北海道の交通関係


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北の40記念入場券収集旅第2回

2020/03/28

前回の収集旅からしばらく経ってしまいました。
JR北海道が昨年まで行っていた「わがまちご当地入場券」に続き発売を開始した着地型記念入場券であります「北の40記念入場券」道内24駅での発売となっております。

JR北海道
2019.11.29
キハ40形 山紫水明シリーズ運行開始記念
北の40記念入場券を発売します
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20191129_KO_40.pdf



前回の記事
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=932

さて、前回は札幌圏から道東にかけての15駅をお正月休みを生かして購入してきました。少し間が空いたのは2010年3月14日にはダイヤ改正があり、気になるいろいろな項目もありますし、当サイトで扱っております時刻表への付加情報(両数・発着番線)は現地調査を行っておりますので、これとともに購入に回ってみようと思っていたんですね。まぁ、この時期比較的安価に回るためには期間限定のフリー切符なんかも使えるからという意味もありますが。

富良野駅

ダイヤ改正直後はたいてい札幌から旭川・富良野・滝川を回って帰るという周回コースで時刻などをチェックするのがここ数年のパターン。こちら側は今回も列車時刻に大幅な変更がなかったこともあって、今回もこのルートを回ってみます。先に桑園駅・白石駅の時刻表をチェック。今回改正ではこの2駅の時刻表掲示に札幌圏普通列車各列車の編成両数が記載されましたので、これを確認しました。札幌10:23スタートで江別駅。江別駅は折り返しホームがあり、到着時刻表が整備されています。



また、国鉄バス時代から続く駅ロータリーでのジェイアールバスの発着は「駅ロータリー」の「違法な利用者出迎えの自家用車による混雑」のために駅から離れた場所からの発着になるという正直意味のわからない対策が行われるということで終了しますのでこれを最後に見に来たのもあります。今は乗務員休憩所のこの建物ではバスの切符売り場があったなんてのも含めて全て過去帳入りですね。


直後の岩見沢行きで岩見沢駅を確認。この駅は数年前から到着時刻表が撤去されてしまったのが残念です。ここで昼食を買うのがパターンです。一時期なくなっていましたが復活した釜飯が今も駅内の観光案内所で購入できるのは嬉しいことです。


岩見沢11:33発の旭川行き普通列車は途中駅で特急に抜かれないこともあって往年の急行列車並みの時刻で走る速達型の普通列車。平均速度は70キロを超えます。そして旭川駅で時刻表をチェック。今回改正から駅自前で配布していた発着番線入りのポケット時刻表は姿を消したようですが到着時刻表は掲示がありましたので助かります。

旭川駅にも観光客の姿はほとんど見えず、コロナショックの深刻さを感じます。13:45発の富良野線列車は1両。観光客の姿はほとんどなく、寂しい限りです。富良野駅も駅蕎麦店がコロナの影響で閉店中。多少時間がありますのでフラノマルシェへ行ってみますが、こちらも駐車場はそこそこ停まってるんですが、利用客はまばら。



その富良野駅ぶんを購入です。釧路運輸車両所のキハ40首都圏色をあしらっています。滝川-東鹿越の区間運行になっている根室線は今も釧路運輸車両署の管轄のようで、このあと乗った滝川行きも釧路所の車両でした。滝川駅でも時刻表の発車番線をチェックしています。


長万部駅

ダイヤ改正後のもう一つの確認ルートは札幌から小樽・倶知安回りで長万部、そして東室蘭・苫小牧回りで札幌に戻る一周ルートです。毎度いつもこの回り方なので、たまには逆ルートでと快速エアポート84号で出発したところ北広島駅に停車したところで信号不具合で停車中という一報。これは1時間程度で復旧しないと判断しまだ定刻で動いていた小樽行きエアポート85号に乗り換えて、小樽回りで周回することにしました。途中若干のダイヤ乱れはあったものの特段問題なく回れてよかったです。多分あのまま北広島で待っていたなら2時間以上待ちぼうけで札幌方面にも戻れずアウトだったと思われます。なお、この時に乗車した今回改正で登場したH100型車両については項目を改めようかと思います。


