北海道の交通関係

北の40記念入場券収集旅第1回

2020/01/15
2019年12月より発売が開始されたJR北海道の新しい着地型記念入場券企画「北の40記念入場券」ですが、なかなか機会を作れずに収集に行けない状況でした。年末年始は少し時間を調整できましたので、約半分収集してみようかなと思っています。

この「北の40記念入場券」は以下の要項で発売されています。

 

JR北海道
2019.11.29
キハ40形 山紫水明シリーズ運行開始記念
北の40記念入場券を発売します
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20191129_KO_40.pdf

発売駅は24駅で
函館
七飯
新函館北斗

長万部
倶知安
苗穂
岩見沢
滝川
旭川
富良野
新得
帯広
釧路
千歳
東室蘭
苫小牧
追分
名寄
摩周
遠軽
北見
網走
静内
となっています。意外と広範囲に渡っていますね。
北の40記念入場券収集旅第1回
雪まみれで上川駅に到着したキハ40形

苗穂駅

まず、札幌駅のお隣苗穂駅からスタートします。2018年に新築移転された苗穂駅ですが、周辺の再開発事業が進んでおり、高層マンションの建設など、あたりは今後大きく変わりそうです。2019年末には旧駅舎の解体が完了し、すっかり更地になっています。
券面は札沼線石狩当別-新十津川専用車として運用されているキハ40 400番台です。

苫小牧駅

この日は千歳線のいくつかの駅を訪問し、バリアフリーや駅設備の更新を確認してきています。島松駅などはバリアフリー化工事で姿を大きく変えるようにも見えます。
苫小牧駅も北側のビルが解体されていたり、南側に接続されていた商業ビルが解体できずに放置されているなど、なかなか駅周辺が殺風景な感じが否めないのですが、駅内はコンビニエンスストアもでき、以前からの駅弁、駅蕎麦店も残っていて「大きな駅」の風格は今も残っています。
券面はキハ40 1780の「道央花の恵み」号です。一般の普通列車と兼用できる特別車両として2018年に登場した「北海道の恵み」シリーズ4両のうちの1両です。2019年にはこれに山明号紫水号の2両も追加されてキハ40による特別車両が出そろっています。

追分駅

苫小牧-岩見沢の室蘭線列車は長らくキハ40が専用で走っていたのですが、昨今はキハ150が使われることを多く見かけるようになりました。デッキレスで有人駅の開放時は少し寒い車内にはなりますが、立席定員が多いこともあって通学時には適しているともいえそうです。最高速度もキハ40の95キロに対して110キロですので、石勝線普通列車の輸送改善には繋がるかもしれません。特段発表はありませんが次回改正はこの区間キハ150で統一されるかもしれません。
室蘭線と石勝線の分岐駅追分駅は窓口営業の時間が短く、なおかつ休日はお休みでもありますので、このきっぷを買うのも土曜日を狙うことになります。
北の40記念入場券収集旅第1回
キハ150形@千歳駅
券面はキハ40 301マヤ専用車とはなかなかマニアックです。キハ40のうち電化前の札沼線混雑対応としてデッキや座席の一部撤去、冷房化を施された車両で札沼線電化後は業務用車両牽引に使用されています。今は一般の乗車ができない車両でなかなか貴重。
追分からは列車本数が少ないので、南千歳駅まで特急移動します。
北の40記念入場券収集旅第1回

千歳駅

石勝線の普通列車は以前から千歳駅を発着しています。分岐駅である南千歳駅は若干不便でありますし、折返し列車を長く止めておけない事情もあったのでしょう。先の通りキハ40で統一されていたこの区間も昨今はキハ150をよく見かけています。
券面はキハ40 302こちらも札沼線混雑対応で改造された車両です。先の301とは違いこちらは団体列車等で出てくる可能性のある車両です。

倶知安駅

さて、ところ変わって今度は小樽方面をまわって倶知安へ向かいます。小樽-倶知安-長万部の函館本線は通常普通列車しか走らない典型的なローカル線ではありますが、冬期は外国人スキー客をよく見かけ、列車もできるだけ2両で運行しているように見えます。2020年3月改正ではこの区間を運行するキハ40、キハ150は全て引退し、新型気動車H100形が導入されることが発表されています。
券面はキハ40 700代ということで、苗穂運転所のキハ40でエンジン出力が少ない700番台車両は引退するのではないかと予想します。



