北海道の交通関係

「わがまちご当地入場券」追加購入の旅7-1

2019/08/29

さて、「わがまちご当地入場券」追加購入の旅も最終回でございます。追加購入で最後に残したのが「白糠」ここは札幌を終業後に出る特急スーパーおおぞらで降り立ち、セイコーマートでの購入を行いましたが、駅窓口で購入していなかったという駅です。

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発売から2年をへて、現時点で発売している全ての窓口で購入するという、まぁ、若干酔狂な事を行ったわけですが、各路線なんらかの動きがある中で回れたこと。そして、今後JR北海道も設備や車輌の更新が急ピッチで行われることを思うと、今、回れたことは貴重な経験になるようにも思います。まだしばらくは大丈夫とは思いますが、いつまでも非冷房の気動車で窓を開けながら、前の席に足を投げ出して(貸切状態の本当に客が少ないときしかやりませんよ)の旅なんて続けられないと思うのです。


石勝線普通列車の利用

千歳線千歳駅から発車する石勝線普通列車。特に千歳-追分という列車はかなり特殊な運行と思われます。途中駅は南千歳1つだけ、所要時間が約20分かかるのは南千歳-追分で17km以上あるからですね。朝の時間帯は3駅とも有人駅ですので「都市型ワンマン列車」的な車内で一切運賃を扱わないワンマン列車として運行されます。これも北海道では他に例がありません。

さて、その始発列車であります千歳7:44発2623Dに乗ってみます。札幌7:02発の快速エアポートは空港利用者でかなりな混雑。いまや快速エアポートが空いている時間を見つける方が難しく、そりゃ指定席を取ろうという気にもなります。
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千歳駅では向かい側にぽつんと1両キハ40が鎮座。快速エアポートは通勤、通学客も少なくなく、千歳でも下車する方は多いのですが、向かいのこの列車に乗り継ぐ人は私が見た限りはいないようです。
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後続の普通列車を受けましたら出発時間です。車内には約30名ほど乗っています。主に高校生ふうの方が多いのですが、用務客のような一般の方もちらほら見かけます。南千歳では乗降なく、石勝線に入っていきます。この列車は途中の信号場でも他の列車を待ち合わせませんので淡々と。

追分高校は私服通学が可能な学校のはずですので、車内の高校生は私服です。それでも極端に華美な感じの服装はいませんので、校則もそれなりに厳しいのかもしれません。というのも、あくまでも過去の話ではありますが、追分高校の「悪評」はかなりいろいろありまして、生徒数もかなり減らしていた時期があったわけです。現在は100人ほどが在籍しており、地域内だけでなく、千歳など他地域からも生徒を集めているということでもあります。石勝線のこの列車の役割も大きいのですね。千歳から追分まで仮にバスですと30分はかかることになります。
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さて、追分駅ですが、この列車は1番線に8:06到着。すぐに苫小牧からの列車が3番線に到着して、ちょっとしたラッシュです。追分と三川の間に「振興局堺」がありますので、岩見沢方面からの通学列車は設定されていません。同様に新夕張方面からの通学列車も支線廃止と同時に無くなっています。川端も空知振興局の由仁町ですし、夕張市から通学は可能ですが、廃止前に高校生らしき乗車があったのは確認していますが、制服姿のため追分高校ではないと思われます。過去に東追分駅があった頃は通学生がいたかもしれませんし、通学生がいないからこそ駅が廃止になったとも言えます。

千歳から乗ってきた車輌がそのまま千歳行きとして出発。意外と利用があるのは千歳市内への通勤、通学があるからでしょう。今度は苫小牧から到着の車輌は一旦引き上げてから2番線に据え付けられ苫小牧行きに。こちらは用務客1名のみで出発していきました。

