北海道の交通関係


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おなかの出っ張り解消にJR北海道各駅巡る旅(医療大学編)

2019/11/25

当サイト管理者、さすがに40代も半ばになりまして、おなかの出っ張りが気になっているというのは先日もお話ししたとおりでございます。

2019年10月からのJR北海道運賃改定で、各駅の「入場券」も200円に値上げ、そんな新運賃の入場券類を購入するというのに託けて、各駅歩いてみたんですが、まぁ、効果は微妙。ただ歩いてるだけですしね。

前回
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=916

冬場になるとなかなか運動できなくなりますが、かといって特に地方部の「駅間」は歩道も怪しいですし、歩くのはなかなか厳しそう。それでも駅間の比較的短く都市部でもある千歳線あたりを残しておくのは、この「冬期」対策。

では、夏季はどうしようか?しかも駅間が長いところはともかくですが、駅間10kmくらいだと、歩いても2時間以上ですから、時間的猶予も気になります。
以前から「輪行」というのは試してみたいと思っていたんですね。自転車を列車に積み込んでの移動。そして駅からは自転車に跨がって走ればかなり時間短縮できそう。

お父さん自転車COOL EDITION

我が家の物置にはかなり昔、某ソフトバンクがiPhone5発売時にノベルティとして配った「お父さん自転車COOL EDITION」があるのを思い出しました。子供が小さい時に自転車教えるのに一緒に走ったりした思い出の自転車でごございますが、走行距離は短くあまり活用せず。確か2012年か2013年の品物なので、ざっと6,7年前のもの。
久々に取り出しますとタイヤはぺちゃんこ、ベルこそついていますが、前照灯はなく、そのまま乗るにはダメダメなので、100均で前照灯、尾灯、ワイヤ式の鍵を調達。また、輪行バッグと折りたたみペダルを通販で調達(とかいいながら折りたたみペダルと思ってただの軽量ペダルを買ったのは誤算であったが・・・)
自転車自体は見た目はブラックでそれほど悪いものではない感じで、ただ、変速ギアなんかありませんので、坂道は辛くスピードは出ないのは仕方ありません。
クルマに積んで現地へ行き、片道チャリ、片道輪行というパターンを考えていたので、まぁ、あまり過大な投資はしないということにしました。



いざ出発

さて、もう既に雪の便りもちらほらの札幌近郊ですが、この週末は暖かい予報。これは雪の前最後に自転車輪行体験じゃ!と張り切って出かけることにします。ただ、初輪行で自転車担いで札幌市内の混雑駅に行くのはちょっと抵抗がありますので、今回はクルマで出発。当別町の「北欧の風 道の駅とうべつ」に駐車してここからスタートしようとの計画です。札幌市内徒歩旅であいの里公園駅までは訪問済みですので、当別町内の数駅巡ろうという感じです。道の駅は石狩太美駅から約1kmのところですので、歩くのはダルいけど自転車ならまぁ5分以内ってところでしょう。

札沼線石狩太美駅

以前は非常に混雑していた当別町の道の駅もこの時期は落ち着いて空車多数。これなら少しの間留め置いても大丈夫でしょう。クルマから自転車を降ろして組み立てます。たためる部分は2箇所だけで、簡単に組み立てられますし、後はサドルの高さを調整するだけ。購入した輪行バッグはたたみ方にコツがあるようでうまくたためなかったので、とりあえずハンドルにぐるぐる巻き。

最初に訪問したのは石狩川鉄橋。ここの袂には「石狩川」文学碑があります。


写真が暗いのは、まぁ、この季節だからって感じですかねぇ。まだお昼前なんですが。

ロイズ太美工場は増築工事中。駅近くにふとみ銘泉がありまして、この温泉施設はなかなか極楽な感じで私は好きですよ(割引券を使うと安く入れてタオルなども借りれるし、飯食って休憩してリフレッシュな感じでイイのだ)