岩見沢駅

以前から札幌-旭川を早朝1本だけ運行するキハ40による普通列車。早朝過ぎて沿線に住んでいなければなかなか利用できない列車ではありますが、今回理由をつけて早朝から乗ってみます。始発かつ2両編成で、冬期ですからまだ真っ暗の中ではありますが、利用は多く、勝手知らない車両に戸惑う方もいますが、無理はありません。札幌-岩見沢でステンレス製電車では無い列車はこれだけではないでしょうか(キハ201は例外的に走るだろうが見た目的に電車と変わりは無い)
短い停車時間で購入したのが岩見沢駅。券面はキハ40 330代。こちらも電化前の札沼線で使用されていた車両で宗谷専用急行車両の改造。車内は711系から排出されたシートが並ぶロングシートでかなり異端な車両でした。急行時代そのままに窓枠が飲料を置けるように出っ張っており、普通に座ると背中を強打する、あまり歓迎されなかった車両かもしれません。宗谷線特急がエンジン火災事故で運休した際に早朝の普通列車に使っていたことがあった記憶がありますので、券面はそのときの写真かもしれません。
北の40記念入場券収集旅第1回

滝川駅

7時をまわってやっと夜明けを迎えた車内ですが、意外と乗り通す方もいらっしゃるのかボックス席の空きはなさそう。滝川駅でも特急待ち合わせで停車時間があります。岩見沢以北の函館本線普通列車は電車の場合特急並みの韋駄天走りを披露してくれますが、やはり気動車列車は遅い印象があります。それでも平坦路線でもあり原形エンジン車でも頑張って加速し、なんとか90キロ台で走る様が見られます。キハ40の北海道仕様極寒地形は2重窓が特徴ですが、内側の窓はだいたいガタついていて、常にガタガタ不快な音を立てています。
券面はキハ40 1790山明号です。あまり滝川では見ない車両かもしれませんね。撮影場所も苗穂工場です。災害とトレーラーによる架道橋事故で一部区間が運休している根室線の普通列車は今のところ釧路所のキハ40だけで運行されます。また、岩見沢からは苫小牧所のキハ40が、旭川からは旭川所のキハ40がここ滝川に集まります。ただ、昨今は所属区所と使用路線は必ずしも一致しないようです。

旭川駅

札幌から約2時間普通列車に揺られて滝川以北はワンマン運転となります。車掌は乗らなくなりますが、確か運転士さんは中間にも1名いらっしゃった記憶があります。この区間の普通列車本数は少なく、普通列車で移動することは少ないので貴重ではあります。滝川からは冬休みということもあって高校生くらいの学生風の子が10人ほど乗ってきました。滝川あたりだと遊びに行くなら札幌に行くのとどちらが多いのでしょうか。
券面はキハ40 1791紫水号です。こちらは旭川に配属されるはずで、旭川近郊の普通列車でも使われるようです。写真は苗穂工場で撮影されたものです。
北の40記念入場券収集旅第1回

遠軽駅

旭川からは上川行きに乗換、こちらもキハ40で新製当初から40年以上通い慣れた道になりましょうが、やはり性能的に不足は否めない車両ではあります。上川では後からやってくる回送列車が遠軽行きになります。
北の40記念入場券収集旅第1回
北の40記念入場券収集旅第1回
車両はキハ40の3両編成で1両は回送扱い。釧路所のキハ40を繋いでいますので、先の根室線滝川方で使用していた車両かもしれません。
直線的に整備された旭川紋別道を横目に急な坂道とカーブを走る列車。3両繋いでいたからといって早いわけでもなく、途中中越、上越の両信号場で停車し除雪作業員を降ろすなど、この細道を維持するために多大な人的費用をかけていることがこの路線の維持の最大の問題にも見えます。
遠軽駅は駅内にあった蕎麦店が閉店しております。北一そば店の店主さんは2019年に亡くなりまして、今も店舗は今にも開店しそうな状態で維持されており、店内には在りし日の店主の写真が飾られておりました。かにめしのおかむら弁当店も閉店しており、駅周辺で食事を取るのもなかなか難しい状態です。
券面はキハ40 1720の「道北流氷の恵み」号です。残念ながら管理者はこの車両をまだ見たことがありません。
北の40記念入場券収集旅第1回
北の40記念入場券収集旅第1回

北見駅

今まで乗ってきた車両がそのまま網走行きになるようです。最後尾1両が回送扱いとなりますので少し停車位置をずらします。北見までの峠道も今年は雪が少なく、例年なら雪に埋もれているであろう常紋峠のお地蔵さんも車窓から確認できました。
さて、ここまで約12時間キハ40に乗りっぱなしな訳ですが、昨今のウレタンを使った座席に比較してバネを使っているキハ40の座席はヘタリが少なく思ったより快適です。ただ、当然今の時代に合うものではなく、これに途中降りること無く座り続けたなら相当苦痛だろうなと思います。
北見では駅前で夕食を購入。朝から何も食べていないことに気がつきましたが、昼寝を貪っていますし、正月明けでおなかが空かなかったんですね。
券面はキハ40 833先行試作車です。1977年に作られたキハ40の先行試作車は全16両で多くがまだ一線で活躍中。逆に言えば40年以上を経過したこの車両が残っていることが正しくないことであります。まぁ、内装がさらにいっとう古めかしくマニア受けするんでしょうが。さすがにこの改正後は引退すると思いたいのですがどうでしょうか。
北の40記念入場券収集旅第1回

