北海道の交通関係

「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-2

2019/02/23

前回はこちら
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=856


さて、音が大きくて眠れないなんて事はなくて、すっきりと目覚めて朝風呂まで堪能していざ出陣です。今回は本当に残念ながら「ご当地入場券収集」以外のことが何もできない旅なのですが、それでも車窓から流氷が見られるのは楽しみです。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-2

●釧網線始発列車で出発
さて、まだ薄暗い中ではありますが、駅に向かいます。2月にしては比較的暖かい日で、道路の雪も少なく感じます。この冬の北海道は暖冬傾向で雪が少なく、その分鉄道の輸送障害も少なかったのはよかったのですが、クルマが使いやすかったともいえるわけですね。

釧網線区間は乗車券を別途に購入します。まずは清里町に向かいますが、こんな時間に行っても早すぎて発売箇所の道の駅はあいていませんので売って貰えません。ちょっと考えて行ったことの無い謎の終点駅「緑駅」に向かってみます。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-2

網走駅はそれなりの混雑で、釧網線の始発列車にも15名ほどの乗客がいます。半数は観光客ふう、半数は用務客風で、地元に使われているのは良いことです。
網走市の中心部に近い桂台で乗車があったり、本数は少ないながらも使われているのは心強いものです。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-2
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-2

列車はオホーツク海を左に見ながら進みます。乗っている車両は前向きに固定できるタイプの車両でしたので窓と一致した位置の座席を陣取れたのでとても良い眺めです。
残念ながら全く流氷が見える気配は無く、浮き氷がちらほらという感じですね。

高校生の乗客は知床斜里駅までの利用。斜里高校は意外と広範囲に生徒を集めているようです。そして、その知床斜里からはまた高校生が乗ってきます。こちらは清里高校の生徒のようです。改札を見ることの出来る位置ですが、この区間はスマートフォンアプリによる定期券を発行している区間ですが、利用の生徒は見かけませんでした。

内陸に入った列車は小集落のある緑駅に到着です。現在は無くなりましたが、以前はこの駅までの列車が存在し、どんな場所なのか気になっていたんですね。緑駅では停車時間が長く、網走行きの列車を待つので、この駅で折り返してみることにしたわけです。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-2
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-2
曇り空から少し日が差して幻想的な雰囲気になった緑駅のホーム。しっかり除雪もされていて、この区間の維持がしっかり行われていることを感じます。

さあ、網走行きの列車が来ましたので改めて清里町駅に向かいましょう。


●清里町駅(清里町)
清里駅ではなくて清里町駅なのは諸説はありますが、元々この駅は「上斜里駅」として開業しています。当時の小清水村と斜里町の一部が分村し上斜里村となり、昭和30年に町制施行のときにこの母村の名前を取って清里町としたようです。駅名もこれに合わせようとしたところで清里駅があったために清里町駅になったとされます。
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駅は懐かしい感じのコンクリート造の駅舎です。もちろん無人ではありますが、地元高校や婦人会などの手が入っていることが伺えますし、除雪職員の声が元の駅事務室から聞こえます。残念ながら暖房はありません。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-2

ご当地入場券はきよさと情報交流施設きよ~るで発売になります。駅から徒歩20分程度の場所のため、とぼとぼ国道沿いを歩きます。いくら暖かいとはいっても2月ですからさすがに寒く、駅に暖房があればもう少しゆっくり行こうと思っていたのですが、じっとしていると寒い。かといって早く行っても冬期の営業時間は10時からとなっていますので、入れなかったら困る。えい、ままよと歩きます。

途中コンビニがありますので立ち寄り、さらに歩きますとやっと到着です。この施設は清里町はすでに札弦地区に道の駅があり、町の中心部にも観光と物産の施設をということで2016年にオープンした比較的新しい施設です。特産品などの売店と食事スペースがあり広々としています。
「わがまちご当地入場券」収集旅第22回-2

営業時間外なのでしょうが、売店に人もいますし、外国人観光客のバスも到着。この建物の裏に醸造施設があり、ここで作っている焼酎がよく売れています。私も頃合いを見てご当地入場券とお土産焼酎を購入です。

ご当地入場券はきよ~る売店で発売、冬期は10:00-17:00、夏季は9:00-18:00。
オモテ面は札弦-清里町間のキハ54。裏面は神の子池、さくらの滝、斜里岳、じゃがいも焼酎です。
清里町は人口4200人ほど、1960年頃には1万人近くいたはずです。畑作農業が盛んな地域です。スケートの岡崎朋美選手の出身地ですね。

さて、駅に戻りますが、帰りは住宅や学校、役場をまわって帰ります。というのも次の列車は10時59分。バス等も乏しく公共交通は鉄道頼りという面があります。想像以上に小綺麗な町ですし、集合住宅等もありましたので、人口の割りに住みやすそうに見えます。

駅前のAコープは総菜充実。しかもSuicaなどの電子マネーが使えるのは珍しいかも知れません。ただ、やっぱり歩く人は少ないよねぇ。完全に怪しい人になっちゃいます。

駅に戻ってもう少しなんですが、どうにも寒い。見れば駅前のクルマの中で列車を待つ人もいる。高校生の息子を送りに来たような感じに見えますが、いいなぁ。
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列車は結局5分ほど遅れて到着です。


●知床斜里駅(斜里町)
このあたりでは比較的大きな町、斜里町ですが、今回はほとんど時間を取ることができないのが残念な限りです。駅は国際的観光地の知床の玄関口として2007年にリニューアルされています。
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ご当地入場券は駅窓口で発売。6時30分-18時00分と短めですが他のコンビニなどでの販売はありません。オモテ面は止別-知床斜里間のキハ54。裏面は知床流氷ウォークと写真説明があります。
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知床斜里駅は1998年に改称された駅で、それまでは斜里駅でした。1970年まで根北線が分岐していたはずですが、さすがにその痕跡は見えません。斜里町は人口1万2000人ほど。減少はしていますが比較的緩やかに見えます。斜里町といえば乱開発を抑えた「しれとこ100平方メートル運動」が有名です。

今日はここからこの時期だけの増発観光列車「知床物語」号に乗車します。
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