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「北の大地の入場券」収集旅13-2(美深・音威子府)
2020/10/22
「北の大地の入場券」宗谷線の購入を行っています。宗谷線に関しては北に行くに従って列車の本数が減りますので、鉄道を使って集めるというのをやろうとすると大変というのがあります。しかし、クルマで集めようとしたところで、札幌からこの地域に行くのはかなり時間がかかり、かなり思い切らないといけないという面があります。今回のように鉄道を使えるフリーパスが安価に出ると集めやすいなとも思います。申し訳なさとともにありがたくもあります。
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https://traffic.north-tt.com/09_article.php?article=995
美深駅(美深町)
・発売箇所:美深駅・指定神社:美深神社
・お土産:美深観光協会
名寄駅の待合室にはテレビが設置されています。今や駅の待合室にテレビが設置されているというのは珍しいとも言えるかもしれません。しかも、チャンネルが民放のHTBなんですね。テレビ朝日系になります。しかも音量が大きく、科捜研の女の再放送が大音響です。ちょうど犯人が誰か追い詰める・・・ってところでタイムアップ。列車の時間です。

旭川行き、稚内行きの2本の普通列車がホームにいる中、1番ホームに入ってくるのが特急サロベツ1号。名寄駅の全てのホームが埋まる時間帯になります。
サロベツ1号は旭川を午後に出て、夕方に稚内に到着しますので、利便が高く混み合う列車でしたが、今日見る限りはそれほどでもありません。名寄から先は軌道強化も行われていませんので最高速度は85km/hのはずです。そんななかまだ美深までの区間は直線が多く速く走ってるなぁという印象です。

美深駅は簡易委託駅で集札しませんので、降りる人に車掌がきっぷを確認します。これが夜になると名寄も含めてほとんどの駅が無人ですから車掌さん大変でしょうね。


さて、簡易委託の窓口で「北の大地の入場券」を購入。委託になってもかなり広範囲に乗車券類を購入可能となっています。駅内には美幸線の展示室もあり、リニューアルしたとのことで、ちょっとだけ見学して、自転車で街に出ます。


美深神社は鎮火碑があり、昭和33年の大火で建てられたもののようです。国道から入る鳥居しかなく、近くに市道があるのに抜けられないのは、もしかすると神社を防火壁的に考えているからなのかもしれません。賽銭箱の投入口、これ、換気扇のスリットだよね?
美深駅は観光協会が運営する売店があり、鉄道グッズが多数。ただ、そのあたりには食指が動かず、白樺樹液「森の雫」を購入。町内には白樺樹液をつかったクラフトビールの醸造所もあるようなので行ってみたいですね。
音威子府駅(音威子府村)
・発売箇所:音威子府駅・指定神社:八幡神社
・食事:-

特急を追いかけてくる形でやって来た稚内行きの普通列車。乗客はわずか3人で、全員がいかにもな旅行客です。各駅に止まりますが、駅巡りの方が乗り降りしたくらいで全く利用も無く、普通列車は厳しいと感じさせます。以前「ご当地入場券」購入の時もこの列車に乗っていますが、夏休み時期で10人ほどだったはずで、普通列車の利便性が良くないのもありますが、厳しいなあとも思います。この列車には運転士さんが後部にも添乗。音威子府まで行かれる方で、そういう運転士さんの運用も大変だろうと思います。



秋の夕日を眺めながら普通列車というのもいいものです。そういえばこの車両、急行礼文で使用されていた急行仕様のキハ54で、ロングシートを増やしていますが、新幹線の0系シートを設置しています。クロスシートは全ての席で前を向けるのがいいですね。

音威子府の到着は16:07で、約1時間ほど列車は停車しているのですが、窓口はその間に閉めてしまいます。購入希望者も多く、なんとか間に合って良かったです。朝も早いわけではないので、購入できる時間が制約されるんですね。

そろそろ暗くなってきましたので、自転車もライトをつけて出発です。途中おといねっぷ美術工芸高等学校ではトンカンと何か制作している音が響いています。基本的にこの高校は全寮と聞いていますので通学はないはずです。道外からも生徒を集めるのですが、鉄道利用には結びつかないのですね。

八幡神社は長い石段が見えています。130段はあるんじゃないかしら。さすがに向かい風で自転車漕いでって感じですので足ガクガクでしたが、なんとか参拝。

音威子府はお蕎麦を食べたいのですが、駅構内の常盤軒さんはコロナで現在営業休止中ですし、元々15時頃までの営業で、一路食堂さんも、どうやらきょうは閉店。そして駅近くにある道の駅の天北龍さんも15時で閉店ということで、残念ながら今回お蕎麦は無し。駅へ戻るともう日は暮れて真っ暗になってしまいました。


駅構内の天北線資料館は17時で終了。旭川行きの都市間バスえさし号が17:25に出発したら(5分近く早く出て行ったけど、いいんだろうか?)宗谷バスの案内所も終了。駅は誰もいなくなってしまいました。ちなみに駅にはWi-Fiは無いようです。

また、JR駅窓口と宗谷バスの窓口の間にあったキヨスク跡地は改装中で、村による物産やギャラリーのための場所になるようです。
定刻通り音威子府終着の4329D普通列車が到着。1人降ろして、この列車が名寄行き4328Dになります。あら、この車両も急行様車ですね。運転士さんが全ての座席を前向きに転換させているのが嬉しいです。札幌圏の転換シート付きの721系も車掌さんによっては転換していますし、しない方もおられるので、多分職員さん個人の「サービス」なのだと思うんですね。こういう細かいのが嬉しいのです。

多分音威子府の駅員氏では無いかと思われる方が客席に。名寄あたりから勤務に来られているのでしたら大変ですね。音威子府にはJRのマークが入ったアパートがあるのですが、この地で勤務するのは本当に大変なことだと思います。

美深では高校生も含めて数人乗車があり、日常的な利用者もおられるようですが、絶対数が少ないのは否めません。今回、帰りは特急宗谷でもいいのですが、あえて普通列車に乗ってみます。汽笛を鳴らし、鹿の出現でのブレーキも少なくなく、小駅に停車してはドアを開け、暗闇を走る列車はどこか異世界です。まだ18時台ですよ。
名寄からは旭川行き普通列車に乗り換え。以前はこの列車も直通していた記憶がありますが、運用が変わったのかもしれません。帰宅の高校生が多く、東風連で乗る高校生はいないようです。駅が高校近くに移転したらかなり通学は楽になりそうですね。
キハ40の普通列車は、意外と頑張って走ります。通過駅の少ないタイプの列車ですが、乗ってくる人は少なく、風連、多寄、士別で多くが下車。そして士別ではまた高校生が乗ってきます。やはり廃駅が予定されている駅はこの時間でも利用が無いわけで、利用が無いからこそ廃止されるわけですね。
うつらうつらしていますと汽笛が、そして非常ブレーキのパーンというエアの音が響いて停車。北剣淵駅近くと思われます。鹿とは接触しなかったものの非常を扱ったこともあって指令との無線やりとりがあってアナウンス。そして発車。車内の高校生は「いつものこと」のようで全く動じません。その後は5分程度の遅れで進み途中でほぼ定時刻に戻りました。比布付近からは乗客が増えてくるのはやはり旭川近郊は少ないながらも利用があるので、使いやすいダイヤを期待したくなります。
旭川からは特急オホーツクで帰宅。こちらも江別付近での上り列車の鹿接触で遅れ、なかなか鹿は厄介ですね。本当に年々酷くなって行くように感じます。
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