長万部の図柄は苗穂運転所のキハ401700ですね。函館本線長万部-小樽の全列車がH100型かキハ201に統一されたため、もう長万部では苗穂運転所のキハ40を見る機会はなさそうですが、函館・苫小牧からの車両はまだまだ見ることができそうではあります。

駅前のかなや食堂のテレビがコロナ問題を伝えるワイドショーでしたが、真偽の怪しい情報を流すテレビに意味があるんでしょうかね。


東室蘭駅

発車番線などのチェックだけなら数分の乗り換え時間でチェックしますが、切符の購入はそうはいきません。あまりにも接続が良すぎるのも考えものではあります。わがままですけどね。長万部15:24 発の東室蘭行きは東室蘭で3分接続で苫小牧行きに乗り継げますが、これでは切符は買えません。
東室蘭の図柄は苫小牧運転所のキハ401700です。見慣れた車両ではありますが、最近長万部側では日高線の塗色を纏った車両を多く見ます。肝心の日高線は災害で運休が続いており復旧することはほぼないと思われますので、動ける車両を融通してると言えましょうか。


この日は一旦室蘭を往復し、4月から窓口の営業が短縮されることもありますので確認。平日の訪問ということで、通勤・通学列車としてよく使われているのも確認できました。また、新千歳空港駅も含めいくら夜とはいえ空港は全体に人が少なく、ここでもコロナショックの大きさを感じます。そして新設された特別快速エアポートの指定席を購入して乗車。まぁ、停車駅が少ないだけで大きな差はないんですけどね。




名寄駅

他の駅と一緒に回るにはちょっと難しかった名寄駅は単純な札幌からの往復で行ってみます。ただ、一捻り、特急ライラック号のグリーン車を使ってみようじゃないか。北海道新幹線開業までは八戸・新青森-函館を結ぶ特急スーパー白鳥に使われていた車両がほぼそのまま転用された特急ライラックには少ないながらもグリーン車があります。岩見沢-旭川という短い区間(100km以内だと指定席特急券との差額が小さく比較的安価に利用できる)ではありますが約1時間のグリーン車の旅を楽しんでみましょう。



札幌の出発は10:37岩見沢までは普通列車で行きまして、岩見沢-旭川を特急ライラック13号のグリーン車に乗ります。先客は2名。グリーン車は快適なのですが、天井の蛍光灯、本来は電球色なのですが、1本だけ昼光色の別の色が入ってたり、私の席の広報誌はコーヒーをこぼしたようなシミがあって、所々開けない。流石にこれはゴミ箱行き(次の人が開いたら嫌な気分になるよね)もちろんシートは今でも快適で、津軽海峡をイメージしたはずの深い青系の内装も好きなのですが・・・

旭川からは普通列車に乗り継ぎ。改正後北見方面の快速には倶知安方面で使用されていたキハ150が運用されているようですが、こちらはキハ40のママです。今後のH100型の増備状況によってはこちらもあまりキハ40は長くないかもしれません。途中士別で8分ほど停車する列車ではありますが、ワンマン運転士が忘れ物をしたという乗客対応のために結局ほとんど停車時間を取れず、今も残る駅構内店舗での購入は次回持ち越しです。
名寄は折り返し時間だけの訪問になってしまいますが、無事購入。旭川運転所のキハ40700が図柄です。


今回は4駅購入。19駅まで来ました。残り5駅ですが、函館方面の4駅と静内駅です。函館方面はなかなか札幌からの日帰り「普通列車」だけでは難しいですね。JR以外の交通機関も使いつつ訪問したいなと思っています。ただ、不要不急な移動は避けたい状況でもありますが、発売期間もありますので、なんとか実現したいところではあります。

函館
七飯
新函館北斗

●長万部
●倶知安
●苗穂
●岩見沢
●滝川
●旭川
●富良野
●新得
●帯広
●釧路
●千歳
●東室蘭
●苫小牧
●追分
●名寄
●摩周
●遠軽
●北見
●網走
静内

次回
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=948

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