網走駅

北見からは珍しく家族連れが乗ってきました。今や普通列車で家族連れを見かけることはまれで、空いてることを良いことに大騒ぎしているのは、今は目を瞑るべきでしょうか。夕暮れが迫ると思えばすぐに真っ暗になってしまう冬の一日ではありますが列車は網走に到着です。
券面はキハ40 1700代で旭川運転所の1700番台はあまり数が多くなく、結局専用に運用できなかったのが悔やまれるところです。結局遅くて不便な普通列車との烙印を押されたまま過ごしたことになります。

さて、ここからはすぐに接続する釧網線列車に乗り継ぎです。釧路行きの列車には知床斜里で切り離すキハ40が1両ついています。釧網線は多くの列車がキハ54で、キハ40が登場するのはこのいくつかの列車だけになります。そして翌朝に網走、北見方面への通学列車として運行されるのです。
北の40記念入場券収集旅第1回

摩周駅

今回のキハ40記念入場券で最も買いにくい駅は多分摩周駅でしょう。15時10分閉店と営業時間が短い上に特急等を使ってもなかなかここまで来るのは大変です。今回は摩周駅近くの摩周温泉郷で宿を取り、早朝からこの駅で購入しようと思ったわけです。うまく駅前の旅館に入り、朝までよく眠りました。
摩周駅の窓口営業時間は朝6時20分からです。
券面はキハ40 1779の「道東森の恵み」号です。釧網線のキハ40定期運用は先の知床斜里・緑発着便しか無く、何故この駅で発売したのかはわかりませんが、ともかく最大の難所をクリアしました。
北の40記念入場券収集旅第1回

釧路駅

今回は釧網線SL冬の湿原号の記念入場券の発売もありましたので、この購入のために標茶も訪問、街の中を歩きまして神社を発見し初詣し釧路行きに乗り継ぎます。
北の40記念入場券収集旅第1回
釧路での接続時間は短く、みどりの窓口も混雑しておりちょっと焦りながらではありましたが無事に購入できています。
券面はキハ40 1700代で釧路運輸車両所はほぼ全てのキハ40が1700番台に固定されているもののわずか3両の未更新車のためにダイヤを合わせざるを得ず、普通列車のスピードアップも一切行われなかったのはこれまた残念な話です。(そういう意図があったかはわかりませんが函館地区は1700番台限定の運用があるはずです)
ここでもSL冬の湿原号の入場券も入手できました。
北の40記念入場券収集旅第1回

帯広駅

釧路-帯広の普通列車の利用は中間地点で非常に少なく、駅としても古瀬駅が今年廃止になりますし、もはやこの時期のフリーきっぷを持つマニアしか乗っていないと言っても過言ではありません。ただ、帯広まで来ますと特急列車の本数もありますし、もう札幌に帰ってきたなと思うような錯覚すら思えます。
券面はそのキハ40 700代釧路運輸車両所の数少ない未更新機関の車両です。なぜこの車両が残ってたんでしょうね。

新得駅

さて、帯広で終着だった列車はそのまま新得行きとなるようです。帯広での普通列車同士の乗り継ぎは非常に悪く、まぁわざとそうしている感すら漂うわけですが、特急列車と普通列車の速度差なんかも理由の一つと思いますので、是非普通列車の車両更新の暁には便利になったなと実感できるダイヤになって欲しいなと思っています。
券面はキハ40 777首都圏色です。国鉄を彷彿させる個人的にはあまり好きな塗色ではありませんが、マニアには人気が高いようです。

北の40記念入場券収集旅第1回
ここからは特急スーパーおおぞら8号へ乗り継ぎ、この時期ですから当然自由席は座れず、新夕張まで移動。新夕張ではまた1時間以上待ちまして普通列車で千歳駅まで移動、最後はこれまた普通列車で帰宅。1泊2日でやたらキハ40に乗りまくった2日間でした。
北の40記念入場券収集旅第1回

今回までで
函館
七飯
新函館北斗

長万部
●倶知安
●苗穂
●岩見沢
●滝川
●旭川
富良野
●新得
●帯広
●釧路
●千歳
東室蘭
●苫小牧
●追分
名寄
●摩周
●遠軽
●北見
●網走
静内
以上15駅購入。残り9駅となりました。道南もキハ40に揺られる購入旅ができればいいなと思っていますがさてどうなりますか。

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道 一日散歩 わがまちご当地入場券 北の40記念入場券

検索入力:

記事カテゴリ

最近の100件を表示