北海道の交通関係

「わがまちご当地入場券」追加購入の旅4-1

2019/08/08
全101駅+新夕張駅を集め終わっている「わがまちご当地入場券」ですが、応募券の切り取られていない券を残しておきたいなとか思いますと、いくつかの駅を買い直すことになります。追加購入の4回目です。

今回、まさかの遠方北見駅のご当地入場券。ここは応募券が2段階になっていて、地元のお土産プレゼント券と、ご当地入場券の応募券があったんで、切り取ってしまっていたんですね。今回石北線のダイヤが変わったことで普通列車での訪問が可能になったこともありますので、行ってみることにします。

前回
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=880


石北線北見峠区間の普通列車

2019年3月のダイヤ改正では石北線の上川-遠軽を運行する普通列車に大幅な変更がありました。この区間は人口希薄な山中を走ることもあって、特に上川-白滝は1986年11月1日の国鉄末期のダイヤ改正から普通列車はわずか1往復に減便されていたわけです。このときに上川からの始発列車は旭川方面からの接続がない早朝に設定されて、この区間を普通列車だけでは移動できなくなっていたのです。(その後1988年に特別快速きたみが運行開始され乗車券のみでの移動ができるようになった)

1986年11月改正前の時刻表
「わがまちご当地入場券」追加購入の旅4-1
この区間は4往復の普通列車がありました。
1991年の時刻表
「わがまちご当地入場券」追加購入の旅4-1
この区間の普通列車はわずか1本。まだこの当時は土曜日のみ昼の遠軽発白滝行き列車が奥白滝駅(現奥白滝信号場)へ延長運転されていました。

2017年9月にこの早朝便に乗りましたが、当然の如く私一人での峠越えでした。
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=820

2019年3月改正ではこれが改められました。実に33年ぶりに大きくこの区間のダイヤが変更になったわけです。
これにより
札幌06:00-旭川08:54
旭川09:19-上川10:28
上川11:11-遠軽12:41
遠軽13:00-北見14:31-網走16:05
と時間はかかれど普通列車だけで札幌から北見・網走へ、さらに乗り継いで釧網線を釧路まで、さらに厚岸・音別まで接続できることになりました。これは1986年当時の時刻よりも遠くに行くことができます。昨今地域輸送偏重をせざるを得ず、普通列車同士が接続しない中、このようなダイヤを作ったJR北海道の英断に感謝したいところです。(とはいえ、業務的な都合もあったのかもしれませんが)

なお、上り側は列車が繰り上がってしまったので、札幌方面へ帰宅する方向では若干不便になったとも言えそうです。


とはいえ特急列車

札幌駅6時発といいますと残念ながら地下鉄はおろかJR各線でも接続できるのは手稲からのみで、学園都市線はともかく千歳線からも接続できないわけです。今回はちょうど1時間後に発車する札幌7時ちょうど発滝川行きの普通列車で出発します。
「わがまちご当地入場券」追加購入の旅4-1
「わがまちご当地入場券」追加購入の旅4-1
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この列車は滝川ですぐに特急ライラック3号に接続、なおかつ旭川ですぐに上川行き普通列車に接続します。大人ですからお寝坊さんを特急利用で補うことにします。

上川行きの普通列車は1両での運行。車内はなかなか混雑しています。小学生の2団体が乗車しており、立ってる人までいます。ただ、学生風の利用者は東旭川までに下車、小学生1団体も当麻で下車します。この小学生みな乗車券を購入して乗車しており、団体扱いではないようです。サマースクール的な列車への乗車体験でもあるのかもしれません。その後東雲でもう1団体が下車。
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こちらは親子連れで、東雲駅徒歩圏内の上川町にオープンした「大雪かみかわヌクモ」という交流施設へ向かうとのこと。
http://www.daisetsuzantours.com/nukumo/
この日は旭川市の主催する「JR石北本線で行く!子ども体験学習ツアー」が行われていたようで、その参加者だったようです。
https://www.liner.jp/event/14830/
このような利用促進策は大事ですね。(ただ、JR側にどのように話を通してたのかはわかりませんが、親子40人の団体でしたら、この後の回送列車に乗せるなどの対応はできたかもしれません)

団体が降りた後上川までの最終区間はざっと20人ほど乗っています。どの程度この先に乗り継ぐのか気になりますね。

スタンプラリーと上川神社参拝

さて、乗ってきた車輌はすぐに旭川へ折り返していくようです。この先遠軽行きになる車輌は駅構内に見当たりません。40分ほどありますので、とりあえず街に出てみます。
JR北海道が北海道日本ハムファイターズと共同で企画しているスタンプラリー。スタンプを集めることでのプレゼントもありますが、現地では応援大使となっている選手のご当地入場券サイズのステッカーを配布しています。限定数が限られていますのでもう多くの配布場所で品切れしてるのはわかっているのですが、一応念のため伺った次第。上川町は上川町かみんぐホールでの配布で応援大使は加藤投手と鍵谷投手。鍵谷投手は先日ジャイアンツにトレードされましたが大使のポスターなどはそのままでした。
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このかみんぐホールの目の前が大上川神社で、こちらも参拝。
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峠越えを4623D-4663Dで

