北海道の交通関係

2020年3月改正後のJR北海道の普通列車用気動車の転配

2020/07/06
今年1月に当サイトでは毎度当たらないJR北海道の車両転配について書いていましたが、先月もその記事に多数のアクセスをいただいて心苦しいことこの上ないので、その(大外しした)結果を発表しますね。

前回の記事

 

north-tt
月の最後にJR北海道H100形導入にともなうキハ40の転配予想
https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=936


まず、現時点(おおむね6月末)に各区所に所属している一般形気動車を列挙しましょう。

苗穂運転所に所属する一般形気動車

・キハ150
キハ150-14・・・転属せず、ただし運用もされていない
キハ150-15・・・転属せず、ただし運用もされていない

・キハ40
(機関換装・保全工事終了車)
キハ40 1790 (山明号)
キハ40 1816 (3列シート)
キハ40 1818 (3列シート)
キハ40 1821 (3列シート)
キハ40 1824 (3列シート)・・・旭川運転所転属
(事業用・団体・臨時用)
キハ40 301 (検測車牽引車・冷房車)
キハ40 302 (主に団体・臨時用・冷房車)
キハ40 303 (主に団体・臨時用・冷房車)
キハ40 304 (検測車牽引車・冷房車)
キハ40 331 (主に団体・臨時用・冷房車)
キハ40 336 (主に団体・臨時用・冷房車)
(札沼線旧石狩当別以北専用)
キハ40 401・・・転属せず、ただし運用もされていない
キハ40 402・・・転属せず、ただし運用もされていない
(未更新車)
キハ40 817 (3列シート)・・・廃車
キハ40 819 (3列シート)
キハ40 820 (3列シート)・・・廃車?
キハ40 822 (3列シート)・・・廃車?
キハ40 823 (3列シート)
キハ40 825 (3列シート)・・・函館運転所転属

・キハ201
旭<キハ201-101+キハ201-201+キハ201-301>倶
旭<キハ201-102+キハ201-202+キハ201-302>倶
旭<キハ201-103+キハ201-203+キハ201-303>倶
旭<キハ201-104+キハ201-204+キハ201-304>倶

・H100
H100-1
H100-2
H100-3
H100-4
H100-5
H100-6
H100-7
H100-8
H100-9
H100-10
H100-11
H100-12
H100-13
H100-14
H100-15

旭川にすべて転属するかに見えたキハ150のうち2両が苗穂運転所に存置されています。ただし、改正後運用された形跡はありませんし、車体に錆があるなどが痛んでいたこともあって、整備のためかもしれません。今のところ運転所内に留置されていて、特段の動きがありません。これはキハ40 400番台2両も同様で、今後転属するのか、それとも現在キハ40で運用される札幌-旭川の1運用(923D-922D-926D-929D-930D-回送)で使用するのかが気になるところです。現状では冷房車が入らないこともありますので、これが冷房付きのキハ150で運用されると個人的には嬉しいのですが、今のところそういう動きはなさそうです。

全く予想していなかったのがキハ40 825の函館転属で、現在元気に函館地区で運用されているようです。当然機関更新車が転属すると思っていたのですが、まさかの未更新車。とはいえ当該の825はキハ40の最終増備グループで最も新しい(とはいえ1982年製)というのもあったのかもしれません。

改正後苗穂運転所のキハ40運用は先の923Dからの1運用、1日2両だけなので、今後もこれのために苗穂運転所にキハ40を保持するのかが気になります。

キハ40 817は最近解体が開始され、822も解体待ちにみえます。上記の通り、運用に使用する車両は限られますので、苗穂運転所の未更新キハ40は遠くない将来に運用を外れるのではないかと思われます。それまでは検査の期間や車両の状況などで使い分ける形に見えます。

何度も書いていますが、札幌-旭川の1運用をキハ40で運行する理由は苫小牧・旭川の一般形気動車を整備する際、返却する際にこの列車に連結するという意味がありますが、その必要性をいつまでも維持するのか?という面も苗穂運転所に旧来の気動車を存続させるかどうかの判断になりそうです。


函館運転所に所属する一般形気動車(キハ40のみ在籍)