石狩太美駅は1990年に改築された駅。この近隣で住宅の販売を行っているスウェーデンヒルズの建物に合わせた赤茶の外装が目立ちます。


2000年頃に簡易委託も終了して無人化されて久しいのですが、今も窓口跡が残ります。駅舎には観光情報プラザが入っており喫茶店的な利用も可能。駅の南側にも出口が設けられています。簡易kitaca改札機が撤去されて、現在は簡易自動改札機がこんな感じでついているのが面白いですね。


札沼線石狩当別駅

今回は線路の近くを走るので、結構入り組んだ道を走ります。碁盤の目になっている道路に対して線路は斜めに突っ切っていってるんですね。


所々冬期通行止めの踏切があったりもします。本当に農業用の道路って感じですね。このあたりは線路もまっすぐですが、列車の速度的には85キロに制限されています。
線路近くを通るメリットは、この近くのメインルートである札幌当別線の通行量が多く、あまり自転車で走るに適さないのもあります。農道のような道路でもほぼ舗装されているので走りやすいんですね。

さて、道道81号岩見沢石狩線まで来ました。ここにかかってる踏切は「石狩街道踏切」おっと石狩街道とは札幌あたりじゃ国道5号線、231号線の創成川通りを言いますが、この路線もなかなか昔は「幹線」だったんだろうなと言うのは見て取れます。石狩川河口橋ができるまで、厚田や浜益方面への中継は当別が担っていましたので、その名残もあるのでしょう。ここから石狩市の八幡町へのバスは随分前に無くなっていますが、今も札幌-厚田のバスが八幡町(石狩への渡船場があった)を経由しますね。

そして出てくる石狩当別駅手前の最後の踏切が「墓地踏切」近くに墓地どころか寺もないのですが、由来が気になる踏切です。

石狩当別駅に到着。駅舎はバリアフリー化されていて1994年に新築されたもの。駅付近には乗務員宿泊所などもありますが、これは「北線」用なんでしょうかね。


札沼線北海道医療大学駅

ちょうどお昼時でしたので当別で食事を取ってから出発。当別駅構内の踏切はまたも「石狩街道踏切」あれれ?こんな近くで同じ名称の踏切があると困らないのかしら?JR内部的には起点からの距離で呼び慣わしているのかも。


ここからは以前歩いたことがある区間(何故?)なのだけど、昼間に歩くことは少ないので。それにしても微妙な坂で辛い。久々に使わなかった筋肉を使っていますので、既に足も痛いし、ケツも痛い。そして現れたのが

「第一札幌稚内線踏切」でございます。地方費道4号札幌稚内線であった、今で言う国道275号線の旧道といえるのかもしれません。このあたり、道路を付け替えた形跡もありますので、例えば石狩金沢駅が国道側に駅が無い理由なんかもこれで説明がつきそうです。この踏切はなくなりませんが、第二~第八は札沼線北部の廃止に伴って見られなくなるということになりますね。

さて、ケツの肉が取れそうな激痛状態ですが、無事に北海道医療大学駅に到着。現在札沼線代替バスと鉄道との乗り継ぎターミナル工事が行われています。





現在の切り欠きホームの2番線との間にバススペースができるようにも見えますが、1番ホーム側も工事を行う様子です。最大2本の列車が入ることはありますので、1番ホームも残るということでしょうね。


輪行

さて、(実際はこの先の石狩金沢も往復していますが)無事に到着しましたので、自転車を折りたたみ、雑巾を持参していましたので汚れをある程度落として、輪行袋に詰め込みます。少し大きめの袋なので余裕があっていい感じ。
この時間帯学園都市線列車はほぼエアポート車輌の6両編成ですので、4号車uシート車にある大型荷物置き場に自転車を納めます。これいい感じですね。

石狩太美まで300円。また駅で自転車を組み立てて、道の駅へ。うん。いい感じです。もっと担ぐの大変かなぁと思って今回は車併用でしたが、これなら遠方への列車移動もそれほど苦じゃないかも。ただ、荷物の置き場は考えなければなりませんね。特に混雑したローカル線は置き場に困りそうです。

来年春。札沼北線の最後あたりで自転車をまた活用できればいいなぁ。なお、今回の走行距離は、地図上で約24kmやはり、踏切をある程度廻ったのは走行距離に繋がりますねぇ。

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