駅に戻りますとちょうど遠軽行きが回送でやってきました。定期列車に連結すれば?と思うのは素人考えなのかもしれません。唯一残されている1往復のこの区間の普通列車は北見方面で使用する車輌の送り込みを兼ねていますので、2両で運行されます。峠などの登坂にも2両である方が良いというのもあるのでしょう。4つの車軸のうち1軸だけが駆動軸である旧タイプの車輌キハ40は、その1軸が落ち葉などで滑ればもう登ることはできなくなります。特別快速きたみは2軸駆動のキハ54が専用で使われますので1両で運行されます。

2年前にもいたと思う、とても丁寧なアナウンス、案内を行う駅員さんにきっぷを見せて乗り込みます。
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早朝便では省略されていた行き先板も復活でした。起点側はともかく終点だけわかれば良い?
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後ろの車輌はキハ40 828。2年前も見かけたキハ40の中では最古参の量産先行車で車内の壁色がピンク色っぽい内装が特徴的です。40年以上使われているベテラン車両ですが、エンジンの出力も弱く、そろそろご勇退が必要に思うのです。
乗客はざっと15人ほど。マニアふうの方も見られますがサラリーマンふうの方もいますし、ご婦人の4人連れはどちらへ行かれるのでしょう。そういえば上川駅前のバスターミナルに北見行き石北号が停車中でした。こちらは11:15発、北見着は13:45と先に着きます。ただ、車内にあまり人影は見えませんでした。

定時刻で出発。ここ最近の北海道は暑い日が続いており、今日も30度を超えるような日で、窓を開けても吹き込むのは生暖かい風です。ましてスピードも上がりませんから少し汗ばむような感じ。
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例によって旭川紋別道の直線的な構造物と曲がりくねった国道を見ながら、こちらもカーブの多い坂道を登っていきます。無料の高速道路と対抗するっていうのですから。
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なお、石北線もかなり斜面の木の伐採、手入れやスノーシェッドの更新等は行われているようで、各所で工事の痕跡を見ました。こういうのは普通列車で窓を開けてるからこそですね。
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奥白滝信号場。「駅舎」が残っています。1991年までこの駅を終着にする列車があったのは、通学生がこの駅にもいたからです。今は周りに民家もほとんどありません。
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遠軽では「終点」ですが、車輌はそのまま網走行きになるようです。
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遠軽駅の駅蕎麦は本日休業の札。この北一そば屋さんの店主の訃報を聞いております。昨年9月にたまたま駅を降りて蕎麦をすすったのが最後になりました。もうこの店が再開することはないのでしょうか。

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遠軽駅の待合室にはこんなポスターも貼ってありました。

さて、一旦ドアを閉めて行き先札も入れ替えて、網走行きに変身した列車はもう一つの難所常紋峠に向けて走り出します。駅から近かった農協スーパーが閉店したのも見えます。遠軽駅は近くであまり食料品が入手できる店が無く、そういう意味では駅のキヨスク廃止は残念でなりません。

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常紋トンネルは速度制限がかかっているようです。1914年完成と老朽化が進んでおり、内部もかなりいろいろ手直しされていることがわかります。トンネルを出ると信号場跡、そして歓和地蔵尊があります。車で近づくのはかなり難しく、列車から見ることしかできません。


留辺蕊駅では交換待ちで少々停車。この駅も2016年に無人化されました。簡易委託を受けたのは駅近くの呉服店ですが常備の乗車券等はなく予約販売になることが記されています。
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北見駅(北見市)

札幌駅を出て7時間半。北見に到着です。無事にご当地入場券を購入。こちらもスタンプを押しに近くの北見ハッカ記念館に向かいます。北見トンネルの出口がよく見える跨線橋を渡ります。このトンネルは立体交差事業として作られたもので、2kmほどあります。
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ハッカ記念館ではハッカ油の蒸留を行っており、ちょうど釜を開けるタイミングでしたので、その仕組みをよく理解できました。個人的にもハッカ油はよく使っていますし、この暑い時期は少しだけ首筋に付けるなどすると清涼感が得られます。

ところで、ハッカ記念館近くにDD14など数両の鉄道車両が保管されていますが、個人所有の車輌のようです。公道上から撮影できますが、私有地となる駐車場などから撮影するのは避けて欲しいですし、敷地内立入は行ってはなりません。
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美幌駅(美幌町)

帰りに北見トンネルの天井を見ながら駅に戻りまして、もう一駅美幌駅に向かいます。
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北見都市圏は網走側は高架になっており、比較的真新しい高架が続いていきます。高架駅の柏陽と比較的利用の多い愛し野、そして旧端野町の代表駅だった端野と住宅地が続いており、こういう都市圏で列車本数が確保できないのが歯がゆく思ったりもします。それでも夕方は1時間ほどの間隔で運行されているんですけどね。

美幌町のわがまちご当地入場券は紆余曲折ありまして当初は駅から1kmほど離れた美幌町商工会議所が簡易委託を受託しており、次の列車までの時間が少ない中走って往復したという記憶があります。その後簡易委託は駅内の美幌観光物産協会での発売に改められました。近距離きっぷなども発券しますので、利用者利便は高まりました。
「わがまちご当地入場券」追加購入の旅4-1
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今回は駅近くのセイコーマートでも購入。前回はあまり見れなかった駅を見ることができたので満足です。


次回
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カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道 石北線 わがまちご当地入場券 一日散歩

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