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なお、安平の道の駅「道の駅あびら D51ステーション」は追分が最寄り駅ですが、約15分ほど歩きます。もうひとつ安平町のタクシーは日曜日休業です。
駅構内にそれを知らせる案内がありました。「道の駅」ですから鉄道利用での訪問者があることを安平町は想定していないようですが、駅からかなり坂道を登ることもありますので、鉄道利用での訪問を予定している方はご注意を。


スーパーとかち1号

さて、ここからは新夕張まで1区間特急を利用します。券売機で乗車券と特急券を購入しますが、私の他に乗る人は無し。振興局境でもありますので、夕張方面との流動は少ないとも見えます。札幌行き特急利用の方は数人待合室にいます。
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石勝線の特急は車掌がこまめに廻るのが好感が持てます。もちろん無人駅も多いのが理由でもありましょうが、これが函館線特急になると自由席の管理は実質的に難しく車掌の廻る頻度が非常に低くなります。
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ただ、毎度毎度いろんな車輌に言っていますが、このキハ261系も一部の車輌は窓ガラスが「磨りガラス」になっています。理由はある程度わかりますが、この状況を放置してはなりません。まして観光客も乗る北海道の代表的な特急です。これはあんまりです。

スーパーとかち1号は比較的乗車率が高く、指定席はほぼ満席。えきねっとによる割引が浸透しているのかもしれません。先週も降り立った新夕張駅に到着です。
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札幌方面から一日散歩きっぷや青春18きっぷなど普通列車のみ利用可能な企画切符でも普通列車の走らない新夕張-新得の約90kmは特急列車に乗車することが可能です。ただ、新夕張まで、新得からの乗車券・特急券と併用しても、新夕張・新得では一旦必ず下車することが必要です。
JR北海道としてはこの区間を乗せることが嬉しいわけでもないわけですが、札幌発午前中は一部の列車が新夕張の停車を拡大したこともあって、1時間程度待てば次の特急でこの区間を越えることが可能です。
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なお、新夕張の駅構内には夕張市民向けの特急券代用証についてと、駅内の無料wi-fiの案内がありました。
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スーパーおおぞら3号

新夕張駅では約1時間の待ち合わせですが、近くを散策すればそれほどの時間でもありません。新夕張駅前には道の駅もありますし、少し歩けばコンビニもあるだけマシなのですね。
スーパーおおぞら3号はキハ283系6両での運行。これが意外と混み合っていて自由席車輌はあまり空いている席がありません。座席に荷物を置いて平然としている人も珍しくなく、しばらくデッキで立っていきます。
石勝線での列車火災事故を起こしたこともあり、キハ283系は最高速度が110km/hに制限されており、GPS速度計を取り出してみても、それを超える速度は確認できません。速達性が求められる釧路行きの速度が制限されていることでかなり鈍足になっているのも事実で、この速度では自慢の振り子機能が発揮できる区間は少なく、将来的にはキハ261系に置き換えられると思われます。今回の旅では帯広以遠の速度制限区間で「283系を除く」に「261系除く」が追加されていたので、まぁ、数年内にキハ261系での釧路乗り入れは既定路線でしょう。
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さて、直結4段を誇る高速型気動車で貼るキハ283ですが、どうも110km/hでは最終段には入らないようで、比較的高いエンジン音をさせながら走っています。同様の直結4段のキハ261は最終段に入る速度が110km/hあたりで、あくまで体感的な速度は随分違うように見えます。それでも新夕張-新得で見れば停車駅もあり、信号場2箇所に停車して約84km/hの平均速度を出すんだから、走行中はほぼ最高速度で走ってるって事になるんですよね。すごい。

トマムで席が空いたので着席。キハ283の6両編成では自由席が2両で2両とも自由席用の以前から設備されている座席。個人的にはこの座席もそれほど嫌いではありません。ただ、だいぶ陳腐化した感じはありますね。外観はLED行先表示器の交換も進み、ある程度の数はもうしばらく使用するようですが、初期番台車輌を中心に淘汰も進むように見えます。
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