割引を受けられます。
 ○オホーツク号(30%割引)片道6,930円往復13,860円
さらに、旭川で乗り継ぐ大雪号の「えきねっとトクだ値」はかなり大胆な割引を設定しています。
 ○大雪号(50%割引)片道3,980円往復7,960円(旭川-網走)
これに札幌-旭川のライラック号・カムイ号の「えきねっとトクだ値」を組み合わせます。
 ○ライラック・カムイ(45%割引)片道2,630円往復5,260円(札幌-旭川)
合わせると乗りつぎが発生しますが
 ○ライラック-大雪乗りつぎ 片道6,610往復13,220円
となるわけです。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-1

便数や乗りつぎの関係もありますが、JR北海道がまだ北見・網走方面を捨てていないぞという現れに感じます。ちなみに札幌-網走のJR片道運賃は6,800円、指定席特急料金が3,110円ですし、旭川-網走は運賃5,070円ですから「えきねっとトクだ値」は完全な価格破壊ですね。普通列車で行くより特急の方が安いんです。

今回は行きをオホーツク号、帰りを大雪-ライラック乗りつぎとして「えきねっとトクだ値」を購入しました。また網走駅近くのホテルに比較的安めのプランを見つけ予約しておきます。さすがに網走に夜11時過ぎについて宿を捜すのは避けたい。

●札幌-網走 特急オホーツク3号
5時から男なんてフレーズはあまりにも懐かしいわけですが、網走へむかう最終列車は17:30のオホーツク3号しかありません。夜行列車があった頃を回顧してもしょうが無いですし、夜行バス使えば機動力は上がりますし、価格もそれなりに安いけれど、一応鉄道利用が前提の旅ですからね。

思い起こせば2006年定期夜行オホーツクが廃止になって2008年に臨時運行が廃止になってからかれこれ10年以上経つわけで、いまさらではありますが、札幌23時台、網走6時過ぎという絶妙な時間は流氷観光にも便利だっただろうなぁとか思い出しちゃう。

さて、オホーツク3号は4両編成、1号車指定席、2号車グリーン車、3号車1-9指定席10-17自由席、4号車自由席となります。自由席はわずか96席しかありません。(今日は一般的な車両があてがわれていますが、場合によっては旧サロベツ指定席車の定員48席仕様が連結されますとわずかに76席になっちゃうわけで、これが「カムイ」ですら236席自由席の定員があるわけですからあんまりです。
それでも先頭車に発電エンジンを積んだ機器室があった車両を連結しないだけ以前よりは定員が増えてるんですけどね。
出入口も各車両1箇所づつなので自由席の乗車位置は長蛇の列が出来ています。夕方の「宗谷」は無くなったので、札幌-旭川の特急ネットワークに入ってくる唯一の気動車特急ではありますが、もう1両付けられないかなとも思うところです。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-1

私はえきねっとのシートマップを使って先頭1号車の一番前17番A席を取りました。今となっては前方を展望しながら移動できる定期特急列車はこの「オホーツク」と「大雪」に使われるキハ183系が唯一です。真っ暗ですが前方展望を楽しんでいきましょう。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-1

列車は定刻に札幌駅を出発。2月としては少し暖かく、雪も降っていませんので運行遅れなどもなさそうです。指定席の利用者はざっと8割くらい。私の隣17B席はどなたも来られないようです。車両的には最高速度120km/hなはずですが、そこまで出している雰囲気はありません。それでも特急らしく快調に進みます。

指定席車はあまり動きが無く旭川へ、若干の動きはありますが、やはりメインは自由席のようです。札幌-旭川はSきっぷに520円を足すことで指定席に変更できることから意外と旭川での指定席からの下車を見たものですが、えきねっとトクだ値を設定しているのがライラック・カムイとなって、オホーツク号の指定席に札幌-旭川で利用するのは多くないのでしょう。