(機関換装・保全工事終了車)
キハ40 1792
キハ40 1800
キハ40 1801
キハ40 1803 (3列シート)
キハ40 1804 (3列シート)
キハ40 1805 (3列シート)
キハ40 1806
キハ40 1809 (海の恵み号)
キハ40 1811
キハ40 1813 (3列シート)
(未更新車)
キハ40 734
キハ40 802 (3列シート)
キハ40 825 (3列シート)・・・苗穂運転所から転属
(未更新車なおかつキハ40の最古参である量産先行車)
キハ40 831
キハ40 835
キハ40 837
(参考:道南いさりび鉄道譲渡車・全て機関換装・保全工事終了車)
キハ40 1793 (ながまれ号)
キハ40 1796 (濃赤)
キハ40 1798 (国鉄急行色)
キハ40 1799 (ながまれ号)
キハ40 1807 (国鉄首都圏色)
キハ40 1810 (濃緑)
キハ40 1812 (山吹)
キハ40 1814 (山吹)
キハ40 1815 (白色)

苗穂運転所の項でも記載した通り、キハ40 825がやってきました。早速使用されている姿を目撃しております。今のところ量産先行車3両も離脱していないように見えますが、こちらは検査期限が来るまでって感じなんでしょうか。車両の状況も悪くないのでしょう。ただ、現時点で苗穂から1両やってきたことでの離脱がないということはで、逆に今走っていると安心できず、そう遠くないうちに量産先行車は離脱するものと思われます。


苫小牧運転所に所属する一般形気動車

・キハ143
室<キハ143-151+キハ143-101>札
室<キハ143-152+キハ143-102>札
室<キハ143-153+キハ143-103>札
室<キハ143-154+キハ143-104>札
室<キハ143-156+キハ143-157>札

・キハ150
キハ150-101
キハ150-102
キハ150-103
キハ150-104
キハ150-105
キハ150-106
キハ150-107
キハ150-108
キハ150-109
キハ150-110

・キハ40
(機関換装・保全工事終了車)
キハ40 1701
キハ40 1703
キハ40 1704
キハ40 1705
キハ40 1706
キハ40 1715・・・旭川運転所転属
キハ40 1762
キハ40 1763
キハ40 1767
キハ40 1771
キハ40 1772
キハ40 1780 (花の恵み号)
キハ40 1783
キハ40 1784
キハ40 1785
キハ40 1786
キハ40 1787
キハ40 1788・・・旭川運転所転属
(機関更新車・日高線塗装)
キハ40 351・・・苗穂工場留置中
キハ40 353
キハ40 354
キハ40 355
キハ40 356・・・苗穂工場留置中
キハ40 357
キハ40 358
キハ40 359

キハ40の日高線専用車だった350番台。日高線の被災前は波をかぶるような場所も走るなど使用環境が劣悪なこともあって、全体に痛みが見えます。最近それほど見かけていない印象ですが、どんな感じなんですかね?
キハ150は冬季の函館線長万部-小樽への貸し出しがなくなった結果、通年苫小牧、室蘭近郊で使用できますので、これにてキハ40が置き換えられるとも言えます。
キハ40は2両が旭川に転属し、日高線専用車も2両が苗穂工場で長期留置されていますので、廃車解体も考えられる状態ですね。旭川にH100が入ってきたことによる転配は意外と苫小牧かもしれませんね。


旭川運転所に所属する一般形気動車

・キハ150
キハ150-1
キハ150-2
キハ150-3
キハ150-4
キハ150-5
キハ150-6
キハ150-7
キハ150-8
キハ150-9
キハ150-10
キハ150-11・・・苗穂運転所から転属
キハ150-12・・・苗穂運転所から転属
キハ150-13・・・苗穂運転所から転属
キハ150-16・・・苗穂運転所から転属
キハ150-17・・・苗穂運転所から転属

・キハ40
(機関換装・保全工事終了車)
キハ40 1707
キハ40 1711
キハ40 1712
キハ40 1714
キハ40 1715・・・苫小牧運転所から転属
キハ40 1716
キハ40 1720 (流氷の恵み号)
キハ40 1724
キハ40 1725
キハ40 1727
キハ40 1735
キハ40 1736
キハ40 1744
キハ40 1745
キハ40 1747
キハ40 1761
キハ40 1788・・・苫小牧運転所から転属
キハ40 1791 (紫水号)
キハ40 1824・・・苗穂運転所から転属
(未更新車)
キハ40 708
キハ40 721
キハ40 726
キハ40 729
キハ40 730
キハ40 732
キハ40 733
キハ40 746
(未更新車なおかつキハ40の最古参である量産先行車)
キハ40 826・・・廃車
キハ40 827・・・廃車
キハ40 828
キハ40 829
キハ40 830
キハ40 832
キハ40 833
キハ40 834

・キハ54
キハ54 501(転換)
キハ54 502(リクライニング)
キハ54 503(転換)
キハ54 504(リクライニング)
キハ54 505(転換)
キハ54 506(転換)
キハ54 509(転換)
キハ54 510(リクライニング)
キハ54 511(転換)
キハ54 512(リクライニング)
キハ54 513(リクライニング)
キハ54 527(急行仕様)
キハ54 528(急行仕様)
キハ54 529(急行仕様)

・H100
H100-16
H100-17
H100-18
H100-19
H100-20
H100-21
H100-22
H100-23
H100-24
H100-25
H100-26
H100-27

ついにH100型が旭川にも配属されました。その数12両。そのままキハ40を置き換えるかどうかはともかく、まだ運用には入っていませんから、次回改正からになるのか、それとも秋口あたりにすこしづつ運用を開始するのかが注目されます。

そんななか、他区所から3両キハ40がやってきていますので、それもあって、一部の量産先行車キハ40が廃車になりました。キハ40 826は、元101つまりはキハ40の最古参車両でした。廃車になればあっけないものでありますし、一部には最古参キハ40は保存をとか言う声もありましたが、それを行うことは今のJR北海道には無理な話です。

そして、キハ150は石北線での運用が開始されました。特別快速きたみも含めた、石北線の網走までのかなり広範囲で運用されていますが、キハ40をすべて追い出せるほどの両数ではありませんので、もうしばらくキハ40の活躍も見れそうです。同様にキハ54がメインで使われていた留萌線もキハ150運用をまま見ています。

そのキハ150ですが、側面の行先方向幕対照表をネットに公開されている方がおられまして、私自身は未確認なのではっきり申し上げられませんが、宗谷線比布以北、釧網線の行先が一切入っておらず、石北線と、何故か函館周辺の行先が入っています。現在キハ40が入っている区間では知床斜里・緑-網走、そして名寄、音威子府は入っていないところを見ると、宗谷線にはH100を入れる可能性が高いかな?とは思っています。キハ150もH100同様のLED行先表示のほうがいいのでは?とは思いつつですが。

そう思いますと、キハ40も、もうしばらくは残りそうではありますが、石北線の上川以東の長距離運用は今後少なくなっていくかもしれませんね。少なくとも富良野線の早朝に運用されていたキハ40は今はなくなったように思います。


釧路運輸車両所に所属する一般形気動車

・キハ40
(機関換装・保全工事終了車)
キハ40 1709
キハ40 1722
キハ40 1723
キハ40 1737
キハ40 1738
キハ40 1740
キハ40 1741
キハ40 1742
キハ40 1749 (国鉄首都圏色)
キハ40 1751
キハ40 1752
キハ40 1754
キハ40 1755
キハ40 1756
キハ40 1758 (国鉄首都圏色)
キハ40 1759
キハ40 1760
キハ40 1765
キハ40 1766
キハ40 1768
キハ40 1774
キハ40 1775
キハ40 1776
キハ40 1778
キハ40 1779 (森の恵み号)
キハ40 1797
(未更新車)
キハ40 739
キハ40 757
キハ40 777 (国鉄首都圏色)

・キハ54
キハ54 507(転換・流氷白)
キハ54 508(転換・流氷青)
キハ54 514(転換)
キハ54 515(リクライニング)
キハ54 516(転換)
キハ54 517(リクライニング)
キハ54 518(転換)
キハ54 519(リクライニング)
キハ54 521(転換・地球探索)
キハ54 522(リクライニング789・ルパン)
キハ54 523(リクライニング)
キハ54 524(リクライニング)
キハ54 525(転換)
キハ54 526(リクライニング)

現在のところ釧路のキハ40については特段の動きは見られないようです。3両の未更新キハ40もそのまま使用中ですが、こちらも検査期限までかもしれません。キハ40は一部花咲線に入る運用がありますが、これもどうなるんでしょうね。


取り急ぎ記載しましたが、今後キハ40に限らず夏場に窓を開けて車窓を楽しむ昔ながらの鉄道の旅をできるのは、もう少ないと思います。コロナの心配もありますが、ぜひ廻ってみたいなとも思っています。

カテゴリ: 北海道の交通関係 JR北海道

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