旭川を出ますと新旭川までは宗谷線の複線を走ります。ゆっくりと何度もポイントを渡って石北線の線路へ。ここからはいっとう線路の設備が落ちるのが見て取れます。揺れも大きく鳴り列車の速度も明らかに遅い。とはいえ駅通過に速度を落とさないよう線路を直線化してある駅が多く、だいたい80から90km/hくらいで進んでいきます。ちなみにここで車内の人数をざっと確認。指定席は53人、グリーン席は7人いました。指定席は53%、グリーン車は30%程度の乗車率になります。自由席までは確認していませんが意外といるなって印象です。先ほどから2列後ろの方が車内でパソコンを使い文章を打っているようで、「タタタタタタ、ターン」と何故ここまでキーボードを強く叩かなければいけない?という迷惑行為。静かにしようなんて気はさらさら無いようです。車内はそれ以外は静かで本を読むか携帯いじるかという車内。グリーン車ではタブレットで映画見てる方もおられます。ハイデッカータイプになってからグリーン車の車内は電源が取れますのでいいですね。古い石北線特急ですが少しは改善されているわけです。
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車内が落ち着いてきましたので駅弁を開きます。車内販売廃止、車内自動販売機の廃止で今や飲み物さえ車内では入手できないオホーツク号ですが、今回は札幌駅でお茶2本と駅弁「いしかり(幕の内弁当)」を購入しています。札幌駅の駅弁は個人的に好きで、コンビニ弁当に比較して若干値段は張るとは言え冷めた駅弁がここまで美味しいんですから充分満足です。奇をてらった弁当も良いけどオーソドックスな幕の内弁当が美味しいのがいいんですよね。幕の内弁当を扱う駅弁も少なくなりました。

上川を出発しますと人家もほとんど無い峠道です。ここからはがくっとスピードが落ちます。急勾配に急曲線ですから性能を高めた車両に入れ替えてもあまり変わらないかもしれません。それにしても遅く感じます。60km/h程度で走る区間が多そうです。途中の廃駅中越には信号場があり元駅舎には灯りが点り除雪職員の詰め所になっているようです。上越信号場で6分ほど停車、札幌行きオホーツク4号の待ち合わせです。正直言えばこの6分の停車時間を旭川に振り替えて買い物タイムにして欲しいところではありますが、これは新ダイヤでも変わらないようですね。勾配が緩くなり直線の石北トンネルではやっと早く走り始めます。列車が低速で走ると車内の暖房が効きすぎる嫌いがあります。上川まではあまり感じなかったのですが、峠区間に入ってから暑くて上着など着ていられない。すきま風があるわけでは無いのですが、換気量が速度で変わるのか、トンネルの中であっても高速で走れば少し落ち着きます。トンネル内で勾配が下りになり、ブレーキをかけながら降りていきます。あくまでカーブに対する規制が大きそうで、速度は上がりません。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-1

白滝、丸瀬布とこの区間は「各駅停車」になりますが、この3駅間で50km以上あります。やっと平坦になったなと思ったらもう遠軽駅です。

遠軽では4分ほど停車飲み物の自販機がある旨の案内があります。やはり旭川あたりで5分~10分程度停めて買い物できるようにしたいところではあります。遠軽ではもう北見に近いですからね。(とはいえい時間程度はあるが)ばたばたと座席を回す音がしますが、隣がいないことを良いことに私は後ろ向いて後方展望とします。

生田原を過ぎるとこんどは常紋峠越え、こちらも急勾配、急曲線で、また車内が暑くなってきました。今時の特急車両は足下の暖房と天井からの空調で最適な室温を維持しますが、この旧型気動車は「暖房1」「暖房2」という感じの大雑把な空調制御しかできません。廃止された壁が目の前に迫るような狭い常紋トンネルと常紋信号場を通過すると下り坂、留辺蘂まで来るともう北見は目の前です。

カタンコトンと線路の継ぎ目が快調に聞こえる昔ながらの鉄道の音、これが眠りを誘います。北見に到着したのは22:08。多くの方がここで降りていきます。北見を出たところで指定席13人、グリーン車2人、自由席11人という状態です。

列車は網走に到着しました。稚内が建て替えられて駅ビルになりましたので、網走駅の昔ながらの佇まいは最果ての駅感があります。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-1
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-1

今宵の宿は駅から徒歩5分ほどのホテル。大浴場があり夜中でも風呂に入れるのがいいですね。古い宿ですが、なんとなく雰囲気は好き。ただ、絶えずボイラーの音、冷蔵庫の音、何かに共振した天井のカタカタ音(お化けじゃ無いよね?)少し気になりました。まぁ、持ち前のどこでも寝れるを発揮して結局よく眠ってはいるんですけどね。

次回はこちら
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=857

北海道の交通関係 JR北海道 わがまちご当地入場券 一日散歩

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